さすがにセットになっている
・『ウルヴァリン:SAMURAI』
・『プロメテウス』
・『アイ,ロボット』
・『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』
・『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』
・『ガリバー旅行記』
の6本立ては無理なので85分と一番上映時間の短い『ガリバー旅行記』を観ることにした。
新聞社の郵便室で10年働いているガリバーは、片思いの女性編集者の手前格好付けて旅行が趣味と言ってしまい、ネットと本からコピペした旅行記で文才を認められてバミューダ海域の取材へ行くことになった。そこで遭難して2つの王国が戦争状態の小人の国へ流れ着き捕虜となったものの、王女と国王の危機を救い一躍英雄となり国防将軍となったが…と言うストーリー。
『ガリバー旅行記』を現代に置き換えてラブストーリーを絡めたコメディとなっている。主人公のガリバーが『スターウォーズ』ファンで小人の国で『スターウォーズ EP5』ばかりか『タイタニック』を劇で演じさせて鑑賞したり、KISSのファンで「ロックンロールオールナイト」で音楽ゲームを興じたりとカルチャーコメディ色が強い。ガリバー対策として敵国が変形巨大ロボットを繰り出してくると『トランスフォーマー』のノリだ。(笑)
英語5.1ch DTS-HDマスター・オーディオはガリバーが海の竜巻に飲み込まれる時の低音は迫力あるが、それ以降は大人し目。巨人となった迫力を出す為低音を積極的に使うことは少ない。3D効果も大人しく観ていて3Dで驚く様なシーンは無かった。接客用ディスクとしての出番はなさそうだ。(苦笑)
まあAV Phileとして注目すべきソフトではないが、コメディとしてはそこそこ楽しいし、ガリバーと小人が絡むシーンは懐かしい特撮の合成シーンを見る様でなかなか味がある。
そう言えばガリバーへの攻撃で目を狙うような戦術がまったく出てこなかったのはお子様への配慮だったのだろうか。最近では巨人と言うと『進撃の巨人』が連想されハードな印象が強いが、こんなコメディもアリだと思う。
FOXだけではなくユニバーサルからも『アクション・ムービー 3D ベストバリューBlu-rayセット』として『インモータルズ -神々の戦い-』『サンクタム』『47RONIN』の3本セットボックスが発売される。
年末商戦に向けてお得なボックスを発売して売上増を狙う、ついでに販売が予想以下で在庫となっている3D版ディスクも処分出来るといったところだろうか。1作品1,412円であればハズレでも痛くないのでこれも買いだ。(笑)
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