http://www.nhk.or.jp/magnet/program.html
悔しくて今週のNHK総合1地デジ011のEPGをしっかりチェックしていたら3/7(水)19:30クローズアップ現代「アニメを旅する若者たち “聖地巡礼”の舞台裏」(No.3171)の放送を見つけ録画することが出来た。内容詳細は[放送内容まるごとチェック]で確認することが出来る。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3171
「だが、まとめる。」(笑)
4年ほど前から“聖地巡礼”ブームが起き今では全国に400箇所の聖地があり年間100万人が訪れると言う。
【激変 アニメ産業 “聖地巡礼”ブームの謎】という切り口で以下の作品を紹介していた。
1. 『らき☆すた』(2007年4月放送、聖地:埼玉県久喜市):初詣客が5倍に増え地元に10億円の経済効果をもたらした。
2. 『たまゆら 〜hitotose〜』(2011年10月放送、聖地:広島県竹原市):2011年末に若者2,000人が訪れた。
3.『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2011年4月放送、埼玉県秩父市):映像のみ
【ブームの背景 アニメ産業の苦境】というサブタイトルで深夜アニメの製作本数が増えたのでデジタル写真で実在の背景収めてアニメの中で使う手法が行われるようになった、と説明された。
4.『true tears (トゥルー ティアーズ)』(2008年1月放送、聖地:富山県南砺市):製作会社インタビュー
5.『花咲くいろは』(2011年4月放送、聖地:石川県湯乃鷺):巡礼者2名が3時間掛けてアニメの1シーンに登場した道路を発見したことを説明する。アニメ内架空のぼんぼり祭りが実際に開催され5,000人が集まったとのこと。
国際大学GLOCOM客員研究員の境真良氏はこのブームを「視聴者の推理ゲーム」と言い「岡田斗司夫氏が”通の目”と言った様にマニアの見方のゲーム」だと解説した。その背景には地域密着アニメの等身大主人公人気があるとのこと。
6.『オリジナルアニメ』埼玉県が2,000万円掛け、沿線ごとに観光地と特産品を紹介したアニメを4話製作した。動画サイトで公開する予定だ。
7.『輪廻のラグランジェ』(2012年1月放送、聖地:千葉県鴨川市):月1回地元住民との会議が行われている。産業振興課では5,000万円掛けて整備した展望台を中心に商店街の活性化を計画しているが・・・。
面白い!冒頭で『たまゆら 〜hitotose〜』のヒロイン沢渡 楓に番組名を言わせる遊び心が嬉しい。『あの花』が紹介されなかったのは埼玉県舞台のアニメを2本も扱うとマズイというNHK的な公平感覚だったのだろう。(笑)
産業振興課職員が“輪廻ラグランジェ聖地巡礼”でググると厳しい意見がチラホラというのは予想された反応だ。「犯人を知らされている推理小説を読みたいか?」「種も仕掛けも明かされた手品を見て楽しいか?」と考えなかったのだろうか。”ジャージ部魂”というジャージまで作り走り回っている姿を見ると応援したい気持ちにはなるが、まずは作品のファンを増やすのが先だろう。さて今後”おらが丼”は出てくるのだろうか?(笑)
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