10:30〜11:30「レンズの使いこなし(標準・広角レンズ編)」講座
オリンパスの「デジタルカレッジ講師」の佐々木啓太です。今日は初めてのコラボレーションということで両社のレンズを取り上げます。30分しかないので少し駆け足でお話しします。
スナップ撮影のマナーには気を付けましょう。私は 1)撮られる側の気持ちを思いやる 2)少人数で行動する 3)素早くさりげなく撮る ことを心掛けています。ショーウインドウを撮影して店員から咎められたら「趣味で写真を撮っています」と答えましょう。住民の皆さんと目が合ったら笑顔で手を振ります。決してカメラを隠してはいけません。
私は単焦点レンズが好きでズームレンズを使う時でも標準画角に固定して使います。画角を知る為にズームしてはいけません。M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8は高価だが良いレンズで好きです。オリンパスのレンズが好きですが、パナソニックのLUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8も良いです。
カメラのレビュー時にはアートフィルターを積極的に使います。標準域の写真のポイントは変化です。M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8であれば被写体と背景の距離を考え、抜けを探してボケを生かします。あえてバランスを崩したりアウトフォーカスにしたり傾けたりします。カメラを向けたらとにかく3回はシャッターを切ってみましょう。自分の写真の基本となるお気に入りのレンズを1本決めておくと良いです。
佐々木啓太先生のことは知らなかったが、私が抱いているプロカメラマンという印象はなく若く美男子でユーモアのある話術は女性ファンを集めそうだ。マイクの電源を入れ忘れたまま25分間喋っていたがしっかり通る大きな声で話してくれたのでまったく困らなかった。(笑)
「啓太のテレビショッピング」と笑わせながら自著の『フォトグラファーが教える オリンパス「OM-D E-M5」撮影スタイルBOOK』を紹介して講座終了後には受付でサイン即売会を行う商売の上手さも嫌味にならず、さらりと何回かCMしていた。
冒頭で持ち時間30分と言っていてホームページの60分と異なるのを不思議に思って聞いていたら案の定終わらせようとした先生をオリンパスの社員が慌てて止めていた。先生はここで同じ話をしても退屈でしょうからと2回目に話す「広角・マクロ・魚眼レンズ編」の内容を簡単に語ってくれた。
広角レンズは自分の映り込みに注意しましょう。超望遠レンズは圧縮効果を生かします。5分で光は変わりので、気になったら被写体があったらまずシャッターを押しましょう。変化を付けるには画面の一部に動きのある物を入れると良いです。マクロ撮影にはE-P5のスーパースポットAFが便利です。
ミスもちゃっかり笑いのネタにしてしまう逞しさや、ピンボケ写真はアウトフォーカスで撮りましたと言うとか、プロカメラマンでありながら自分も「趣味で写真を撮っています」と答えると言う軽さを見たらまるでお笑いタレントのようだ。(笑)
パナのレンズの作例はLEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4とLUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8の2本しかなかったがこのキャラクターでは笑って納得させられてしまう。スナップ写真の話だけだったが楽しい60分間だった。
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