20/01/16(土)14時放送のNHK FM『アニソン・アカデミー』は中川翔子さん提案の「エンディングで主人公が左に向かって走るアニソン」特集だった。しょこたんがツイッターで「エンディングアニメで主人公が右から左へ走る作品は名作が多い」と呟いたことから盛り上がり企画が立ち上がった番組だ。
番組では単にリクエスト曲を流すだけと思っていたら、番組冒頭にフリーアナウンサー清野茂樹氏が登場し、アニアカ生徒会長しょこたんと生徒会書記あべあきら氏がスタジオ入場を実況アナウンスするところから始まった。
清野氏はEDアニメを見ながら『うる星やつら〜星空サイクリング〜』『ドラゴンボールZ〜僕達は天使だった〜』『トムソーヤーの冒険〜ぼくのミシシッピー〜』の映像をアナウンスしてくれた。これが実に面白い。プロの実況テクニックは凄いと笑ってしまった。
番組ジングルもしっかり声が右から左へ移動するステレオ感を使ったオリジナルバージョンとなっていて製作スタッフの熱意には頭が下がる思いだ。
ツイッターでは「演劇では舞台の左袖に掃けることは未来への希望を意味するからそれに倣っている」「エンディングアニメ制作コスト削減に最適な動きだから」といった考察が語られていたと言う。昔の手書きセルアニメ製作を考えれば、バンクシステムが使え、背景を変えれば動きを付けられるコスト説が有力だろう。
私がこの特集にリクエストするとすれば『アルプスの少女ハイジ〜まっててごらん〜』だ。何匹ものヤギが歩いて山小屋に入って行くEDアニメだが、子供のとき友達とヤギの頭数について議論になり数えた記憶がある。実際何頭だったのだろうか?
番組は1/25(月)11:59までらじるらじるで配信中なので是非清野氏の実況アナウンスを聴いて欲しい!