2015年06月19日
豊平川上流に今年初釣行
豊平川の水位がようやく落ち着いたことから、6月18日に砥山栄橋から入川した。ここでの釣りは、昨年11月6日以来2回目となる。初めて入った前回と比べて、上流にある大渕を終点として、その間に点在するポイントは頭に入っていたつもりだった。しかし、まだ若干雪代が残っていたのか、橋の上から見る流れと、直に川に立ち込んで感じる流れとでは大きく異なっていた。
まず、橋直下の流れ出しに竿を出す。二本の筋となって勢いよく流れ出る流芯に#14のカディスを打ち込むが反応はない。もう一本の流れに乗せたフライに、15センチほどの魚が飛びついたがヒットしない。この橋の下のポイントでは、それ以外の流れには全く反応がなかった。
ここから遡行を開始。目指すは700メートルほど先にある、小金湯温泉下の大渕。昨年秋の釣行では、砥山栄橋から100メートルほど上流の、流れ出しの流芯でチビやまめが食いついた。その後も、水深の浅い流れ出しで20センチの虹鱒がヒット。上流に向かう毎に、滑床の切れ目や落ち込み、支流の流れ出しや淵でフライに反応した。今回もそうしたポイントを狙ったが、昨年とは感覚が微妙に異なっていた。
まだ魚が薄いのか、流れの早い滑床の切れ目では小魚の姿も見えず、淵から流れ出しに代わるここぞというポイントでもフライに反応しない。それでも、何度か上流からフライを流し込むと、流芯の底から浮かび上がりフライに飛びつくが、先ほどの橋の下の流れと同じで針がかりしない。魚はかなりスレている様子だ。
入渓地点から300メートルまで、1匹もヒットしていない。3回ほどバイトはあったが簡単に見切られた。ここから先には、流れは緩やかだが、流れ出しが集まって大きな淵を作っているポイントがある。流れの速い流心の底にいる虹鱒はいないだろうが、やまめならばとドライを流したが反応はない。
淵の上流の早瀬にドライを流すと、魚が大きな水しぶきをあげて反応する。しかし、針がかりはしない。ならばと、ニンフを流して底から引き出すことにした。一発で仕留めなければ二度とチャンスはない。下流に流したニンフを慎重にリトリーブすると、フライをくわえた手ごたえが伝わる。しかし、針がかりが甘かったのか、1回のジャンプで針が外れた。やはり虹鱒だった。それも40センチはあったと思う。
気を取り直して再びドライフライに変更、渕の先にある流れの速い大きな滑床の割れ目に流す。3回ほど流したときに、突然川底から浮かび上がった魚がフライに食いついた。先ほどの例があるので、慎重に泳がせて手元に引き寄せると25センチほどの綺麗な虹鱒。俄然モチベーションが高まったが、そこから先は一度もアタリはなかった。
小金湯温泉下の大渕は、フライでは到底太刀打ちできないのは分かっていたが、ドライを流したりマラブーを沈めたりしたものの、やはり反応はない。当日の釣果は、25センチの虹鱒が一匹という結果に終わったが、季節初めとしては坊主に終わらないでよかった。
帰りは遡行コースを逆戻りした。その途中でルアー釣りのアングラーや2人組の餌釣りの釣人を見かけた。平日でもこの込み具合だが、それでも魚はしっかりと反応してくれる。この川は豊かな川だと実感した。
写真上:砥山栄橋下流から見た上流の川相、同中:滑床の切れ目でヒットした25センチほどの虹鱒、同下:小金湯温泉下の大渕。フライでは無理だがルアーでは面白いと思う
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まず、橋直下の流れ出しに竿を出す。二本の筋となって勢いよく流れ出る流芯に#14のカディスを打ち込むが反応はない。もう一本の流れに乗せたフライに、15センチほどの魚が飛びついたがヒットしない。この橋の下のポイントでは、それ以外の流れには全く反応がなかった。
ここから遡行を開始。目指すは700メートルほど先にある、小金湯温泉下の大渕。昨年秋の釣行では、砥山栄橋から100メートルほど上流の、流れ出しの流芯でチビやまめが食いついた。その後も、水深の浅い流れ出しで20センチの虹鱒がヒット。上流に向かう毎に、滑床の切れ目や落ち込み、支流の流れ出しや淵でフライに反応した。今回もそうしたポイントを狙ったが、昨年とは感覚が微妙に異なっていた。
まだ魚が薄いのか、流れの早い滑床の切れ目では小魚の姿も見えず、淵から流れ出しに代わるここぞというポイントでもフライに反応しない。それでも、何度か上流からフライを流し込むと、流芯の底から浮かび上がりフライに飛びつくが、先ほどの橋の下の流れと同じで針がかりしない。魚はかなりスレている様子だ。
入渓地点から300メートルまで、1匹もヒットしていない。3回ほどバイトはあったが簡単に見切られた。ここから先には、流れは緩やかだが、流れ出しが集まって大きな淵を作っているポイントがある。流れの速い流心の底にいる虹鱒はいないだろうが、やまめならばとドライを流したが反応はない。
淵の上流の早瀬にドライを流すと、魚が大きな水しぶきをあげて反応する。しかし、針がかりはしない。ならばと、ニンフを流して底から引き出すことにした。一発で仕留めなければ二度とチャンスはない。下流に流したニンフを慎重にリトリーブすると、フライをくわえた手ごたえが伝わる。しかし、針がかりが甘かったのか、1回のジャンプで針が外れた。やはり虹鱒だった。それも40センチはあったと思う。
気を取り直して再びドライフライに変更、渕の先にある流れの速い大きな滑床の割れ目に流す。3回ほど流したときに、突然川底から浮かび上がった魚がフライに食いついた。先ほどの例があるので、慎重に泳がせて手元に引き寄せると25センチほどの綺麗な虹鱒。俄然モチベーションが高まったが、そこから先は一度もアタリはなかった。
小金湯温泉下の大渕は、フライでは到底太刀打ちできないのは分かっていたが、ドライを流したりマラブーを沈めたりしたものの、やはり反応はない。当日の釣果は、25センチの虹鱒が一匹という結果に終わったが、季節初めとしては坊主に終わらないでよかった。
帰りは遡行コースを逆戻りした。その途中でルアー釣りのアングラーや2人組の餌釣りの釣人を見かけた。平日でもこの込み具合だが、それでも魚はしっかりと反応してくれる。この川は豊かな川だと実感した。
写真上:砥山栄橋下流から見た上流の川相、同中:滑床の切れ目でヒットした25センチほどの虹鱒、同下:小金湯温泉下の大渕。フライでは無理だがルアーでは面白いと思う
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いつもコメントを寄せて頂きありがとうございます。
Souさんのコメントの返信にも書きましたが、最近の釣行ではドライフライが絶不調です。季節的なものなのか、それとも技術の問題なのかは分かりません。その最たるものが今回の豊平川です。
小金湯温泉手前のプールは、MAKOTOさんやSouさんならば、簡単に攻略するのではないかと思います。一度釣行して、その感想をお聞かせください。
ありがとうございました。
豊平川上流侮れないですね…どうもウグイのイメージが強くて足が向かない川なんですが
上の方は良い渓相ですね!大物惜しかったですね…これがあるから釣りは辞められないんですよね!次こそは!ってなりますもん!
釣行お疲れ様でした。
豊平川の上流域には大きなプールがあり、虹鱒やアメマスの大物が棲息していると思います。もし、機会があったら一度おでかけください!
このところ、ドライフライでの釣果が上がりません。魚に見切られて逃げられてばかりです。
いつか、ご一緒に釣りをしたいと思っています。その日を楽しみにしています!!
豊平川上流、札幌で流れてる川とは思えないですね!
上流に行けばそこまで緑があるのですね。
良型のニジ?ですが、惜しかったですね〜orz
僕もジャンプでヒヤッとしたことありますが、フライだと外れる確立が高そうですね。
ハイシーズンお互い楽しみましょう!
釣行お疲れ様でした!