この結果寝坊して東京ビッグサイトに着いたのは12時半を過ぎていた。有明の空は厚い雲に覆われ一瞬小雨が落ちてくることもあり涼しく、私が経験した中で一番楽な夏コミとなった。
毎回LUMIX DMC-GM1+LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2とDMC-GX1+LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8の2台体制で出かけるのだが、35mm判換算で70mmや85mmでは望遠側が足りないと感じることが時々ある。
LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8 II/POWER O.I.S. [H-HSA35100]を購入することも検討したが外出先で頻繁にレンズ交換は出来ないので結局出番がなくなりそうだ。そう考えると高倍率ズームが選択肢となるがどのモデルもテレ側がF5.6と暗いので欲しいと思わなかった。
16/11/18発売のオリンパスM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROは
1)F4.0通し
2)5段効果手ぶれ補正機構搭載
3)防塵防滴・耐低温(-10度)性能
4)8.3倍ズームでプロ仕様
と今までの高倍率便利ズームと一線を画した性能を有している。
先日のワンフェスでもやはりもっとテレ側が欲しいと思った所に、ヨドバシカメラマルチメディアAkibaで現物を操作する機会があり一気に購入意欲が高まりついに買ってしまった。レンズ保護フィルターはケンコー72S ZX(ゼクロス)プロテクター [72mm]を選んだ。
LUMIX DMC-GX1に装着し3時間程使ってみた簡単なレビューを記しておこう。
1)ズームリングの回転がパナソニックと逆と知っていたが、撮影に集中すると無意識にパナの癖が出て「反対だ!」と何回も思わされた。
2)撮影後の移動時にレンズを見ないでワイド側に戻すのだが、これも気づくと逆のテレ側に伸び切っていて「癖って怖い」と思ってしまう。
3)ズームリングはX VARIO 12-35mmより重くズーム方向を間違えることも影響して疲れる。(^_^;;
4)重さ561gなのでGX1本体292gとの組合せで約900gと結構重い。ノクチロン425gとGM1約204gの組み合わせ約700gに持ち帰ると軽くてホッとする位の差を感じる。
5)レンズフードはロックが掛かり落とすことが無いので安心だ。これはパナも導入して欲しい。
6)手ぶれ補正はGX1でも効果十分だ。
7)100mm側を使う機会は少ないが、期待通り8.3倍ズームは便利だ。
8)写りはX VARIO 12-35mm/F2.8と遜色なく、これではX VARIO 12-35mmの出番が減りそうだ。
9)当然F2.8よりボケないので背景がうるさくなってしまうのは仕方ないところ。
10)このレンズを使っているとLEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2の明るさとボケが嬉しくなる。良い組み合わせだ。
写りは期待通り、重さは数値の予想以上、ズームリングの逆回転は想像以上にストレスだ。こういったユーザーの使い勝手に関する仕様は統一して欲しいところだ。レンズでこうなのだから使い勝手の違いが怖くてオリンパスのカメラボディが買えなくなってしまう。(^_^;;
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