行ってみれば結局ムビチケを使い発券機で座席指定する必要があった。昔の映画館の様に中央の一定席が指定席という訳では無く自由席という概念が無くなっているのか…。
発券機では席に補助線が表示され見易い席がどこなのか分かり易くなっている。拡大表示してくれるしユーザーインターフェースは良好だ。一方カードや紙幣を入れる為の投入口が何か所もありムビチケをどうしたら良いのか分かり難い。ランプで順番にどこを使うのか示してくれたら親切なのにと思った。
183席のスクリーンは「◎余裕あり」のままで約半数の席が埋まっていた。不思議なのは中央席が意外と空いていること。ペアで埋まるのは分かるがデートムービーとして楽しい内容になりそうもない気が…。またわざわざ角席を取っているのは何しに映画館に来ているのやら…。(^_^;;
私はF列-10番を取ったがちょっと見上げる感じになった。なるほど後ろの列が混んでいる理由が分かった。もっともシートは頭の部分まであり柔らかいので見上げていても首は痛くならないし快適だ。
ストーリーは、深界6層へ向かうリコ、レグ、ナナチを深界5層の前線基地にいるボンドルドは歓迎して向かい入れた。世話係りは娘のプルシュカだ。リコはすぐに友達になったが、その夜…と言う怒濤の展開であっと言う間の105分間だった。
ナナチファンであれば、お馴染みの料理シーン、楽しげなキャンプシーン、もふもふシーンと大活躍で見せ場が多いので満足な筈だが、とにかくプルシュカの運命が悲惨過ぎて後味悪い。アレが救いで希望なのか?とどうしても納得出来ない。
アニメとして面白いし、ストーリーもナナチがボンドルドの助手として何を手伝っていたのか、ナナチとミーティの実験の成果がどう生かされたのか、白笛とは何かと興味深い設定が明かされていく。だがR+15指定は伊達では無く、残酷な結末が訪れる。まったく夢の中にプルシュカが出てきそうだ。
「To be continued」と終わった通り、続編制作が発表されたらしいが、この様な展開が続くのであれば辛過ぎて素直に喜べない。(>_<)
なお本編前に『マルルクちゃんの日常』という5分弱の短編アニメが上映される。2週目は微笑ましい「おつかい」エピソードとなっている。これを本編後に上映してくれれば少しは気分転換になっただろうにと思う。
大変数多くのアニメ映画が公開されていて商売になるのか疑問だったが、売店でキャラクターグッズが販売されておりちょっとしたイベント会場の様だ。これらグッズの売り上げを考えたら確かに美味しい作品と言えるのだろう。前売り券にクリアファイルを特典に付けたり、入場者プレゼントにカレンダーを配ったりしても十分利益が出るという訳だ。
私もパンフレット以外にクリアファイルを買って来てしまった。支払いにSuicaが使えるから快適に買い物が出来過ぎる!
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