2015年08月30日
【都立中高一貫校】 さあ、記念祭(文化祭)に行こう!
★ 夏休み最後の風景
いよいよ、今週末で夏休みも終わりという学校が多いと思います。
私の3人の子供達は計画通りに宿題を消化できず、ヒイヒイ言いながら宿題と格闘しています。
毎年毎年、相も変わらずに繰り返す光景です。
上の2人は、夏休みと言っても、部活や記念祭(文化祭)の準備で毎日学校に行っていますから、ここ1週間程、「学校で部活・記念祭準備→家で宿題→学校で部活・記念祭準備→家で宿題→・・・」という生活パターンとなっています。
一番下の娘は、受験勉強で大変な子供が多いので小学六年生の宿題は少ないと聞くにも関わらず、なぜかまだ宿題がたっぷり残っているみたいです。
しかも、自由研究の仕上げまで残っているらしい・・・。
自由研究は、私も妻も手伝わない主義です。
どんなにしょぼい内容になっても、思い通りの結果が出なくても、自分でやることを考え、そして自分で手を動かすことに、自由研究の本質があるはずですから。
まあ、夏休みも残すところ今日1日、泣きながらでも頑張ってもらいましょう。
もしくは、自分で先生に「できませんでした」と報告させたいと思います。
さて、今日は、息子の通う都立中高一貫校の記念祭(文化祭)について、書いてみたいと思います。
記念祭、来週末に予定されていますから。
★ 自由で伸び伸びとした空気
私は、昨年初めて、息子の学校の記念祭に行きました。
ただ、短時間になんとなく目につくものを見てきたという感じで、あまりじっくりと見てきた訳ではありません。
しかし、短時間の訪問だったものの、生徒達の活動する姿や展示物から、厳しいルールが無くとも規律を守る生徒集団だからこそ醸し出せる「自由で伸び伸びとした空気」を、強く感じることができました。
ユーモアと高い知性がミックスされた展示物が多くあったりして、表現しがたい自由な雰囲気を感じたのです。
とりあえず、昨年も記念祭の記事を書きましたので、参考までにリンクを貼り付けておきます。
(【都立中高一貫校】 記念祭で見える学校の素顔) ← クリックして下さい
また、次のブログを見つけました。
こちらのブログ、私の下手な表現よりもリアルに記念祭の面白さを伝えていると思います。
私が書いた記事ではないので勝手なこと言うなと叱られるかもしれませんが、ぜひお読み下さい!
(緋月さんによる気ままブログ。) ← クリックして下さい
★ 今年の記念祭
息子は、今年の記念祭で劇に参加し、役者として舞台に立つそうです。
この劇というのは、当然ながら全てを生徒達だけで作り上げます。
監督の立場で制作の全てを仕切る生徒、ストーリーを創作して台本をゼロから作り上げる生徒、役者としてセリフを覚えて舞台に立つ生徒、ストーリーに合わせて小道具を作る生徒、効果的な照明を考えて操作する生徒など、生徒達だけで分担を考え、試行錯誤しながら作り上げているとのことです。
まあ、後期生(高校生)ぐらいになると、これぐらいのことは出来てくるだろうとは思います。
しかし、2年生でもこのような劇をする集団があるようで、なかなか大したものだと思います。
そもそものところで、息子の学校では、学校行事毎に生徒から幹部が選ばれ、その幹部達が行事の全てを仕切る仕組みになっています。
おそらく、学校全体に「生徒自身が能動的に何でもやって行く」という雰囲気があるのだろうと思います。
このような雰囲気があるからこそ、様々なことを生徒達だけで試行錯誤しながらもやり遂げようという気持ちになるのだろうと思います。
それにしても、このような環境で思春期を過ごせることは素晴らしいと思います。
★ 記念祭へのお誘い
今年、息子の都立中高一貫校の記念祭(文化祭)は、9月5日・6日に行うそうです。
都立中高一貫校に興味のある方は、ぜひ行ってみて下さい。
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以上
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この下の、春子様のコメントをぜひお読み下さい。
(気がついてくれればいいのですが・・・)
春子様
コメントありがとうございます。
これからも、ぜひご自由に色々とお書き頂ければと思います。
私の息子もこの学校が好きですよ。
おそらく、多くの生徒がこの学校でよかったと思っているのではないでしょうか。
1期生・2期生を担当された大半の先生方は、既に異動されていると思います。
まあ、先生方の異動は仕方ないと思います。
うちは、もう卒業してしまったのですが、
学年によりカラーがあるのはそうだと思います。
うちの学年は試しなのか先生がコロコロ変わりました。
嫌な先生や、賛否が分かれる先生などもいて、学力的にも
伸びがイマイチという事もありました。
先生が変わった途端に出来るようになったり…
私は先生で左右される事もまだまだある年頃だと思ってます。
でも、この学年の凄いところはそのお試しのような
学校側の態度にもめげず、みんながとても伸び伸びと
学校生活を楽しんでいた事です。
多少の不満もありましたが、環境を受け入れ、
行事(笑)に邁進していました。
不満と申しましたが、生徒達が学校側に願望を訴えた事もあるんです!
まだまだ成長途中だった初期の頃ですから、そりゃ、色々ありますわね。
でもそれを皆ら力に変えてました。
この学年の下では、また違う担任団のカラーで、
もの凄い勉強モードだったり…。
それら全てを力に変える能力のある子供達だと思います。
暫く様子を見てみてはいかがでしょう。
主様
勝手にすみません。こんな事を人様のブログに書いていいものか
悩んだんですが、不安に思われている方がいるなら、
少しでもと思い、書かせて頂きました。
うちの子はこの学校が大好きです。今年も記念祭見に行ったみたいですし。
ただ、お世話になった先生方が、出られてしまっているので、
少し残念そうでした。公立だからそこは仕方ない事なのでしょうね。
やはり学年のカラーというものがありそうですね。
ただ、それぞれの学年の生徒の意欲や活気に、担任団が
少なからぬ影響を与えるという点は、否定できないと思います。
「生徒達はお互いに刺激し合って、自ら進んで勉強するので。」
→本当にそうなることを願っています。
保護者の方や上の学年の方と話しいると、この部分はそうでないご家庭も
たくさんあるので、個人差があるのかなとも思います・・。
心配なのは、大量の宿題に追いまくられていて、じっくり何か考えたり、
好きなことに没頭するという時間的余裕がないように感じられることです。
感受性の鋭い時期なのに、少々もったいない気がします。
ある程度の学力レベルにある学校においては、テクニカル的なものよりも
熱意・情熱で生徒達に刺激を与えれることの方が先生方に求められる大切な
要素だと思います。
→それは、本当におっしゃる通りだと思います。
ただ、そうした熱意・情熱を持った先生に当たるかは、その学年で
差異があり、当たり外れが大きいのが残念です。
基本的に担任団が6年間変わらないということは、この学年は
「ついていない」学年ということになってしまいます。毎年変われば、
こうした問題は解消されますが、そうはなっていないという担任団持ち上がり
システム的を問題にしているわけです。
そうした運、不運を補うのが「塾」「予備校」の存在なのですが、
あんなに大量の宿題があるとそれもままなりません。
進学校の生徒の進学率の高さを支えているのが、確かに学校の授業ではなく、
「塾」の存在が大きいですよね。
やはり、学校、先生には期待しないで、家庭の教育力で何とかする、ということに
落ち着くのでしょうか。
ご助言にあった通り、あまり先生や学校には過度の
期待しないようにします。
お忙しい中、貴重なお時間をありがとうございました。
コメントありがとうございます。
1年生さんは、先生方に理想を求めすぎているように感じました。
お書き頂いた内容を要約すると、次のような感じでしょうか。
〇 先生の当り外れが大きく、1年生の担任団は外れ。
〇 だから、多くの1年生が「授業が楽しくない」とか「学校が楽しくない」などネガティブなことを言っていて、記念祭での1年生の展示物にも意欲の低下が見られた。
まず、先生に多くのことやハイレベルのことを求めすぎていないでしょうか?
都立中高一貫校の先生は公募で集められることもあり、熱心で意欲的な方が多いと思っています。
しかし、「熱心で意欲的なこと」と「授業での教え方が上手なこと」は、別次元の話です。
私は、ある程度の学力レベルにある生徒集団には、先生方の授業での教え方などテクニカルな指導の良し悪しはあまり関係ないと思っています。
なぜなら、生徒達はお互いに刺激し合って、自ら進んで勉強するので。
私の高校時代などを思い出しても、退屈な授業しかできない、そして教え方が下手な先生はたくさんいたものです。
でも、多くの友人は、そのようなことに関係なく、難関と言われる大学に行きました。
ある程度の学力レベルにある学校においては、テクニカル的なものよりも熱意・情熱で生徒達に刺激を与えれることの方が先生方に求められる大切な要素だと思います。
そして、生徒・保護者側は、何か思い通りにならないことが出ても、先生や学校の責任にしないことです。
思い通りの成績を取り、そして満足できる学校生活を送っている生徒・保護者はたくさんいるのですから、原因は先生や学校ではなく、自らの考え方にあると考えた方が正しいように思います。
あまり不平不満を言っていても仕方ないと思いますよ。
ただ、とても同じ学校とは思えないということがいくつかあって、
やはり担任団、または学年のカラー次第なのかなぁ、と感じることも
あります・・。
記念祭で複数のお母さんとお話すると、誰もが、「授業が楽しくない」
と子どもが言っている、とおっしゃるのですよね・・。
「学校が楽しくない」と感じている子も何人もいます(うちの子もその一人です)。
クラマチや記念祭は楽しそうですが、毎日の大半を占める学校の授業が
面白くない、とたくさんの生徒が感じているのはなぜなのか、
いくら考えても答えが出ません。
やはり教員も人間ですから、当たり外れが大きいということなのでしょうか・・。
今年の1年生の展示も、去年と比べてかなり見劣りしていたのも、
子どもたちのやる気のなさ、意欲の低下を反映しているように感じて、
とても残念でした。
後ろ向きの話ですみません。何か明るい希望がほしいです・・。
コメントありがとうございます。
「朱に交われば赤くなる」という諺通り、人は周りの人・環境で良くも悪くもなるんだと思います。
この点、都立中高一貫校というのは、前向きで積極的な生徒が多いので、互いに良い刺激を与え合えていると思います。
受検前と今回では、文化祭で受ける印象がだいぶん違うと思います。
ぜひ、楽しんで下さい。
部活の先輩方が何人も、文化祭実行委員として活躍されているようで、控えめな息子も「僕も次はやってみようかなぁ。」と、珍しく積極的な発言をしていて嬉しく思っています。
受検前に、憧れの学校として訪れた学校の文化祭に、今度は在校生の保護者として足を運べることを、心から嬉しく思い、今から楽しみです!