新Bing AIチャットに尋ねれば、
“「証券会社が売りたい商品が常に顧客にとって適切な商品とは限らない」というのは、証券会社は自社の利益を最大化するために、高い手数料やリスクの高い商品を売りたがる場合があるということです。しかし、顧客にとっては、自分の目的やリスク許容度に合った商品を選ぶことが重要です。証券会社の勧める商品が必ずしも顧客のニーズに沿っているとは限らないので、自分で商品の内容やメリット・デメリットをよく理解してから投資することが大切です。”
と答えてくれるので新担当者のセールスには乗らない決意で出かけてみた。
私は過去2012年4月にユーロMMFを109.5円で全額売却して、同年5月に「1571:日経インバース指数ETF」の売買で精神的に疲れてしまい、資金はそのままMRFで塩漬け状態のままだ。
「インフレに負けないためにもこの資金を有効活用しましょう。」「現在日米の株価は下がっているし、米国金利は現在が最高で今後は下がると予想しているので、株と債券投資には良い機会です。」と言う。「Don’t catch a falling knife」という投資格言もあるのにと思いながら聞いていた。
また私は3月米シリコンバレー銀行の経営破綻から始まった金融不安が解消したとは思っていないので最悪の事態を想定すべきだと思っている。2008年のリーマンショックを思い出し、今後半年間は投資ポジションを決めず事態の推移を見守るのが賢明だ。
参考:米国債、デフォルトに陥る可能性―デッドラインは6月中旬
https://www.cyzo.com/2023/02/post_337002_entry.html
参考:2023年の金融危機が始まったのか?リスクから自分の財産を守ることは絶対に必要だ!
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/40818
新担当者は「Separately Managed Accountsはコストが安くお勧めです。」と言ってくる。パンフレットを見ると計算基準金額の区分で一番少ない5,000万円以下の金額を外国債券に投資した場合、投資一任報酬0.066%+SMA報酬0.902%掛かるとある。
例えば1,000万円を投資して資産がまったく変動しなかったとしても毎年税込96,800円を支払うことになる。債券だから年3%強の利息を受け取れるのに、うち1%弱がコストで減ってしまうのであれば直接債券を買った方が良い。他にラップ口座も勧められたが運用コスト的に選択する意味はない。
担当者と話をして「iDeCo」と「NISA」をやっていない自分はもっと投資の勉強を再開した方が良いと思った45分間だった。「iDeCo」の加入条件や「NISA」の一本化等当初とは制度も変更されているので再度調べてみよう。
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