2014年09月25日
爪跡深い札幌・厚別川
大雨の後遺症が未だ色濃く残っている。特に札幌近郊の河川は、通行止めも含めて釣行が限定される状況だ。例えば、道々恵庭岳公園線と支笏湖に向かう国道453号線は、崖崩れの修復工事で開通の目途が立っていない。そのため千歳川や漁川、支笏湖には36号線を経由して、大きく迂回しなければ行けない。
その千歳川と漁川は、増水は収まったものの下流・中流域での濁りは解消されておらず、上流でなければ釣果が難しい。
近郊河川でまともに釣りできるのは、余市川水系か尻別川支流、あとは前回掲載した小樽内川といったところだろう。

札幌の近郊河川で、大雨の影響が一番大きかったのは厚別川ではないかと思う。下流域は今でも濁りが強く残り、釣りのできる状況にはない。また、滝野公園そばの中流域も、厚別川を跨ぐ管理釣場の藍鱗が増水で橋の半分を削り取られ、新しい橋脚を据え付けるために休業するなどの影響を受けた。ただ、アシリベツの滝の上流部は増水や濁りが解消されて釣りの支障はない。
こうした状況の下で週明けに、札幌近郊の河川の中でも大物の期待できる千歳川で、ルアー釣りを行った。千歳川の濁りが上流域でも平常時には戻っておらず、フライでは水中から確認できないため。
いつも入川するのは、烏柵舞橋から50メートルほど入った大曲りのポイント。この場所は時折大型魚のライズが見られ、やまめとブラウンも良く釣れる。ただ、何時の頃からかカヌーの練習の場となっており、落ち着いて釣りができなくなったのが残念だ。
河川では久しぶりのルアー釣りとなる。以前は、7〜12グラムのスプーンとスピナーを使用してきた。今回は意味があって5グラムの赤金スプーンを選定。濁りの強い流れに乗せた一投目からあたりがきたが、フッキングしない。2投目も同じポイントに打ち込みリトリーブすると、足元で25センチほどのブラウンがヒットした。(カメラを車に忘れ撮影できず)その後、チビやまめのスレがかりはあるものの、大きなあたりは全くなくなった。

仕方なく、さけます孵化場と烏柵舞橋の中間地点に移動。林道から崖を下って降りた先には、大型魚の棲息しているような雰囲気が漂う深場が姿を見せる。よほどドライフライを考えたが、濁りが強くそのままルアーで押し通した。
この場所でも小型のブラウンややまめがヒットするが、インディアン水車で放されたぶなサケや、産卵を終えたホッチャレのほかに大型魚の姿はない。土日に大勢の釣人が入釣した後の週明けということもあり、さすがに厳しい釣りとなった。
写真上左:厚別川を跨ぐ管理釣場・藍鱗前の橋が削られたために修復工事が行われている。同上右:厚別川上流域の現在の様子
同下左:千歳川上流でルアーにきた小型のブラウントラウト
〈追記〉
札幌市滝野ー恵庭市盤尻までの国道453号線と道々恵庭岳公園線の区間は24日に開通、滝野ー支笏湖間は10月11日までに復旧を目指す計画だという



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その千歳川と漁川は、増水は収まったものの下流・中流域での濁りは解消されておらず、上流でなければ釣果が難しい。
近郊河川でまともに釣りできるのは、余市川水系か尻別川支流、あとは前回掲載した小樽内川といったところだろう。
札幌の近郊河川で、大雨の影響が一番大きかったのは厚別川ではないかと思う。下流域は今でも濁りが強く残り、釣りのできる状況にはない。また、滝野公園そばの中流域も、厚別川を跨ぐ管理釣場の藍鱗が増水で橋の半分を削り取られ、新しい橋脚を据え付けるために休業するなどの影響を受けた。ただ、アシリベツの滝の上流部は増水や濁りが解消されて釣りの支障はない。
こうした状況の下で週明けに、札幌近郊の河川の中でも大物の期待できる千歳川で、ルアー釣りを行った。千歳川の濁りが上流域でも平常時には戻っておらず、フライでは水中から確認できないため。
いつも入川するのは、烏柵舞橋から50メートルほど入った大曲りのポイント。この場所は時折大型魚のライズが見られ、やまめとブラウンも良く釣れる。ただ、何時の頃からかカヌーの練習の場となっており、落ち着いて釣りができなくなったのが残念だ。
河川では久しぶりのルアー釣りとなる。以前は、7〜12グラムのスプーンとスピナーを使用してきた。今回は意味があって5グラムの赤金スプーンを選定。濁りの強い流れに乗せた一投目からあたりがきたが、フッキングしない。2投目も同じポイントに打ち込みリトリーブすると、足元で25センチほどのブラウンがヒットした。(カメラを車に忘れ撮影できず)その後、チビやまめのスレがかりはあるものの、大きなあたりは全くなくなった。
仕方なく、さけます孵化場と烏柵舞橋の中間地点に移動。林道から崖を下って降りた先には、大型魚の棲息しているような雰囲気が漂う深場が姿を見せる。よほどドライフライを考えたが、濁りが強くそのままルアーで押し通した。
この場所でも小型のブラウンややまめがヒットするが、インディアン水車で放されたぶなサケや、産卵を終えたホッチャレのほかに大型魚の姿はない。土日に大勢の釣人が入釣した後の週明けということもあり、さすがに厳しい釣りとなった。
写真上左:厚別川を跨ぐ管理釣場・藍鱗前の橋が削られたために修復工事が行われている。同上右:厚別川上流域の現在の様子
同下左:千歳川上流でルアーにきた小型のブラウントラウト
〈追記〉
札幌市滝野ー恵庭市盤尻までの国道453号線と道々恵庭岳公園線の区間は24日に開通、滝野ー支笏湖間は10月11日までに復旧を目指す計画だという


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千歳川も含めて、札幌近郊の河川はまだ回復には至っていないようですね。釣行の選定に困っています。千歳川が早く平常に戻ればいいのですが。
だからといって湖はまだ早いし、海でのサケ釣りは余りにも竿数が多くてルアーの入る場所がありません。なので、日帰りのできる少しだけ遠い河川への釣行を考えています。
bukkiさんがルアーやると思ってなかったのでビックリしましたw
僕もそちらのポイントはよく行ってますw朝一逃すとカヌーさん登場になりますよねw
おかげで一部のカヌー常連の人と仲良くなったぐらいです爆
僕も上流行きましたが、沈しそうになりかなりあせりました。
水量多くまだまだ完全回復はしなさそうですね・・・
釣行お疲れ様でした!