3/1(木)で取り上げた「パナソニック LUMIX GX1 マニュアル」「PANASONIC LUMIX GX1 オーナーズブック」、3/21(水)の「家電評論[特別編集] ミラーレスカメラの選び方がわかる本」でも囲みでしか紹介されていないかなり冷遇されているレンズだ。
実際3/10(土)で接客してくれたヤマダ電機 日本総本店の店員さんに”H-FT012”と言ってもピンと来なかった程忘れられている。(涙) ではその実力はどうか。価格.comのレビュー様式に沿って評価してみたい。なおカメラ本体、レンズ共単時間使用のファーストレビューとなるので理解不足による的外れなことを書いているかもしれないが気付いた時点で訂正するのでご容赦願いたい。
【操作性:2】
パンフォーカス専用でレンズ交換すれば対応カメラ本体の方で3Dレンズとして認識してくれるので取り扱いは簡単のはず・・・だが今回MACRO(H-ES045)の後に使用したところ露出がF2.8のまま変更出来ず明る過ぎて全体が白とびしてまともな写真が撮れなかった。
電源を入れ直してもこの問題は解消されず困ってしまったがiAボタンを押したところやっと露出が適正になり撮影が出来るようになった。カメラ側の問題と思われるがこのことでまずは”2”と言う印象だ。
【表現力:4】
3D写真で評価すれば”4”だ。何しろ自分が撮影した写真が飛び出すのだからそれだけで面白い。DLA-X3で見たが花だからと近寄って撮影してしまい視差が大き過ぎて目が疲れてしまった。撮影者が経験を積んで3Dならではの撮影テクニックを覚える必要がありそうだ。
また3Dで見るディスプレイの性能でも評価が変わるだろう。DLA-X3なのにクロストークが多く3D品質を損ねていた。1824×1368画素のMPOファイルからディーガがどう3D映像信号化しているのか後で調べてみよう。
なお2D写真に関しては同時に記録されているJPGファイルを見ると悲しくなる程安っぽい画だ。
【携帯性:5】
長さ20.5mm、重さ45gとコンパクトで軽く携帯に便利だ。後は交換レンズとして持って行く価値を見出せるかがポイントだ。(笑)
【機能性:3】
3Dが撮れる唯一の交換レンズとなる。GX1は水準器表示が可能なので水平さを保って撮影出来3D効果を損ねないで済む。
【満足度:3】
1.7万円で3D写真を撮って遊べるという点は満足出来る。既にパナソニックのGシリーズと3D対応TVをお持ちの方にお勧めしたい。ただこのレンズの為に機材をイチから揃えるほど期待しない方が良い。このレンズは入門モデルとして価値はあるものの、もっと明るく描写力がある高性能な3Dレンズが選択肢としてあっても良いと思う。
大切な記念写真はXレンズ等高性能な物を使い、同じ被写体を再撮影可能な時間と暇があればこのレンズを使い3Dで記録を残しておく、そんな使い方が似合っていそうだ。
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