2015年07月07日
週明けの小樽内川は激渋!
月曜日の午後から、ポッカリと空いた時間を使うために、車で30分の小樽内川に出かけた。もともと釣行の予定はなかったが、まぶしい太陽の下で夏の渓流釣りを楽しみたいという気持ちから。ただいつものことながら、休み明けの月曜日は人気河川での釣果は期待できない。小樽内川も同様で、これまでも月曜日の釣行では何度も痛い目に遭っている。当日も、平日ながら小樽内川に沿った道路のあちこちには釣人らしい車が何台も止まっていた。
今回の入渓地点は、小樽内川上流部に流れ出る、支流の橋。そこから小樽内川まで釣り下って、合流地点から本流を遡行、春香山に向かう林道に架かる白樺橋までを選択した。合せて1キロほどで、2時間もあれば遡行できる距離。
本流に流れ出る手前の下流では、カディスにやまめが飛びつき、流れ出しや早瀬の脇からも岩魚が姿を見せるほど魚影は濃かった。
ところが、本流との合流点手前の、魚の溜まっていそうな淵からピタリとアタリがなくなった。そして小滝や大渕、釜などの連続する、小樽内川でも一、二を争う景観の美しい本流では、きわめて浅い平瀬でアタリがあったが、どう見ても棲息しているはずのプールや流れ出しでは、全くフライに反応しない。
それが脱渓地点の白樺橋まで続いた。確かに月曜日は、週末に入った釣人の影響でスレて渋くなるが、釣れた魚を全て持ち帰ったとしか考えられないほど、徹底してアタリがなかった。
小樽内川は、ほかの河川と比べて魚篭を提げた釣人の姿はあまり見ないが、この結果から見るとそうでもないようだ。それとも余りの釣人の多さで、魚が底から出てこなくなったのか。
今回は、白樺橋から上流の遡行はやめて、下流にあるもうひとつの支流の様子を見ることにした。この支流は、本流との合流地点から300メートルほど上流に堰堤が設けられており、この間の岩や倒木で作る淵や流れ出しから、やまめや岩魚、時にはホウライ鱒も姿を現す。
ただ、川が小さく釣人が入った後は魚影の回復に時間がかかるという難点をもっている。遡行の結果は、やはりこの川にも釣人が入っているようで、いつもは、フライに飛びつく淵や流れ出しで反応はない。最後の堰堤下の淵では、フライを泳がせたりニンフを沈めても反応がなかった。
これから、夏の渓流釣りが本番を迎える。小樽内川の釣果もさらに渋くなることが予想される。そのため、釣人のあまり入らない最上流部や入渓の困難なポイントへの釣行を考えなければならない。さて、この次はどこに行こうか。
写真@:小樽内川の支流から本流に向けて釣り下る、同A:支流では元気なやまめや岩魚が飛び出す、同B:小滝や大渕、滑床、流れ出しが作る渓相の美しい本流では全く反応がなくなった
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