パナソニックLUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 ASPH./POWER O.I.S. [H-HS12035]愛用者の私としてはその写りが気になるところだが、それは発売後の各カメラ雑誌の実写レポートを楽しみにすることにしてまずはカタログスペックを比較したい。
1)焦点距離
オリンパス12-40mm、パナソニック12-35mmとなる。35mm判換算70mmだと少しでも寄りたいと思うことが多いので80mmまで伸びたオリンパスは魅力的だ。
2)最短撮影距離
オリンパス0.2m、パナソニック0.25mとなる。被写体に寄れるオリンパスが優位だ。
3)大きさ 最大径×長さ
オリンパスØ69.9×84mm、パナソニックØ 67.6mm×73.8mmとなる。倍率が2.9倍と大人しいパナの方が小型だ。
4)質量
オリンパス382g、パナソニック約305gとなる。倍率が3.3倍と頑張っているオリの方が重い。
5)防滴処理
オリンパス防塵・防滴・耐低温性能、パナソニック防塵・防滴仕様となる。
6)手ブレ補正
オリンパスなし(カメラ本体側にあり)、パナソニックPOWER O.I.S.ありとなる。
7)価格
税抜き価格はオリンパス10.7万円、パナソニック11.9万円だが価格コムによる最安値はオリンパス9万円、パナソニック7.6万円となっている。
このレンズに興味ある人は10mmの長さや77gの重さ、1.4万円の差は気にしないだろう。選択基準はカメラ本体の手ブレ補正の有無に尽きる。今回オリンパスは予想より安い価格設定をしたと思うが、GX1ユーザーとしてはED 12-40mm F2.8 PROを購入するメリットは余り無いと言える。
それより2014年後半発売予定のM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROが気になる。パナソニックLUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8/POWER O.I.S. [H-HS35100]のライバルとなるレンズだと思っていたら望遠側が50mmも伸びて三脚座が付いた立派なデザインだ。これを見るとパナの大きさφ67.4mm×約99.9mm、質量約360g、価格14.7万円を大きく上回り高嶺の花レンズになりそうだ。(汗)
その上あと1年以上待たされることを考えると安心してG X VARIO 35-100mm/F2.8を選べる。もっともLUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S. [H-FS14140]といった高倍率ズームの方が稼働率は良く実用的だろう。タムロンのマイクロフォーサーズ高倍率ズーム14-150mm F3.5-5.8 Di III VCの続報はまだだろうか。
【関連リンク】
『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO』
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/mlens/12-40_28pro/index.html
【13/09/15(日)】 写真を追加しました。
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