当初「プロジェクターの個性をとことん引き出す!EPSON/JVC/SONYリレー視聴会」を見学しようと思っていたのだがJVCの新製品がないからなのか、がらがらだったので急遽パイオニアへ移動した。(汗)
14回予定の「HOME THEATER JAPAN 2014 WINTER 」詳細レポートの第11回目は14/11/23(日) 12:30〜13:25 Room7:Pioneer SC-LX88&BDP-LX88視聴だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はAVアンプ:SC-LX88、プレーヤー:BDP-LX91、BDP-LX88、フロントSP:S-1EX×2、センターSP:S-7EX、リアSP:S-2EX×2、トップSP: S-CN301-LR×4、サブウーファー:S-W1EX×2、プロジェクター:SONY VPL-VW500ES、スクリーン:(未確認)の5.2.4ch構成だ。音展で初登場した治具で今回もトップスピーカーを設置していた。
■アナログ音声比較試聴曲
1)CD「Kisses on the Bottom/ポール・マッカートニー」より「I’m Gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter」
■HDMI音声比較試聴曲
1)BD「Hit Man: David Foster & Friends」より「ユー・レイズ・ミー・アップ(ジョシュ・グローバン)」
■画質比較視聴映画
1)BD「007/スカイフォール」よりスカイフォールの風景シーン(解像感、立体感の比較)
2)BD「カジノ・ロワイヤル」よりホテルのレストルームのシーン(ノイズリダクション効果比較)
BDP-LX91とLX88の直接対決という大変興味深い内容となっていたが、CD再生にサラウンドモードが入っていて最初からやり直したり、画質比較を始めようとしたらLX91の画がでないというトラブルが発生したりと昨日同様予定通りには行かなかった。(汗) AVアンプの電源を入れ直したところHDMIのリンクが復活してデモが再開された。
「HDMIは怖い」と言っていたが、信号の暗号化、機器間認証、制御系接続といった複雑な処理を行っている為、今回の様に頻繁に機器の切り替えを行うと不安定になることもあるのだろう。
こうして比較するとLX91に比べてLX88は張りや押しの強い輪郭のはっきりしたアナログ音を聴かせてくれる。HDMIでは低音の沈み込みやヴォーカルの朗々とした伸びやかさ等でLX88の方が優れていた。
画質でもLX88の方が黒い服の素材感や腕の産毛で解像感の違いを、壁紙の美しさでノイズ処理の巧みさを見て取れた。なるほど6年間の技術の進歩とガードレールに使われている丈夫な塗装を採用した制振効果を理解出来る結果だった。
■ドルビーアトモスデモ
1) DOLBY ATOMOS DEMOよりAMAZE TRAILER(フルバンドフェイズコントロール ON/OFFの比較)
2) DOLBY ATOMOS DEMOよりLEAF TRAILER(フルバンドフェイズコントロール ON/OFFの比較)
3)ATMOS『トランスフォーマー/ロストエイジ』よりch.14
SC-LX88のMCACC PROによる位相管理の確かさを実感するデモだった。
ところで同じS-1EX、S-7EXユーザーとして気になったのはデモに使われていた両スピーカーのCSTドライバーのフレームにテープが貼ってあったこと。制振効果があり音質が向上するのだろうか?
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