2015年10月02日
朝里川・魚留めノ滝まで遡行
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最上流はノーヒットも下流でやまめ
天気が悪くなる前にと、2ヵ月ぶりに朝里川上流に釣行した。前回は、朝里ダムにインレットから1番目の砂防ダム下と、3番目の砂防ダム上流の2ヵ所に入渓した。
1番目の砂防ダムでは、ダムの落ち込みから10メートルほど手前に作られた淵で、20センチほどのアメマスを数匹釣り上げた。3番目の砂防ダム上流には、朝里川本流と左股川の二つの川が流れ込んでおり、狙いのアメマスを手にした。特に左股川では、40センチはあろうかという型物がヒットしたが、最後の取り込みでバラスという失態を演じた。
今回は、前回たどり着くことの出来なかった、左股川上流の「魚留めノ滝」まで遡行を目的に置いた。朝里峠を通った方ならば、気づかれた人も多いと思うが、朝里ダムから札幌方向に向かって4キロほど行った所に、小さな「魚留めノ滝」の案内看板がでている。
いつかは、この滝を見てみたいと思っていたが、滝まで行く道がけもの道のように薮だらけで細い。そして地図上では、300メートルほど下って歩かなければならないようだ。この滝の景観を、下流から釣り上がって眺めるというのが今回の計画。
今回は、砂防ダム上流に延びる林道に架かる橋から入渓。橋の下には多くの足跡が残されていた。そして、数日前の雨のせいか、7月よりも水量が多く流れも速い。その分、落ち込みや流れ出し、カタや岩陰のよどみなどのポイントが多く作られていた。
前回、型物を逃がした地点や、アメマスの飛び出たポイントにドライフライを打ち込むが、全く反応しない。7月の釣行で脱渓した場所を通り過ぎると、渓相は一段と険阻な山岳渓流の色を濃くする。
大岩にしがみ付き、滝をよじ登るなど、最近の釣行では当たり前のようにこなしてきた遡行でも、この川ではきつい。
二つの小滝を越えると、ようやく「魚留めノ滝」が見えてきた。予想に違わぬ、圧倒するたたずまいが目を見張る。2時間かけてきたかいはあったが、釣果という面では1匹の魚も釣ることは出来なかった。
川を下りながら辿ってきたポイントを眺めて、ノーヒットとなった原因を考えた。釣人の多さよりも、ここに棲息するアメマス(岩魚?)の活性が鈍り、淵の底で動かないからでは、という結論になった。ならば、ドライではなくニンフを使うべきだった。
再び、遡行する気力はないが、何とか魚の顔だけは見たい。その希望を叶える、朝里ダム下の朝里川下流でフライをすることにした。
温泉街を流れる朝里川下流は、両岸はコンクリートの護岸だが、川底は岩だらけの自然河川。右側には、観光者用の木の遊歩道が築かれており、山深い渓流ばかり釣行しているものとしては、市街地に迷い込んだ鹿のようにプレッシャーを感じる。
遊歩道横から入渓。上流に広がる大岩、小岩の作る流れ出しや早瀬、ヒラキにフライを打ち込む。すると、10センチにも満たないやまめが、それぞれのポイントでヒット。結局、100メートルほどの区間だけだったが、多くのやまめが迎えてくれた。この下流では、やまめが放流されているのか、それともサクラマスが自然産卵しているのだろう、魚影は豊かだった。
写真説明@:朝里川支流の左股川上流の「魚留めノ滝」。下流からでないと、なかなか見ることのできない景観、同A:途中の小滝と釜は魅力的なポイントだが・・、同B:朝里川温泉街を流れる朝里川下流域、同C:小さなやまめが相手をしてくれた
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