大雨後初の小樽内川: ホラー好きのフライマン
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2014年09月22日

大雨後初の小樽内川

 秋の深まりとともに、日中の天気も変わりやすくなった。まして、大雨後の河川は道央圏に限ってみれば、増水や濁りが邪魔をする。さらに上流では、大雨の後遺症で少しの雨でも土砂崩れや、鉄砲水のおそれが増すなど、渓流では安心して釣りを楽しむことができない。
 札幌近郊のほとんどの河川の増水は先週末に解消されたが、濁りが残っていて釣果が期待できる状況にはなかった。その中で、比較的大雨からの回復の早かった、さっぽろ湖上流の小樽内川に釣行した。

 さっぽろ湖自体は水嵩が増しているが、インレットから上流は平常に戻り、濁りも餌釣りやルアーでは支障がなさそう。そこから一気に、春香山の登山道に沿って流れる上流部に入渓した。
 とは言っても当日は雲の流れが速く、時折り雨が降り出すなど、変わりやすい天気だったことから、できるだけ入渓地点の白樺橋から遠ざからない範囲と決めた。

 小樽内川上流の渓相は、若干増水気味だったものの下流域と比べて格段に濁りが少なく、氾濫による形相の変化もあまり見られなかった。白樺橋を降りて、すぐ上流に打ち込んだ一投目はメイフライの#14。通常の濁りでは視認性が心配されるが、果たしてどうか。流れに乗せたフライを見失う中、下流でフライに飛びついたのが確認できた。一投目できたのは新子サイズのやまめ。魚もこの大雨による河川の氾濫で、まともに捕食ができていなかったのだろう。その後も、流れ込みや落ち込み、大渕で、これを上回るサイズが次々とヒットする。雨後にも、こうして釣りのできる河川があることは嬉しい。
syasinn1
写真2






 







 入渓地点から100メートルほど進んだところで再び雨が強まった。川の流れに変化は見られないが、さらに安全を期すために林道を戻って、逃げやすい橋の下流域に変更。
 釣り下りながら着いた大渕には大物が居ついている予感がするが、流したドライには小魚しか反応しない。ならば、と最近凝っているアウトリガーに切り替える。付けるのはビーズヘッドニンフの#10。みゃく釣りの感覚で上から流すと下流で引き込まれた。引きは小さく、上げて見ると今日初めての岩魚。
 この下流は小樽内川と支流の朝里岳沢川との合流点で、大渕や魅力的な流れ込みのある大場所。そこを目指そうとしたところ、今度は本格的な大粒の雨。しばらく待ったが、一向に止みそうになく撤退した。

 大雨後は釣場選びで苦労するが、小樽内川は山岳渓流なのに増水や濁りが早く引く釣人には嬉しい川だ。ただ、これからの季節は熊の出没が相次いで報告される地域なので、釣行はくれぐれも用心を。
写真3
写真4













写真上左:小樽内川の下流から、春香山に向かう林道に架かる白樺橋を見た。同上右:やまめが活発に反応する。同左下:現れた淵では大物の予感。同右下:アウトリガーで釣れた小型の岩魚













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