2014年10月03日
余市川上流にリベンジ
前回のリベンジを果たすべく、先日余市川に架かる落合橋上流に釣行した。余市川への釣行は今年に入って4回目となる。ブログに載せた友人の釣行を含めて結構通っているが、その割には釣果に恵まれていない。
前回は、渓相が大雨によって大きく変化したことでイレギュラーな事態が生じたほか、ラインシステムの選択ミスで大物に逃げられるという、大失態をやらかした。それだけに、今回はリベンジの思いが強かった。
今回の入渓ポイントは、前回の賀老の沢川から1キロほど上流。この100メートルほど下流で、落合ダムから流れ出る小樽川と合流する。その合流地点を目指して、まず釣り下ることにした。橋の上下流ともに、フリーストーンで作られる落ち込みが多く、魚がいればフライに食いつくだろう、というポイントがあちこちに見られる。しかし、そこに打ち込んでも全く反応はない。
落合橋が、樹木に隠れて見えなくなった50メートルほど下流に、深さが2メートル以上はあると思われるプールが姿を現した。ルアー釣りには手頃なポイントだが、ドライフライでは、底に張り付く魚に認識させるのが難しいそう。何度かドライを流し込んだが、結果は思っていた通りで反応はない。
ニンフにチェンジしてリトリーブで魚を誘うことにした。右へ左へと打ち込む方向を変えた3投目に、流木にでも掛かったような重さが伝わってきた。少し緩めると下流にラインが引きずり込まれる。
ようやく型物の魚がヒットした。前回の釣行で逃げられた魚と比べて、かなり小さそうだが、引きは強い。ラインを調整しながら岩場に引きずり上げたのは、幅広の30センチ強の虹鱒。この流域にも虹鱒がいるとは聞いていたが、まさかこの場所で釣れるとは思ってもいなかった。
その後、小樽川との合流点のプールでドライを打ち込んだが、釣れるのはうぐいばかり。水質の良くない小樽川には、トラウト類はあまり棲息していないのだろう。そこから再び、上流域に遡行することにした。
やはり、落合橋を越えてもドライには反応がない。橋から100メートルほど行った、ザラ瀬と岩で作られる落ち込みの混在する地点で、チビやまめがようやくドライに掛かった。その後も、やまめを中心にあたりが頻発。滝状の落ち込みで岩魚が姿を現し、岩陰でアメマスが掛かるなど、トラウト類が勢揃いした。「これでブラウンが加われば、オールスターキャストとなる」と、入渓時点の不安とは打って変わって余裕が出てきた。
ただそれも、橋から300メートル地点まで。そこから上流の、魚道のある堰堤までの区間はかなり渋かった。この川の常連が入渓する場所が影響していると思う。
この堰堤は地図には載っていないが、魚道がしっかりと機能していることから、上流でも同じような釣果が期待できると思う。次回はさらにこの上流を目指すことにして脱渓した。
写真上左:入渓地点の落合橋から下流域の様子を見る。同上右:下流50メートル付近で現れた大きな流れ込み。同中左:下流のプールでニンフにきた虹鱒。同中右:上流ではやまめと岩魚が頻繁にかかる。同下:岩陰で掛かったアメマス
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前回は、渓相が大雨によって大きく変化したことでイレギュラーな事態が生じたほか、ラインシステムの選択ミスで大物に逃げられるという、大失態をやらかした。それだけに、今回はリベンジの思いが強かった。
今回の入渓ポイントは、前回の賀老の沢川から1キロほど上流。この100メートルほど下流で、落合ダムから流れ出る小樽川と合流する。その合流地点を目指して、まず釣り下ることにした。橋の上下流ともに、フリーストーンで作られる落ち込みが多く、魚がいればフライに食いつくだろう、というポイントがあちこちに見られる。しかし、そこに打ち込んでも全く反応はない。
落合橋が、樹木に隠れて見えなくなった50メートルほど下流に、深さが2メートル以上はあると思われるプールが姿を現した。ルアー釣りには手頃なポイントだが、ドライフライでは、底に張り付く魚に認識させるのが難しいそう。何度かドライを流し込んだが、結果は思っていた通りで反応はない。
ニンフにチェンジしてリトリーブで魚を誘うことにした。右へ左へと打ち込む方向を変えた3投目に、流木にでも掛かったような重さが伝わってきた。少し緩めると下流にラインが引きずり込まれる。
ようやく型物の魚がヒットした。前回の釣行で逃げられた魚と比べて、かなり小さそうだが、引きは強い。ラインを調整しながら岩場に引きずり上げたのは、幅広の30センチ強の虹鱒。この流域にも虹鱒がいるとは聞いていたが、まさかこの場所で釣れるとは思ってもいなかった。
その後、小樽川との合流点のプールでドライを打ち込んだが、釣れるのはうぐいばかり。水質の良くない小樽川には、トラウト類はあまり棲息していないのだろう。そこから再び、上流域に遡行することにした。
やはり、落合橋を越えてもドライには反応がない。橋から100メートルほど行った、ザラ瀬と岩で作られる落ち込みの混在する地点で、チビやまめがようやくドライに掛かった。その後も、やまめを中心にあたりが頻発。滝状の落ち込みで岩魚が姿を現し、岩陰でアメマスが掛かるなど、トラウト類が勢揃いした。「これでブラウンが加われば、オールスターキャストとなる」と、入渓時点の不安とは打って変わって余裕が出てきた。
ただそれも、橋から300メートル地点まで。そこから上流の、魚道のある堰堤までの区間はかなり渋かった。この川の常連が入渓する場所が影響していると思う。
この堰堤は地図には載っていないが、魚道がしっかりと機能していることから、上流でも同じような釣果が期待できると思う。次回はさらにこの上流を目指すことにして脱渓した。
写真上左:入渓地点の落合橋から下流域の様子を見る。同上右:下流50メートル付近で現れた大きな流れ込み。同中左:下流のプールでニンフにきた虹鱒。同中右:上流ではやまめと岩魚が頻繁にかかる。同下:岩陰で掛かったアメマス
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おお〜!ヒレピンの立派なニジですね!これは引きそうですね!
イワナもやっぱり美人ですね^^b
僕は最近釣り行ってないですが、そろそろ禁断のウェットフライに挑戦しようとたくらんでいますw釣行お疲れ様でした!