3/17(日)は曇りのち時々雨で最高気温14.7℃最大風速8.9m/sと昨日とは異なり観光には残念な天気だった。それでも私が移動時は小雨だったので傘を差さずに済んだ。
9:20に朝食を取り「新潟国際アニメーション映画祭」の講演会会場となる日報ホール[新潟市中央区万代3丁目1−1番1号]と開志専門職大学アニメ・マンガ学部[新潟市中央区古町通7番町1010番]の場所を確認しながら古町5番町商店街へ行く。
参考:3/17(日)イベントスケジュール
https://niigata-animemangafes.com/event/
11:00から11:45の間に「コスプレパレード」が古町5〜7番町で行われる予定だが5番町ではまったくその様な様子がないので7番町迄行けば開志専門職大学が入る古町ルフルビル前の広場にコスプレイヤーさん達約120人が集合し出発を待っていた。
既に見物人が多く集まっていて出発と同時にスマホで撮影しながら移動していく。その中には本格的なカメラマンは10名弱いただろうか。古町5番町商店街「がたふぇすPRコーナー」が設けられているヤマシタ新潟古町店前[新潟市中央区古町通5番町615]がゴールだった。
参考:ドキュメンタリー・アニメーションの可能性
https://niigata-iaff.net/forum/speech01/
徒歩移動して11:50〜12:45まで日報ホールで開催された「ドキュメンタリー・アニメーションの可能性」講演会を聞く。参加者は50名ほどだったが業界関係者が多かった様で質疑応答は活発だ。
「実写ドキュメンタリーとアニメはお互いを補完しあうハイブリット映像作品を作ることが出来る。」「ドキュメンタリーだとしてもアニメではないと表現できない場面がある。」「実写では残酷過ぎて見せられないシーンの表現にアニメを使う。」と上映作品についての解説が語られた。
日報ホールを出ると小雨が降り出していたが弱かったので歩いて次の会場へ向かう。
参考:地方から拡がるアニメ産業のミライ・望ましい地方展開の姿とは?――政策・スタジオ・クリエイター・地域
https://niigata-iaff.net/forum/symposium01/
14:00〜16:00までアニメ・マンガ学部古町ルフルキャンパス11Fで開催されたシンポジウム「地方から拡がるアニメ産業のミライ・望ましい地方展開の姿とは?」に参加した。参加者は30名ほどしかいなかったが業界関係者が語るアニメ業界の実態が興味深く実に面白かった。
柏崎の企業10社が500万円を出資して制作した『とびだせ柏崎!決戦工業都市編』という5分間のオリジナルアニメが上映された。YouTubeでも公開しているので各企業の余裕ある遊び心を見て欲しいということだ。
地方のアニメスタジオでは地元北国で採用した新人に一から仕事を教え育てている。その若者を真夏の東京へ研修に行かせると当人は東京の暑さに懲りて東京のスタジオに転職しなくなる、という噓か真か分からない転職防止策で皆を笑わせていた。現在アニメ業界の求人倍率は2〜3倍あり仕事はあり過ぎるくらい、製作委員会はアニメスタジオの空き待ち状態だと言っていた。
参考:アニメプロデューサー植田益朗スペシャルトーク
https://niigata-animemangafes.com/event/producer-special-talk-2024/
16:00〜16:30までヤマシタ新潟古町店前で開催された「アニメプロデューサー植田益朗スペシャルトーク」に参加した。シンポジウムが長引いたのと移動時間があり後半10分くらいしか聞けなかった。50名ほど集まっていたががたふぇすのBGMで鳴っているアニソンがうるさく話が聞き取り難かった。
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』の興行収入を上回ったというニュースが流れた直後なこともあり、その話題に触れ参加者の笑いを取っていた。
ロボットアニメを作れるアニメーターは今やガンダム制作陣しかいない。約20年前に『ドカベン プロ野球編』のアニメ化の動きがあったが12球団と交渉し選手実名登場許可取得が大変過ぎて企画は頓挫した。あと3年間はアニメが年300本製作される、といった業界話も飛び出した。
このイベント終了直後、落とし物をしたことに気付いたが無事発見した。また小雨が降り出したので早めに新潟駅へ向かったら90分時間が空いたのでヨドバシとビックカメラを見て回り暇を潰した。
19:42発の新幹線は新潟始発なので15分前には乗車可能なのは初めての経験で楽だ。当日22時半前に帰宅出来る近場の旅はやはり便利だ。
Apple Watch 5のフィットネスは「ムーブ:948kca、エクササイズ:141分、歩数:20314歩、距離:16.71km」と聴講が多かったから余り消費カロリーは多くなかった。こうして2泊3日の新潟旅行は終わった。
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