正式発表直後に動画投稿サイトやSNSでレビュー記事や情報が一斉に投稿されているのを見ると熱心なルミックスユーザーをインフルエンサーとして活用していることに好感が持てる。
参考:フルサイズミラーレス一眼カメラ LUIMIX DC-S5M2/S5M2X 発売
https://news.panasonic.com/jp/press/jn230105-1
私が注目したLUMIX DC-S5M2の特徴は以下の通りだ。
1) LUMIX初の像面位相差AF搭載
2) 新世代ヴィーナスエンジン搭載
3) 手ブレ補正テクノロジー搭載(Dual I.S. 2 / B.I.S.)
4) ファン搭載による効率的な放熱処理
5) DC-S5比約4倍のバッファメモリ搭載
6) リアルタイムLUT搭載
7) ボディ本体価格が税込25万円弱
2019年3月発売のDC-S1から4年経過したがコントラストAFだからと他社カメラとの比較対象にもしてもらえない現実を認め、ついにLUMIXが像面位相差AFを搭載したと話題のモデルだ。
キヤノンEOS R6 MarkIIの36万円、ソニーα7 IVの28万円という最安値を見ると背水の陣と思えるような価格設定に加えLUMIX S5Uの予約購入応募で最大3万円キャッシュバックキャンペーンも行う。
S5UXも同様のキャンペーンを行う。不評と言う話も聞くロゴが塗りつぶされたS5UXは渋いデザインとなっておりS5Uを購入した一般ユーザーのレビューが出そろえば人気が出そうだ。
参考:LUMIX S5U予約購入限定キャッシュバックキャンペーン
https://panasonic.jp/dc/products/s_series/s5m2_s5m2x/campaign/s5m2_reserve.html
ここまでユーザーの要望を取り入れたDC-S5M2シリーズがコケたらパナソニックのカメラ部門はどうなるのだろうかと心配になるほど気合が入ったキャンペーンだ。
そのS5M2で私が気になるのは防塵対応がセンサーシフト方式と被写体認識AFが人間・鳥・動物だけな点とポートレートに使いたくなる様な特徴的なレンズがないことだろうか。マイクロフォーサーズカメラでパナソニックの使い易さを知っているが今更追加購入する程の魅力は感じない。
一方でDC-S5M2のサイズを見るとこの金型を流用してマウント部分だけを変えたDC-G9 PROの後継機を開発すればコストダウン出来るだろう。像面位相差AFセンサーが使えるようになったのでマイクロフォーサーズ用の新型センサーを開発するコストが不要になるのも強みだ。
マイクロフォーサーズカメラの新製品を出してくれるのであれば検討したいと思う今日この頃だ。
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