DLA-V9Rは0.69型ネイティブ4K「D-ILA」デバイスと口径100mm16群18枚オールガラス・オールアルミ鏡筒レンズ搭載で税抜価格200万円。ネイティブコントラスト100,000:1輝度2,200lmとなっている。「8K/e-shiftテクノロジー」搭載で8K高精細映像表示(8192 x 4320画素)を実現している。ただし8K 信号の入力には対応していない。
DLA-V7は新0.69型ネイティブ4K「D-ILA」デバイスと口径65mm15群17枚のオールガラスレンズ搭載で税抜価格100万円。ネイティブコントラスト80,000:1輝度1,900lmとなっている。
DLA-V5は新0.69型ネイティブ4K「D-ILA」デバイスと口径65mm15群17枚のオールガラスレンズ搭載で税抜価格75万円。ネイティブコントラスト40,000:1輝度1,800lmとなっている。
3モデルとも3D/Deep Color/HDCP2.2対応HDMI端子、超高圧水銀ランプを光源としHDR10コンテンツを最適な画質に自動調整する「オートトーンマッピング」機能を搭載している。別売RF方式3Dシンクロエミッターを接続することで3Dブルーレイ再生にも対応可能だ。「DLA-V9R」「DLA-V7」の2モデルは新シネマフィルター採用でDCIP3の広色域を実現している。
参考:『D-ILAプロジェクター3モデルを発売』
http://www3.jvckenwood.com/press/2018/dla-v9r_v7_v5.html
JVCは4K「D-ILA」デバイスのコストダウンに苦労していると聞いていたので、2018年内に100万円を切るネイティブ4Kモデルを発売するとは思っていなかった。しかもオールガラスレンズ搭載で先行するソニーと互角の価格設定をしているので驚いた。まあこれはレンズの性能を謳って来ただけに意地で搭載したと言える。
年末には4K BS放送が開始されるし、2019年10月に消費税が10%となる予定なので発売するタイミングとしてはこの秋が絶好のタイミングだ。
「4K/e-shiftテクノロジー」搭載の新モデルがないのも意外だが、安い価格設定をして既存モデルユーザーの心象を悪くすることとブランドイメージ毀損を避けたのだろう。DLA-X990R/X590Rは引き続き販売されるようで発売から1年経過したX590Rは現在46万円を切る価格になっている。
DLA-V5はX590Rにネイティブ4Kデバイスを搭載したモデルと言える仕様でコストパフォーマンスは高い。海外で発表されたVPL-VW535後継機の良いライバルとなりそうだ。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image