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2012年07月26日

タイムマシンに乗って1961/6/25のヴィレッジ・ヴァンガードへ行ってみた

7/3(火)でレポートしたが「LINN AKURATE DSM」の試聴ではBill Evans Trio/Waltz for Debbyの1曲目My follish heartが使われた。リンDSは44.1kHz/16bitでも高音質との評価だが 192kHz/24bitとの音質差は大き過ぎて並みのCD音質としか思えなかった。比べる相手が悪過ぎる。(苦笑)

192kHz/24bitだと林家正蔵氏が言っていた通りタイムマシンに乗って1964/10/10の東京オリンピック開会式ではなく(笑)、1961/6/25のVillage Vanguardの客席に座っているかのような臨場感が味わえる。AKURATE DSM(89.3万)、パワーアンプAKURATE 2200/1(57.8万)、スピーカー AKURATE 242 SEペア(147万)合計294万のLINNシステムは本当に魅力的だ。

私は約4年前の2008年9月にS-1EX-LTDを導入してからジャズを聴き始めるようになった。これはジャズやクラシックには定番の高音質盤、名盤というものが数多くあると知り、その音をS-1EX-LTDで聴いてみたいとの思ったのがきっかけだ。こうしてジャズ・ミュージシャンについて調べていくとビル・エヴァンスの名があった。日本でも人気が高いジャズ・ピアニストで名盤、高音質盤と評価の高い作品が何枚もある。

ちょうどユニバーサルミュージックが2010年6月から販売し始めたSHM SA-CDの08/25発売ラインアップに「ポートレイト・イン・ジャズ+1」があったので買って聴いてみた。「2.枯葉」「9.いつか王子様が」が収録されており、名曲だと思うものの残念ながら私にはその魅力が良く分からなかった。(汗)

2010/12/15には「モントゥルー・ジャズ・フェスティヴァルのビル・エヴァンス+1」がSHM SA-CDで発売されたのを機会に扱いにくい紙ジャケット盤ではなくハイブリッド盤の方を買って聴いてみた。このライヴ盤にも「8.Someday my prince will come」が収録されているが、やはり私にはこの演奏の良さが理解出来なかった。(冷汗)

そして2011/06/22に「ワルツ・フォー・デビイ」がSHM SA-CDで発売されたのを機会に3度目の正直とハイブリッド盤を買って聴いてみた。「1.マイ・フーリッシュ・ハート」から「2.ワルツ・フォー・デビイ」へと繋がるゆったりとしたメロディとライヴ会場の雰囲気に一発でやられてしまった。「これはいい!」音楽好きなら誰でもこのアルバムは気に入るのではないか。そう思えるほど幸福な音楽のある時間が過ごせる。

こうしてやっとビル・エヴァンスの魅力が分かり始めて再び「ポートレイト・イン・ジャズ+1」と「モントゥルー・ジャズ・フェスティヴァルのビル・エヴァンス+1」を聴き直してみると何時の間にか楽しめるようになっていた。(笑)

次にどのアルバムを聴こうかと考える際、SHM SA-CDは取り扱いの悪さとCDの様にリッピング出来ない不便さがあるのでコストパフォーマンスが悪い。もっとお得感の味わえるCDはないかと思っていた時『ビル・エヴァンス オリジナル・アルバム・コレクション』を見つけた。5枚組1,200円なので1枚240円となる。収録タイトルは以下の通りだ。

Riverside Years [Import, from US][ASIN:B006QR28AG]
 1. New Jazz Conceptions
 2. Everybody Digs Bill Evans
 3. Portrait In Jazz
 4. Explorations
 5. Sunday At The Village Vanguard

輸入盤でブックレットは英語だが帯だけは日本語だ。私には「Portrait In Jazz」がダブるがリッピング用と思えば無駄にならない。 (笑) 音質的にも問題なくビル・エヴァンスのアルバムをもっと聴いてみたいという人にお勧めだ。

そして「Waltz for Debby」に惚れ込んだ身としては「Complete Village Vanguard Recordings 1961」は聞き逃せない。SA-CD盤を期待したが出そうもないので買ってしまった。20bit K2 Super Coding Systemによるリマスターということで音は良い。なにより1961/6/25のAfternoon Set 1,2とEvening Set 1,2,3のライヴ全てをCD3枚組で聴くことが出来るのが嬉しい。この素材から「Waltz for Debby」が作られたのかと思うと感慨深い。

本当に「ワルツ・フォー・デビイ」はジャズ初心者や音楽愛好家誰にでも薦められる名盤だと思う。

posted by バンブーヤン at 23:52| 音楽ソフト
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