美笛川河口が様変わり: ホラー好きのフライマン
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2014年10月07日

美笛川河口が様変わり

 体調不良で月曜日に予定していた釣行を取り止め、あらためて支笏湖の美笛川河口に出向いた。支笏湖には、今年に入ってオコタンペキャンプ場や虹鱒橋下など4、5回訪れているが、美笛川河口は初めて。人気ポイントだけに、平日でもなければとても竿を出せる状況にないことが分かっていた。

 ところが、1年ぶりに訪れた美笛川河口は、9月の大雨の後遺症で惨ゝたる様相を呈していた。大量の流木が川の流れを堰き止め、湖岸は丸太や樹木がびっしりと埋め尽くしている。とても竿を出せる状況になく、美笛川を遡行することに切り替えた。姫鱒橋や虹鱒橋、苔の洞門など途中の支笏湖畔には、平日にも関わらず釣りが目的の多くの車が駐車していたが、河口の状況を分かっているからだろうか、美笛川河口には釣人が見当たらない。
美笛1

美笛2












 美笛橋に車を止めて600メートル釣り下ってきたが、今度は河口から遡行することにした。河口近辺のポイントは、対岸にあった深場が埋め尽くされていたり、歩いて遡行できた河原がプールになるなど、様変わりしている。ただ、減水状態となったことで、遡行はしやすくはなった。
 午前中10時ごろまでは、水温が低く魚の活性が鈍かったが、陽の高まる正午ごろには淵や流れ込み、早瀬、深場の瀬脇などでドライフライに活発に反応する。しかし、釣れるのはチビやまめばかり。流れの緩やかな深場に真っ黒なサクラマスが泳ぐ姿も見られる。
 
 基点だった美笛橋を越えて、さらに上流に向かう。橋から500メートルほど先に確か砂防ダムがあったはずだが、見当たらない。その代わりに小滝状のポイントが姿を現した。その先に二の小滝、三の小滝が見え隠れする。
 入渓からここまで費やした時間は5時間を越える。いつもながら、ひとつのポイントにこだわる癖が出て、時間だけが過ぎていく。
美笛3
美笛4













 午後になって、大渕で小さなライズが頻発に起きる。ドライを打ち込むと小型のやまめはかかるが、大型魚の反応はない。上流からビーズヘッドニンフを流し込んでリトリーブするが、手ごたえはない。
 いつの間にか、谷底を流れる美笛川に陽が当たらなくなり、暗闇が覆ってきた。これから先が大物のいるポイントだが、諦めて脱渓することにした。
 美笛川河口は、虹鱒やブラウンの大物が期待できる季節を迎えたが、倒木や流木でポイントは様変わりした。釣果を求めるには、これを克服しなければ難しいと思われる。

写真上左:流木や倒木が流れを塞ぐ、支笏湖の美笛川河口。同上右:美笛橋下のポイント。泳ぐやまめが見える。同下左:このサイズのやまめがほとんど。同下右:大渕に現れた真黒なサクラマス。同下:小滝の連続する上流域

美笛5













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