20/03/29(日)は天気予報通り朝から降り続いていた雨が霙から雪になり積り始めた。満開の桜に雪とは風流で、これは千載一遇の撮影機会とばかり近所の公園へ長靴履いて傘挿して真冬の服装で出かけた。
先週は桜を見ながら散歩する家族連れがそこそこいたが、今週末は不要不急の外出自粛要請と雪で数人しかいないと予想していた。実際は雪桜見学で散歩する家族連れや雪ソリ遊びに来た親子もいて10人以上とすれ違った。他に雪桜撮影にと一眼カメラを持った人達が3人いた。
私の手持ち機材でボディとレンズが防塵防滴仕様なのはEOS RP GOLD+RF24-105mm F4 L IS USM(約1.3kg)しかないので、この組み合わせを持って行った。気を付けていても撮影中ずっと雪が降り続いていたのでボディレンズ共にかなり濡れてしまったので防滴で良かったと言える。
OM-D E-M1 Mark III+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROであればもっと安心して撮影に集中出来たことだろう。やはりE-M1 Mark IIIが気になってくる。発売記念キャンペーンは20/05/12(火)までなので4月いっぱい悩むことにしよう。
先週も同じ公園で桜撮影したが、毎年思うのは桜が被写体として難しいということ。色は薄いし、花が小さく密集している為何も考えず広角で撮影すると解像感のないゴミゴミした写真になり易いし、望遠側で撮影すると、春の強い風で被写体ぶれは起きやすくAFポイントを決め辛い。
周りの風景を含めた構図で魅せるのが良いだろうと考えた所にこの雪は本当に有難い。また風景撮影するなら超広角レンズの「RF15-35mm F2.8 L IS USM」や「LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm/F2.8-4.0 ASPH.」も欲しくなる。超広角であればまた面白い構図で撮れるだろう。
11時半から公園を高低変えて3周して色々な構図を試して撮影していたらあっと言う間に90分経っていて、足は冷え、手袋は濡れて指先は悴みシャッターボタンの感覚が分からなくなった。立ち止まっている時間が長く体も冷え切ってしまい風邪を引きそうだ。
13時過ぎに帰宅したが途中から雪は雨になりあっという間に雪が解けてしまい風景が一変してしまった。実に良い時間帯に出掛けたことになる。本当に被写体とは一期一会だ。