今日は速報版として各社の内容を短くまとめてみたい。
1. 10:30〜11:20 ROOM6:SONY VPL-VW500ES
プラスチックレンズを採用しているが耐久性と画質には問題ない。HD焼き直しではなく4K専用として設計した点を強調していた。
“Mastered in 4K”BD「アフターアース」を見るのに深いメニューを辿りフィルターと色域設定の2か所を変更しなくてならないと知り使い勝手の悪さにガッカリだ。ボタン1つで切り替えられないのでは、うっかり変更し忘れてしまいそうだ。
ファンノイズについては、解説の時には気になるものの実際にソフトが再生されれば聞こえなくなる。(笑)
2. 11:30〜12:30 ROOM7:JVC DLA-X700R/X500R
時間前に長蛇の列とAV Phile注目度の高さがうかがえる。今年の開発テーマは 1)究極の黒(禁断のオートアイリス) 2)4K高画質 3)高画質動画(クリア・モーション・ドライブ3) の3点で、画質を向上させたと言う。
X500RはX55Rに比べて色彩が豊かになっている。特に緑が鮮やかだ。X700RはX95Rに比べ暗部の色乗りが良く着実な性能向上が見て取れる。「クリアブラック」機能は黒が締まるだけではなく解像感が向上する。スターウォーズの冒頭の星の数と明るさが明らかに違うのだから大きな進歩だ。イベント終了後担当者に質問してみた。
Q1: RF(電波)方式3DメガネPK-AG3は「フルHDグラス・イニシアチブ」に対応していないのか。
A1:実は3DメガネはXPANDに製造を委託しているので互換性はあると思われるが、認証を受けていないのでJVCとしては動作保証していない。
Q2:3DシンクロエミッターPK-EM2はX3で使用出来るのか。
A2:可能だ。逆にX500RでIR(赤外線)方式3DシンクロエミッターPK-EM1を使うことも出来る。
Q3:“Mastered in 4K”BDソフトに対応しているのか。
A3:X700Rは広色域x.v.Color対応なので十分その画質を堪能出来る。X500Rは色域をカバーしていない。
Q4:MGVC BDソフトに対応しているのか。BZT9600との接続テストは行ったか。
A4:BZT9600はまだ入手していないが、受けられる信号は8bit 4:2:0までのHDMI2.0(10.2Gbps)だ。
Q5:e-shift 3とビーズスクリーンとの相性はどうなのか。
A5:輝度は1300lmと上がっていないし、この数年の間に発売されたピークゲインが余り高くないスクリーンでホットスポット現象が出なければ問題ないでしょう。
ちなみにX3は1300lmでキクチ シアターグレイアドバンス仕様 SS-100HDAG/Kはピークゲイン1.50±10%だ。
3. 12:30〜13:25 ROOM9-1:EPSON EH-TW8200
エプソンはソフトありきなのでHDモデルの参入も遅かった。4Kモデル発売までまだお時間を頂きたいので、それまで資金を蓄えておいて下さいと言っていた。
4. 13:30〜14:25 ROOM5:シュートアウト 麻倉怜士氏
VPL-VW500ESとDLA-X700Rをじっくり見比べてきたが、コントラストはX700Rの圧勝、4K解像感は互角、色彩に関してVW500ESは頑張っておりX700Rとの差は殆どなかった。X700Rの完成度の高さが光っている。
5. 14:30〜15:25 ROOM8:PIONEER SC-LX87
イベント終了後に担当者に質問してみた。
Q1:BZT9600からHDMI2.0信号を通した時4Kパススルーは動作しますか。
A1:HDMI1.4対応なので受け付けません。
6. 15:30〜17:20 ROOM5:シアターDJ 堀切日出晴氏
「Killer Joe (2011)」が高画質ということで見るべき点を説明していると本国では成人映画として公開されたと言う無修正のヤバイシーンまで進んでいまい堀切日氏が「まずいまずい!」と慌てること2、3回。かなり楽しませてもらいました。(笑)
7. 17:30〜18:25 ROOM1:DENON AVR-4520+EPICON8
Audysseyは映画館の音が原音というポリシーで音場補正を行っているとのでデノンの目標と一致しているので搭載しているという話や、「Denon Link HD」はHDMIの規格で音声信号を送らなければならないのでクロック信号のみを送る仕様に変わったと言う話が興味深かった。
実際に視聴すると買い物の優先度が変わりそうなくらいインパクトがあり、また悩みそうだ。(苦笑)
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