Apple Watch のアプリに「呼吸」がある。振動でタイミングを取りながら1分間深呼吸して集中力回復やストレス解消を図るヘルスケアアプリの1つだ。
Apple Watch 3を使っていた時から自動的に起動して深呼吸を勧めてくるタイミングが分からず、「何故このタイミングで?」「勧めてくる回数が多いなあ」と疑問に思うことがあるアプリだ。
Apple Watch 5では針表示のアクティビティ文字盤を使うようになった。このデザインではディスプレイ下に直近計測した心拍数が表示されている。これが自動起動のトリガーを解くヒントになった。
「呼吸」アプリが自動起動した時の心拍数を見ると「80拍/分」前後のことが多い。安静時の心拍数は「60拍/分」前後なのでデスクで座って仕事をしている割に回数は3割増しになっている。
Apple Watchは加速度センサーとGPSで私が安静状態なのが分かる。それなのに心拍数が一定時間高くなっているということはストレスを感じていたり緊張していたりすると判断出来る。その状態を解消しようと「呼吸」アプリを起動するのだろう。
多分そんなロジックが働いているのだと思うと今まで無視していた「呼吸」アプリに従い深呼吸して気持ちをリフレッシュしようという気になる。
やはり使うと便利なApple Watchだ。