2016年10月12日
色づく小樽内川に釣行
pan style="font-size:large;">
data-ad-slot="2867931466"-size:large;">
data-ad-format="auto">
安定した釣果のヤマメと岩魚
10月11、12日と珍しく2日間の休み。2日かけて遠出も考えたが、体力が下降気味で無理はできない。ならば千歳川、小樽内川など最近円遠くなったホームグランドでの釣行を、1日ずつ分けて入ることにした。
特に、朝里峠付近の小樽内川は、紅葉が見ごろのはず。秋色に染まった渓流で、紅葉見物も兼ねて入渓することにした。
今年の小樽内川への釣行は、6月初旬以来4カ月ぶりとなる。5回ほど入渓した昨年と比べると、大きく減少した。理由は、仕事の関係で釣行自体が少なくなったことと、余市川上流や尻別川上流へのこだわりなどがあげられる。
また小樽内川は、自分にとって、いつ入っても釣果の見込める鉄板渓流。それもあって、短い時間しか休みのない場合や、遠出のできないときに入渓することが多くなっている。
最近の傾向としては、これまでの下・中流域から林道の走る白樺橋から上流への釣行が多くなった。
国道沿いの下流や中流には、それぞれの橋の下から簡単に入ることができる。しかし、多くの釣人が入っていて、あまり釣果に恵まれないことが多いことから、いつ間にか上流への釣行が中心となった。
その上流でも、釣果の見込めるポイントは限られる。昨年からは、林道を春香山方向に1時間ほど歩いた先を目標に置いた。ただ、林道を長い時間をかけて歩くには、出没の相次ぐ熊への緊張感がつのる。
それもあってか、上流に向かう釣人は極めて少ない。その上流ポイントで、20センチを越える岩魚やヤマメの釣果に恵まれることが多かった。
今回も、春香山登山道から林道を経由した、1時間ほど先のポイントを目指した。
6月初旬の釣行では、まだ水温が低かったせいか、岩魚ばかりがヒットしてヤマメの姿はなかった。それでも、型は泣き尺を竿頭に20センチ級が揃ったが。
今回入渓したポイントは、前回岩魚のヒットが相次いだ場所。渇水気味の下流域と比べると、上流の水量はそこそこ。河原には、台風による氾濫の跡が至る所に残っているが、今は流れも落ち着いている。
河岸には、蔦や楓の鮮やかな紅葉がポツポツと見える。しかし、全体としての紅葉はまだ早いようだ。
このポイントで、初めにドライフライにヒットしたのは、15センチほどのヤマメ。そのヤマメも錆色に変化して、季節が秋に変わったことを教えてくれた。
小樽内川は、次第に傾斜を強めて両岸も迫ってくるが、ここぞという落ち込みや淵でアタリが続く。流芯横からヤマメが、流れの遅い淵から岩魚が、というように、棲み分けされた魚がフライに飛びつく。
ただ、なぜかヒットしたトラウトの型が小さく感じる。昨年初めて入った時は、岩魚もヤマメも20センチ越えが中心だったが、今回そのサイズに達した魚は少ない。
その理由は分かっている。これからさらに上流に向かわなければ、釣果の得られない可能性がある。まるで、追っかけっこをしているようだ。
季節の移り変わりを映す小樽内川上流は、自分にとって単なる釣行先のひとつではない。さっぽろ湖のインレットから最上流部まで、堰堤や砂防ダムがひとつもない流れは貴重だ。
今年は、小樽内川の釣行はこれが最後となりそう。お世話になった母なる川に感謝して脱渓した。
写真は、色づく小樽内川の秋の模様と様々な渓相を見せる流れ。下はヒットしたヤマメと岩魚
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
トラウトフィッシング ブログランキングへ
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5529016
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック