7回予定の「aVACホームシアター大商談会2012サマー」詳細レポートの第4回目は「14:00〜15:00 Pioneer SC-LX56:メーカーデモ」だ。新たにClass D「ダイレクト エナジー HDアンプ」を搭載したLX56の音に期待して参加した。
スピーカーS-3EX×4本、センタースピーカーS-8EX、サラウンドバックS-3EX-T×2本、サブウーファーS-W1EXの7.2ch構成に機器はAVアンプSC-LX56(税込17.5万円)、BDプレーヤーBDP-LX91、BDP-LX55、プロジェクタービクターDLA-X70R、OSスクリーン新製品となっている。
視聴ブルーレイは次の5作品だ。
1) ニューイヤー・コンサート2012より祖国行進曲 (第1部)
2) アデル/Live at the Royal Albert Hallより9.Rumour Has It
3) フィル・コリンズ/ライヴ・アット・モントルー2004/1996より21. Easy Lover【Live At Montreux 2004】
4) ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコルよりサーバールーム潜入シーン
5) ランゴ おしゃべりカメレオンの不思議な冒険より猛禽類の襲撃シーン
製品紹介のスライドではダイレクト エナジー HDアンプ搭載、バーチャルスピーカーズ、iControlAV2012専用App等の説明の他に「HDMIスタンバイスルー機能&HDMIスタンバイスイッチング機能」の便利さを強調していた。
先に「AVアンプマラソン試聴会」で価格的に2倍、3倍のモデルの音を聴いてからの視聴となりSC-LX56にとっては不利な条件だったが特に不満なくどの作品も楽しめた。「ゴースト・プロトコル」のビル・クライミングのスリルと「ランゴ」の逃亡シーンのコミカルさを音響が支えていた。
さすがに初めてLX85の音を聴いた時の様な驚きはなかったが、約半額でLX85にはない最新の機能が搭載されているのだからコストパフォーマンスの高さには感心するばかりだ。
ところでBDP-LX55があるのに何故BDP-LX91も置いてあるのだろうと昨年の音展から不思議に思っていたら「お耳慣らし」のためらしい。ところがデモ中にLX55の調子が悪くなり再生をLX91にバトンタッチする一幕もあり実はバックアップ用のようだ。(冷汗)
今までパイオニアのデモではS-1EXシリーズを使用してきたが今回はS-3EXシリーズを持ってきた。今後はS-3EXを中心に売っていくつもりなのだろうか。
【関連リンク】
『SC-LX56』
http://pioneer.jp/components/avamp/lx56/index.html
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