2019年08月30日
6年ぶりに十勝渓流へ釣行
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札内川では小型虹鱒だけの釣果
2014年2月にブログ「ホラー好きのフライマン」を開始して、この8月で5年半が経過した。
この間、ブログに掲載した釣行先はほとんどが道央圏。遠くても日高や増毛、岩内、白老など、札幌から3時間もあれば到着する場所だ。
しかし、ブログを開始する前には地方への出張に託けて、遠軽の湧別川や白糠の茶路川、十勝の戸蔦別川、札内川などによく釣行した。
何れは、そうした場所もブログに取り上げようと考えていたが、8月27日にその機会が訪れて札内川周辺に釣行することにした。
札内川に流れ出る戸蔦別川に釣行したのは6年前。札内川に至っては7年以上釣行していない。
札幌を朝6時に出発、道東道で中札内インターまで向かうが、音更・帯広ジャンクションと川西の区間が工事のために通行止め。仕方なく、十勝清水で降りて中札内まで向かう。
結局、中札内に着いたのは9時半を過ぎて、ここで食材を仕入れてから札内ダム方向に向かう。
過去の札内川釣行は、中札内市街地付近と札内ダムの下流だけ。いずれも、午前中に仕事を終えて向かったことから、昼過ぎの釣行だった。釣果は、ダム下の大淵で30センチの虹鱒が1匹と寂しい結果。
他の方のブログに載るような、50センチ越えの虹鱒や尺越えのヤマメなど、自分にはまったく別世界の話だった。
今回の釣行はその札内川での尺ヤマメと、戸蔦別川上流での尺オショロコマが目的。中札内を10時に出発、上札内を通り過ぎてピョウタンの滝方面に向かう。
その途中にある第1砂防ダム下に入川、川の流れは両岸一杯に広がっており、川岸はない。仕方なく立ち込んで竿を出すものの、水深があって岸から3分の1が限界。
全て平瀬だが、ポイントらしいポイントは見つからない。その流芯にダウンクロスでウェットフライを打ち込み、アタリを探る。
ところが、100メートルほど釣り下った場所で急深となり、河岸も相当な水深。ここから釣り下るのが難しいことから、場所を移動。次に向かった先は、ピョウタンの滝を越えた札内ダム下の平瀬。
7年前に入った時は川岸が開けており、釣り上がるのに何の問題もなかった。
岩内仙峡で初釣行
今回は河岸いっぱいに川が広がり、立ち込まなければ竿を出せない。ただ、先ほどの砂防ダム下よりも浅いことから、川の真中に立ち込むことができた。
同じように、ウェットフライを流れに乗せては逆引きを繰り返す。が、100メートル下ってもアタリはこない。しばらくして、川筋が二つに分かれ、再び合流する流れ込みが現れた。
その下流には小さな淵が作られており、淵を目がけてフライを流し込む。すると、10メートル先でグイグイ引き込むアタリが。ジャンプを繰り返して寄ってきたのは、尺に欠ける虹鱒だった。平瀬ではまったくアタリはなかったのに。
その先の流れは再び太くなり、釣り下りが難しくなったことからここで終了。
次に向かう戸蔦別川への時間を考えて、札内川を後にした。結局、自分には札内川は敷居が高かったのかもしれない。
戸蔦別川に向かう途中に「岩内仙峡」の看板が。そう言えば、岩内川もヤマメで知られる川。この時期でも釣果が期待できるのでは、と仙峡方面に向かう。
しばらく走ると岩内自然の村に到着。岩内川が底に見える崖の上には吊り橋が架かっていた。
谷底を流れる岩内川は底まで透き通って見える。吊り橋の横を降りて川岸へ。近くで見るとさらに透明度が増す。早速、ウェットフライを流れに乗せてアタリを探るが、反応はない。
渓相は、淵があり曲りあり早瀬の脇に暖流があるなど、ここぞというポイントが目白押し。
ここからは、ドライフライを用いて釣り上がることに。流れは急だが、瀬脇に打ち込むと底から浮きあがってフライに飛びつく魚が見える。だが、フライが大きすぎて食いつくことができない。
フライを#10のフラッタリングカディスに変更、ようやくヒットしたのは20センチ越えの虹鱒。ここから同じような虹鱒のアタリが続く。
少なくともキャンプ場の横を流れる河川。なのに、これほど魚影が濃いのはなぜだろう。型は小さくても、さすがトラウト王国の十勝渓流。狙いのヤマメはヒットしなかったが、札内川での苦戦を岩内川で解消した。
様変わりした戸蔦別川の上流域
ようやく戸蔦別川に向かう事にした。戸蔦別川は、拓成湖の下流に構築された床固工で虹鱒の魚影が濃い。尺に届かないサイズばかりだが、ひっきりなしにアタリがくる。
今回は、拓成湖からかなり上流の堰堤に向かう。狙いは尺越えのオショロコマ。6年前に行った上流への釣行で、尺クラスをヒットさせたことがあったが、カメラを忘れてデータが残っていない。
今回はなんとしても写真に収めたいと、川に沿った林道を突き進む。が、何かおかしい。
拓成湖の上流に架かる拓成橋から先は、樹木がせり出した細い林道だったはず。なのに、道は太い砂利道に代り、別荘らしき建物が10棟ほど建っていた。
それ以上に驚いたのは、さらに進んだ先の林道の変わり様。土留めされた土の上に砂利がひかれていて、これが林道奥まで続く。そして、河畔林で見通しの利かなかった戸蔦別川の流れが、林道から丸見え状態にあった。
もしかして川の氾濫で林道が寸断したのだろうか。ようやく到着した目的の堰堤は、決壊してコンクリートの塊が下流に押し流されていた。
ため息をつきながら川に降りてポイントを探す。平坦な流れが続いて、それらしき場所が見えない。決壊した堰堤の淵やその手前の流れ込みにドライフライを投じてみた。
すると、10センチほどの魚がフライを突っつく。魚はいたが、フライにヒットするような大物は見えない。サイズを落とすと、ようやく10センチほどの魚がヒット、薄いピンクの斑点が特徴のオショロコマだった。
このサイズの魚影は濃いようで、瀬脇からもアタリが続く。もしかしたら、上流にあるかもしれない淵や深い平瀬などのポイントで、狙いの尺クラスが期待できるかもしれない。そう考えたが、河畔林が押し流されて見通しの利くようになった上流には、それらしき流れは見当たらなかった。
今回は、サイズはともかくオショロコマの魚影を確認したことで、釣り上がることを止めた。
札内川の尺ヤマメ、戸蔦別川の尺越えオショロコマ、いずれも願いは叶わなかったが、久しぶりの十勝渓流に満足した1日だった。
今度はいつ来ることができるのか。
写真説明@札内川上流に構築された砂防ダム下で、この日の第1投A札内ダム下の流れ。ここでようやく虹鱒がヒットしたB岩内仙峡を流れる岩内川。底まで透き通って見える流れは、さすが十勝渓流C車で走ることのできる戸蔦別川の最上流域。堰堤が決壊して、上流は丸裸状態D札内川でヒットした小型の虹鱒E戸蔦別川上流のオショロコマ。魚影は濃いが型ものはいるのだろうか
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