11:30〜12:20「カメラクリーニング講座(講師:OLYMPUS社員後藤氏)」
「デジキャパ !」2012年 02月号の特集「初めてのカメラメンテナンス」で取材を受けた後藤氏の解説による撮影後のカメラとレンズのお手入れ講座だ。
まずブロアーやエアガンを使いカメラやレンズに着いた埃を飛ばしましょう。
カメラとレンズの保管には防湿庫をお勧めしますが、ない場合は風通しの良い、自分が快適と思える所に置きましょう。
毛羽の出ないシルボン紙にクリーニング液を湿らせ汚れやすいグリップを拭きます。ただし防塵防滴用のパッキンに液を使うとゴムを痛めるので使わないで下さい。
カード蓋はブラシで埃を掃います。ブロアーを使うと逆にスロットの奥に異物を入れてしまいトラブルの原因になります。端子は乾いた綿棒で拭いて下さい。
カメラ内部へのエアガン使用はシャッター幕にダメージを与えるので使ってはいけません。撮像素子の掃除は勧めていません。サービスステーションにお持ち下さい。
レンズの鏡胴は傷の原因にならないように柔らかいブラシを使って埃を掃って下さい。フード取り付け部分に汚れが溜まりやすいので念入りに。埃が移らないように鏡胴袋、フード、キャップの掃除もお忘れなく。
端子はクリーニング液を付けた綿棒で拭いて下さい。レンズは前玉を上にして置きます。レンズは中央からエッジに向けて渦を巻くように吹きましょう。
テーブルのある12席はクリーニングキットが貸し出されて参加者がお手入れを体験出来るようになっていた。開始直前にやっと残りの1席が埋まった。私は無料クリーニングをお願いするつもりだったので、勿論ただ聴講していた。窓口ではキットの販売も行っているそうだ。
話を聞いていてカメラ本体の端子は乾式で、レンズの端子は湿式でと違いがあることが不思議だ。「やってはいけないこと」を知っておけば自分が故障の原因にならずに済むので有益な情報だ。私は防湿庫を持っていないのでJVCパワードサブウーハーSX-DW75の上に置いているが悪くない場所の様だ。(笑)
クリーニングも掃除機の柔らかめのブラシで埃を吸引しているので多分問題は無いのだろう。レンズはプロテクターを付けっぱなしなので玉の掃除は必要ないし楽をしている。
クリップマイクが口元から遠く、講師の話が聞こえないこともあった。この点において佐々木先生はさすが喋りのプロだと納得した。講座終了前から午後の「無料カメラクリーニングサービス」受付に人が並び始めたので終わると同時に私も列に並んだ。
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