型番はUBZがUltra HD ブルーレイ再生対応モデル、BRZが3チューナー搭載、BRWが2チューナー搭載、BRSが1チューナー搭載機で、搭載ハードディスク容量は2020が2TB、1020が1TB、520が500GBと主な仕様が分かり易い構成だ。
AV PhileとしてはUltra HD ブルーレイ再生対応のDMR-UBZ2020が気になる。私が注目した仕様は以下の点だ。
1) Ultra HD ブルーレイ再生
2) ダイナミックレンジ変換
3) 2系統HDMI出力
4) ハイレゾリマスター:音声をハイレゾ相当にアップコンバート
5) CDリッピング対応
6) ハイレゾ音源音楽ファイル再生
7) SeeQVault規格USBハードディスク対応
8) 4Kリアルクロマプロセッサ、4Kダイレクトクロマアップコンバート搭載
既にTV番組録画はテレビに接続したUSB HDDで十分なユーザーが多いのだろう。ハイレゾ音源再生と高音質化の付加価値で差別を計るのが最近のディーガの商品戦略だ。レコーダーと言うよりネットワークミュージックサーバー化している。
他の4機種が10月中旬とあと2週間程で店頭に並ぶと言うのに、UBZ2機種は11月下旬発売予定となっている。約2カ月も待たせると言うのはパナソニックとしては珍しい。後日発表してクレームになるよりフライング発表を選んだと言うことだろう。
ソニー、シャープ、オッポがUltra HD ブルーレイプレーヤーの発売を予定しているしマイクロソフトゲーム機Xbox One SもUltra HD ブルーレイ再生に対応すると言う。2016年年末はUHD BD再生に何を選んだら良いのか悩む楽しみが待っていそうだ。
ただし今後ドルビービジョン対応ソフトを収録したUHD BDが発売される予定で、再生にはドルビービジョン対応プレーヤーとディスプレイが必要だと聞く。
そう考えると予約価格が11万円以下のUBZ2020を購入して動向を気にしつつUHD BDを楽しむと言う選択肢もありそうだ。もっとも既にレコーダーを5台持っている私には購入予定はないのだが…。(^_^;;
【関連リンク】
『DMR-UBZ2020』
http://panasonic.jp/diga/products/ubz2020/
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