2016年10月08日
3本目の白井川支流でようやくヒット
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安定した釣果の青井川のトラウト
余市川の本・支流への釣行は、今年5回目となる。その中で白井川支流は7月に訪れて以来3ヶ月ぶりの釣行。
昨年は、春先から白井川本流の母沢と支流の轟き中川に、都合3回ほど訪れた。春先はまったく釣果が上がらなかったが、水温の上昇した夏場にかけて、型物のアメマスや岩魚がヒットした。
今年も初夏を前に、一度白井川支流の轟中の川を訪れた。しかし、昨年の釣果が嘘のようにアタリはまったくなかった。原因はいろいろあるが、山岳渓流という特徴から、魚の活性化する水温上昇が里川と比べて遅いことからだろうと考えた。
それからすると、今回の釣行ではアタリがあっておかしくないはず。それとも、台風による川の氾濫が影響したのか。
この日4番目の釣行先となった青井川は、これまで一度も入ったことがなく、情報も乏しい。どこがポイントなのかも分からないで、闇雲に車を走らせた。
白井川上流に向かう林道を右折して、白井川本流に架かる青井橋を渡ると、林道は白井川に沿って走っていた。
しばらくすると白井川は離れていき、左手の谷底に青井川の細い流れが見えてきた。地図によると、この先3キロほど上流で、林道は川を跨ぐことになる。
ところが、その途中の崖からの落石や、次第に細くなる道幅、林道の両側を覆う藪などに恐れをなして、途中でUターン。下流の河原が一番近い場所を見つけて藪こぎ、ようやく川に降りることができた。まず、見通しの良い下流に釣り下ることにした。
青井川の流れは、白井川の上流にある2つの支流と似通ってはいたものの、予想したような荒々しい強い流れではなかった。少し行った岩と岩の間の小さな落ち込みで、この日初めてのアタリが。
ドライフライに食いついたのは、10センチほどのヤマメ。そして、そこから先の淵の脇から、同じようなサイズの岩魚がヒットした。
型は小さいが、白井川上流で一度もアタリが無かったことを考えると、気持ちに余裕が出てきた。ヤマメのアタリが続いた場所からしばらく行くと、魚の遡上は無理だろうと思われる滝が現れた。
3メートルほど下に、5メートル四方の釜が作られており、その釜から流れ出た先には、さらに小滝が作られていた。上流の滝から一番底の流れまでは5〜6メートルの高低差はあろうか。その釜にフライを投じるが、まったく反応はなかった。
不思議なのは、この滝の上流に棲息するヤマメがどこから来たのか、ということ。白井川本流では、ヤマメの放流が活発だと聞く。その活動の延長として、青井川にも放流されているのだろう。でなければ、サクラマスがこの滝を昇ってきたということになる。
青井川の滝から下流の釣りは、滝を高巻きして降りなければ竿を出せないことから、今度は釣り上がることにした。
上流に向かう毎にポイントは小さくなるが、水深のある平瀬や小淵、カタや落ち込みが連続して現れる。
そして早瀬からはヤマメが、淵からは岩魚というように、棲み分けした魚がヒットする。ただ、岩魚の型は最大でも20センチと小ぶり。ヤマメも15センチが最大で、スレがかりするほど魚影が濃い割には、型ものは見当たらない。
白井川上流に流れ出る支流の中で、母沢のように40センチ級の岩魚はいないだろう。最盛期の轟中の川のように尺近いアメマスは棲息していないかもしれない。ただ、魚影だけはその2つの渓流に負けてはいない。それを確信した。
また、白井川上流への釣行に興味が湧いてきた。それにしても、白井川支流に棲息するといわれるオショロコマはどこにいるのだろうか。
写真は白井川支流の青井川の渓相。5メートルに及ぶ滝が、下流からの遡上を止めているようだが、サクラマスだけは昇っているのか。この川でヒットした岩魚とヤマメ。あちこちにポイントが作られている
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