19/01/28(月)ファーウェイ・ジャパンがSIMロックフリースマートフォン『HUAWEI Mate 10 Pro』のAndroid 9提供開始を発表した。
その内容は、
1) Android 9.0 Pie OSのアップデート
2) EMUI 9.0ユーザーインターフェイスのアップデート
3) ARスキャニングによる購入サポート、食事カロリー情報取得、被写体情報確認
4) パスワードのキーチェーン
5) 使用習慣把握によるデジタルバランス管理
6) システムナビゲーション
7) アプリ起動速度の高速化
の7点等を含む大型アップデートとなっている。
私は特にPieに期待していなかったが、ARスキャニングはグーグルのAI処理技術を垣間見られるようなので色々試すと面白そうだ。
のんびり待っていたところ提供開始から3週間ほど経った02/19(火)にアップデートが配信されて来たので早速ダウンロードを始めた。だがファイルサイズが3.8GB強もあるので我が家の低速インターネットではダウンロード完了まで足掛け3日掛かった。(^_^;;
アップデートは時間に余裕がある2/24(日)に行った。
気に入ったのは「設定/画面/テキストサイズと表示サイズ」で自分が読みやすい文字の大きさと画面構成要素の大きさをスライダーで調整出来るようになったことだ。この2項目を最小にすれば今までより表示される情報量が増えるので大変便利だ。
「設定/画面/サウンド」で「デフォルトの音量ボタン操作」を設定出来るのも有難い。今までMusiccastを起動しているとメディアの音量をボタンで操作出来なくなり音量調整メニューのバーをスライドする必要があったのだが、9になって「メディア音量」または「着信音量」のどちらかに設定出来るのでもう困らない。
また今までは音量ボタンを押した時、画面上部に音量調整メニューが表示されたが、9で音量ボタンに近い画面右側に表示されるようになり扱い易い。
システムナビゲーションはまったく期待していなかったが、コントロールパネルのカスタマイズがアイコン長押しによるドラッグ&ドロップで可能と教えてもらい使い易く並べ替えることが出来た。
アプリの切り替えがiOSと同じになったので操作が統一出来て扱い易い。どうせならコントロールパネル表示も上からスワイプでは無くiOSと同じ下からにして欲しいくらいだ。もっとも以前の操作の癖でアプリを終了させようとウィンドウの右上にタッチするとマルチウィンドウになってしまうのは困りものだ。(^_^;;
デジタルバランスは既定値として6時間以内のスマホ使用を推奨しており、その時間を越えるとアプリ起動時に時間延長の確認ダイアログが表示されるようになる。不便ではあるが無駄にスマホを見ることは無くなりそうだ。
Android Pieになって反応が鈍くなったりバッテリー消費が多くなったりしていない。細かな操作性アップでストレスが減りMate 10 Proを一層快適に使えて9アップデートに大満足だ!