7回予定の「aVACホームシアター大商談会2012サマー」詳細レポートの第3回目は「13:00〜14:00 AVアンプマラソン試聴会:堀切氏」だ。3社のAVアンプを比較試聴出来る機会はそうそうないので期待して参加した。
AVアンプはソニーTA-DA5700ES(税込23.7万円)、パイオニアSC-LX85(税込33万円)、オンキヨーPR-SC5509(税込26.3万円)+PA-MC5501(税込21万円)の3台を用い、その他の機器構成は共通でスピーカー B&W 803Dia×4本、センタースピーカーB&W HTM2Dia、サブウーファー富士通テンTD725SW、BDプレーヤーPRIMER BD32、プロジェクター SONY VPL-VW1000ESとなっている。
視聴ブルーレイの前半2作品は各社共通で比較視聴を行い、後半3作品はそれぞれメーカーの推薦盤が上映された。
1)トゥルー・グリット:エピローグ
2)黒衣の女(The woman in black):雷雨の来客
3) TA-DA5700ES アバター:初めて森へ
4) SC-LX85 ジュラシック・パーク:Tレックス登場
5) PR-SC5509(B)+PA-MC5501(B) パンズ・ラビリンス:地下迷宮へ
堀切氏から「『JAWS コレクターズ・エディション』と『インディ・ジョーンズ コンプリート・アドベンチャーズ』BD-BOXはDVD化の時に加えられた音源を除き劇場公開時音源のみでリミックスしている」との話があった。また版権の問題で日本では「パンズ・ラビリンスBD」は出ないらしい。
TA-DA5700ESでは聴感補正技術「サウンド・オプティマイザー」の効果のオン/オフを、SC-LX85ではバーチャルハイトとバーチャルサラウンドバックの同時使用効果を、PR-SC5509(B)+PA-MC5501(B)ではとにかく音を聴いて欲しいと各社のセールスポイントをアピールして視聴会は終了した。
堀切氏が忙しそうに慌てふためいている印象が強く残ったイベントだった。(苦笑)
「誰か俺のマネージャーをやってくれー」とぼやいていたけど「講演スケジュール」を落ち着いて見ればRoom9とRoom6を1時間毎に往復すればよいだけなので、スマホのカレンダーとかでイベントを管理するのをお勧めする。私も入り口でスケジュールをもらったら直ぐに入力して7部屋を梯子した。(笑)
とは言ってもAVアンプ3台切り替えと言う難易度の高い比較視聴なのでリハーサルしていた筈なのに最初TA-DA5700ESから音が出なかったり、PR-SC5509(B)+PA-MC5501(B)でフロントLRから音が出ていなかったりと1時間しかないのに2回もトラブルが発生したのだから確かに焦ってしまうだろう。ご心労をお察しする。
肝心の音だがやはり価格帯が違うことだけのことはあると納得出来る結果だった。DA5700ESの「サウンド・オプティマイザー」は家庭内視聴で有益だし、XL85の情報量が多くスピード感のある音は魅力的だ。PR-SC5509のノイズの少なさとPA-MC5501のパワーの底力を感じさせる音は安定感がある。
「黒衣の女」はゴシックホラーで、雷雨の中に玄関をノックする音や突然鳴り響くオルゴールの音、とサラウンドチェックに最適の映画の様だ。なかなか良い感じで驚かせてくれる。(冷汗)
その夜ベットで横向きに寝ていた私を何者かが跨いで通りその重みでマットレスが沈み、私の体が仰向けになった・・・という夢を見て一気に目が覚めた。「夢か現か」と悩みそうな内容で暫く眠れなかった。(苦笑)
【関連リンク】
『TA-DA5700ES』
http://www.sony.jp/audio/products/TA-DA5700ES/
『SC-LX85』
http://pioneer.jp/components/avamp/lx85/
『PR-SC5509(B)+PA-MC5501(B)』
http://www.jp.onkyo.com/audiovisual/avcenter/prsc5509/index.htm
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