2015年08月30日
平日も釣り銀座の千歳川
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釣果は上がらないが清清しさ
ブログでは更新していないが、頻繁に訪れていた千歳川にひと月ぶりで釣行した。自分にとって千歳川は、あまりにも日常的な川なので、釣行というよりも、散歩がてらに川相の様子を見る、という言葉のほうが当てはまるかも知れない。
これまで千歳川には、ひと月に2〜3度のペースで訪れてきた。今回ブランクが生じたのは、夏の渓流釣りの本番を迎えて、釣行先が目白押しだったことから。尻別川や余市川、長流川水系の初めてのポイントや、全く近場の河川の上流紀行、それに新しい釣りアイテム・インフレータブルカヤックの試乗などで、千歳川まで足を向けることが出来なかった。
今回千歳川に入釣したのも、実を言えばカヤックを漕ぐために向かった支笏湖が、波が高くて釣りにならないために行き先を千歳川に代えたことから。何も、千歳川でカヤックの川下りを行うのではなく、純粋にフライ釣りを楽しむために訪れた。
千歳川上流は、夏の渇水期でも清冽で冷たい流れが心地よく、落ち落ち着いてフライフィッシングを楽しめる場所。
この日も、中州で流れが二分する場所に入り、下流に向けてウェットフライを流し込んだ。時期的に魚影は薄く早瀬ではやまめ、とろ場ではブラウンというように、棲み分けが進んでいると考えられる。
水温の上昇も原因の一つだが、魚影の薄くなった一番の理由は、持ち帰りの釣人が多く入っていることのようだ。当日も、魚篭を抱えた餌つりの人が下流から遡行、小さなやまめまでキープする姿が見られた。また、上流から釣下ってきた二人の釣人も、釣れた魚を手際よく魚篭に仕まい込んでいた。
さらに、下流からルアー釣りの若者が遡行してくる。こんな場所で、しかも平日なのに大変な賑わいとなっていた。これが週末ならば、もっと込み合っているのだろう。そして当日の釣果は、早瀬に投じたウェットフライに一度だけ反応はあったものの、ヒットしなかった。切り替えたドライフライには、小さな魚が水面下でいたずらするが、#12のサイズではくわえることもできない。
結局15センチのやまめと、瀬脇から飛び出た15センチほどのブラウンがこの日の釣果。もともと釣果は期待しておらず、夏の終わりの1日を楽しませてもらった。
帰りしなに、鮭の遡上ぶりを見るためにインディアン水車に向かった。その道すがら、懐かしきあのマンションが見えてきた。思わず車中からその姿を撮影、いつもながら独特の雰囲気が漂っていた。
写真@:満々と水を湛える千歳川上流。清冽な流れが清清しく心地よい、同A:流れの脇から飛び出した小さなブラウントラウト、同B:道路脇に建つあの円形マンション。独特の雰囲気を醸し出していた
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また、貴重な情報をいただき感謝申し上げます
年内に一度釣行したいと思っていますが、時期的にドライは難しいでしょうね
naonao-wave116さんが大事にされている川だと思いますので、釣った場合はノーキル、リリースを徹底します
ありがとうございました!!