2015年09月09日
余市・白井川上流にリベンジ
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待望の40センチ級岩魚が
余市川支流の白井川には、多くの支流が流れ込んでいる。そのうち、2つの支流が同じ場所で合流する上流域に釣行した。この上流部には、6月20日に一度入渓したが一匹の魚も釣れず、今回そのリベンジとして訪れた。
白井川に沿って上流部に延びる林道には、国道から4キロほど入った地点にゲートが設けられている。ゲートが開放されていない限り、2本の川が流れ込む上流部には入渓できない。初めて入った6月はゲートが開けられていたが、再び訪れた7月には固く閉じられていて、入渓を諦めた経緯がある。今回は、是が非でも入渓したいために、先行する工事車両の後ろについてゲートを潜った。
3カ月ぶりに訪れた上流域は、本流に架かる轟中の川橋から見る限り、真ん中を流れる「轟中の川」に少し濁りが入っていることや、水量、流れに以前と大きな変化は見られない。橋を降りて、まず「轟中の川」と「右の沢川」が流れ出して築かれた、小さな淵にドライを打ち込む。しかし、ドライはピクリともしない。少し下で本流と出合う流れ込みも魚の気配がしない。「今日もまた坊主か」との思いがよぎる。
前回は、左から流れ出る本流を遡行。本流は完全な山岳渓流で、大岩や小滝、釜や淵、ゴルジュが連続。遡行する毎に現れるポイントに、メイフライを投じたが反応は薄く、ヒットする魚はいなかった。上流に向かう毎に雪代により水流が強まって、フライでは太刀打ちできる状況ではなかった。
今回も、本流の遡行を始めてから30分ほどは、全くアタリはなかった。しかし、ザラ瀬だった川底が滑床に換わったあたりから小さなアタリが。そして、そのすぐ後にこの川では初めての、小さな岩魚がヒットした。ドライで釣れる魚がいたことに、ひとまずホッとする。そして、水深のある平瀬から40センチちかくの岩魚がドライに食いついた。
入渓地点から300メートルほど釣り上がると、左手に滝が現れた。支流の「昭越の沢川」らしい。本流は一段と渓相が険阻となり、大岩が立ち塞がり、えぐれた川底や今にも崩れ落ちそうな崖が次々に現れる。400メートルほどして現れた小滝は、高巻きしなければ遡行が出来そうもない。これ以上の深追いは危険と、一度入渓地点まで下ることにした。
下流で合流する「右の沢川」は、川幅が狭くフライをうまく打ち込むことが出来そうにない。「轟中の川」も、濁りが入っていて渓相の魅力は乏しいが、遡行するには問題なさそう。あまり期待をかけずに釣りあがった。
「轟中の川」の遡行を始めてしばらくして、小さな淵が現れた。そこにドライを流し込むと、くわえたフライを右に左に、元気に逃げ回る岩魚が。目測では尺に足りない型だが、その上流でも同じようなサイズの岩魚が飛び出た。
そして、川幅の狭まった流れ出しから、派手なスプラッシュでドライをくわえたのは、この日2番目の大きさの岩魚。白井川本流よりも、濁りが入って川底の浅い「轟中の川」のほうが魚影は濃いようだ。
これから先の上流は、川幅が一段と狭まり河岸を見通すことが出来ない。熊との遭遇も考えられることから、入渓地点まで下って脱渓した。ひとまず、リベンジはできたようだ。
尚、この白井川上流の釣行をyoutubeに動画投稿、次回のブログに掲載予定。よかったら見てください。
写真説明@:3河川が合流する白井川の上流部、同A:白井川本流でヒットした40センチ前後の岩魚、同B:遡行途中、昭越の沢川から流れ落ちる滝が現れた
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白井川上流では、3回目の釣行でようやく魚を見ることができました。
ただ、本来の目的はオショロコマの棲息を確認することでした。
30年以上前に書かれた渓流釣りの指南書には、この上流域でオショロコマが
釣れると書いてありました。それを確かめたかったのですが。
それを果たすには、さらに上流を遡行しなければならないようです。
話は変わりますが、MAKOTOさんとuniさんもフライにチャレンジしませんか。
ルアーとはまた異なる視界が開けてくるかもししれません。
綺麗な岩魚ですねぇ〜。
やりましたね!動画も見ました!いいサイズですね〜!あんな細流で40クラスとは、栄養が豊富なのですね。
しかし、フィッシュイーターのイワナ系をフライで釣るのは難しいと仲間のフライマンは悩んでいました。流石です!川の雰囲気抜群ですね!ヒグマ指数の高そうですがw
私も単独釣行が多いのでお互い気を付けましょうね!
仕事で疲れた時の釣行は、ストレスも解消されて清清しい気持ちになります。
釣行先を頭で描くだけでも気分は違ってきますよね。
色々と大変なことがあると思います。アマちゃんさんらしいポジティブさで
乗り切っていただけたら、とエールをおくらせていただきます。
ブログ「かなりアマチュアな無線家」の更新を楽しみにしています。
ご心配をいただきありがとうございました。熊には気をつけます(笑)
リベンジで釣果が上がると、これまた格別ですよねぇ〜
おめでとうございます!
私も釣りたいなぁ〜
この所・・・
釣りにならない事ばかりで、満足にお魚の顔を見れてましぇん。
・゜・(ノД`)・゜・
まず、川に行かねば!
熊さんですが、収穫の秋は、里に近い所を徘徊して田畑を荒らす
との事で、上流部は、比較的と言っていいのか安全?
とぉ聞きますが、そんな訳が・・・
山奥は、気を付けてくださいね!
私は、ラジオと熊スプもプラスしています。
支笏湖でのスペイキャストの画像をブログで拝見しました。
止水でのフライと比べると、渓流は行動力が必要です。
しかし、魚との細かなやり取りは結構楽しく、くせになります。
熊鈴と爆竹、場合によってはロケット花火も揃えて、出かけてみてください!!
私も渓流フライデビュー目指して日々拝見させて頂いております。
熊が怖くなかなか一人では行けないのですが(´・ω・`)