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2024年11月26日

試聴盤「Quiet Winter Night」が見つからないと思ったらSACDのダブり購入に気付いた!

24/11/24(日)『ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024』で角田郁雄氏が試聴ディスク3枚を紹介した。この3枚とも購入済みだから自宅のシステムでも試聴してみようとディスクを探した。

2枚はすぐ見つかったが「Quiet Winter Night (Blu-ray Audio)/Hoff Ensemble」が見つからない。確かに購入した筈とネットショップの購入履歴を検索したがアマゾン、楽天市場、TOWER RECORDSにはない。

買った記憶はあるのに思い違いなのだろうか?試しにこのブログを検索したら2013/11/14と2014/01/21のブログがヒットした。HMV ONLINEにてBLU-RAY AUDIO 5枚を購入したうち「Quiet Winter Night」だけ入荷せず別便になったと書いてある。

その後のどうなったのかが不明なので久々にHMV&BOOKSにログインしたがやはり11年前の注文履歴は残っていなかった。Gmailにも購入時の確認メールは残っていない。当時はプロバイダーのメールアドレスを利用していたのかもしれないが、既に解約したので当時のメールを見ることも出来ない。

探していたらこの時届いた4枚はすぐに見つかったので「Quiet Winter Night」も届いていれば同様に保管していた筈だ。結局注文はキャンセルされたのだろうか?

今回高音質CDの保管ボックス内を探していたらSACD「チェコ・フィルプレイズ スタジオジブリ交響曲集」を見つけた。24/10/01にアマゾンで購入したのとは別にこの1枚をいつ買ったのか?試聴用と保管用だなんて冗談にもならない。

SACD「ゲド戦記・オリジナルサウンドトラック」もあったがこれもどこで購入したのだろうか?アマゾンは2010年まで購入履歴が見られるが無かった。楽天市場の2021年からの購入履歴にも無い。TOWER RECORDSにもないし、やはり購入履歴がまったく残っていないHMVなのか?

なお「マニフィカト〜アルネセン、カーニス、ヤイロ/トロンハイム・ソロイスツ、ニーダロス大聖堂少女合唱団」は17/10/07アマゾンで、「Polarity (+blu-ray Audio)(Hyb)」は24/08/01楽天ブックスで購入ということは分かった。

改めて「Quiet Winter Night」を買おうと思っても「スタジオジブリ交響曲集」の購入ミスを思うとどこかに紛れていないか心配になってしまう。

購入先をアマゾンに統一していたらこんな苦労はせずに済んだのにと思うだけの便利さがあるのはさすがだが、マーケットプレイスが玉石混淆状態で価格が信用出来ないことがあるのは困りものだ。

2024年11月25日

24/11/24(日)も『ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024』へ行ってみた

24/11/24(日)も『ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024』へ行こうと浅草橋ヒューリックホール&カンファレンスへ向かった。

10時過ぎにビルに着き階段を上がり3階へ向かった。2階の入り口に「アクセサリーショウ2024はもう1階上です」と掲示されていたから勘違いする人もいるらしい。

受付でメールアドレス登録受付メール画面を見せて今日のプレゼント抽選会に参加した。タブレットによるくじ引きで「オーディオアクセサリー 2016年3月号」No.160特別付録「MAYA's Voices and Songs for Your Audio Check!」が当たった。賞品の中には3kgのお米もあったが当てた人はいたのだろうか?

【ROOM1】は展示スペースでPerfectionのANE搭載コンセントフィルターPFT-ANE1とアクティブフィルター搭載電源タップPFT-T3000AFを見てきた。PFT-T3000AF自体のACケーブルは添付されていないとは何がメーカー推奨なのだろうか。

参考:【入場無料】いよいよ明日から!「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」開催。今週末は浅草橋へ
 https://www.phileweb.com/news/audio/202411/22/25954.html 


試聴イベントはお互いの音漏れが気にならないように配慮したのか3部屋のイベント時間が重なっていることが多く隙間時間なく聴いて周るのが出来ないのが残念だ。お陰で空き時間に近くのバーガーキングへ行く時間があったのだが。休憩を取りながら以下の5つに参加した。

【ROOM2】10:30〜12:00「ついに上陸、オーディオファンに捧げるQobuzの魅力 角田郁雄」

冒頭に角田先生が質問に答える形で試聴ディスク3枚を紹介した。
 ・「Quiet Winter Night: An Acoustic Jazz Project」2曲目 Stille, Stille Kommer VI
 ・「Polarity:Hoff Ensemble」3曲目 Polarity
 ・「Magnificat:Nidarosdomens jentekor & TrondheimSolistene」3曲目 Quia fecit
この3枚は雑誌とかイベントで試聴ディスクとして紹介されており購入済みだ。後ほど家で聴き直してみよう。

コバズに関してはオーディオメーカーとの協調で製品対応進んでいるのが強みではあるが、他社サービスに比べ邦楽カタログが弱いので現在精力的に追加中とのことだ。

【ROOM2】12:30〜14:00「旬の音本舗 福田屋 特別講演2 福田雅光」

電源ケーブルと電源ボックスの比較試聴が行われた。確かに高価なモデルになると音質が向上した様に聴こえるが価格と立派な製品を見てからだと自分の心理的主観的要因の影響も大きそうだ。福田氏はオヤイデAXIS-303 GXケーブルをリファレンスとしているそうだからまずは1万円台から始められるならお財布に優しい。

PFT-T3000AFも試聴出来て確かにフィルター効果は聴き取れたし雷サージとサーマルプロテクター内蔵と言う付加機能を考えると安心な製品だ。

【ROOM2】14:30〜16:30「レコードをより良い音で!注目スタビライザー一斉比較 小原由夫」

DS AudioスタビライザーES-001の試聴あった。以前DS Audioのデモを見たことがあったが偏心をどう調整しているのか説明がなかった。測定結果を見ながら手でレコードの穴を中央に寄せるのだそうだ。これに拘り始めたらいつまで経っても再生出来なくなりそうだ。(^_^;;

【ROOM2】16:00〜17:30「新作試聴会&アクセサリーを試す 林正儀・MAYA」

冒頭にタイトルに"新譜"とあったが正しくはレーベルの"新作"と訂正があった。MAYAさんはファッションのアクセサリーよりオーディオアクセサリー好きで収録スタジオへ行くと機器の裏側を見てしまうそうだ。今回新作制作にはスタジオへオーディオアクセサリーを持ち込んで音質に拘って制作したと語っていた。

【ROOM4】17:15〜18:00「4社競演 各社のリコメンドソングを聴く(フリー)」

残り30分間で参加した。「オトナブルー/新しい学校のリーダーズ」のアナログ盤もかかったがボーカルが生々しくしっかり高音質盤だった。オーディオ好きが好みの楽曲を持ち寄り交互に再生するノリの試聴会で楽しかった。

昨日はROOM2では荷物を置いて席取りする人が多くて、座りたければ早くから入室しないといけなかったが、今日は席に余裕があった。入場者数が昨日より少なかったのだろうか?

2024年11月24日

24/11/23(土)の『ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024』へ行ってみた

24/11/23(土)は『ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024』へ行こうと浅草橋ヒューリックホール&カンファレンスへ向かった。12時頃にビルに着いたが3階へ行くはエレベーターしかないのだろうか。途中食事のため外に出て気付いたがビル内ではなく外に階段があり1Fのコンビニ前に出られた。

受付ではメールアドレス登録受付メール画面を見せるとプレゼント抽選会に参加できる。タブレットによるくじ引きで「オーディオアクセサリー 2024年7月号」No.193特別付録ヴィーナスレコードCDサンプラー2024が当たった。ハズレはないようだ。

23(土)は12時開場だがイベントは13時開始だ。試聴スペースは【ROOM2】【ROOM3】【ROOM4】の3部屋設けられている。

【ROOM2】は音源出版<試聴イベント>が行われており正面には日本音響エンジニアリングのSYLVAN・ANKHが設置されていた。もっとも部屋の一番後ろの壁際で聴いていると壁が共振しておりチューニング不足を感じた。

【ROOM3】は完実電気のLUMIN、DEVIALETとDS Audioの試聴会が13:10から18:00まで4回行われた。

【ROOM4】は光城精工、サエク・コマース、前園サウンドラボ、由紀精密の4社の試聴会が13:00から19:00まで4回行われた。

【ROOM1】は展示スペースでオーディオアクセサリーが展示されていた。ハイエンドオーディオと銘打っていたがメーカーは出展しておらず試聴会で使用されているのがハイエンドオーディオ機器ということだった。オーディオ機器買取の会社まで出展していたのは珍しい。終活ブームだからだろうか?

結局【ROOM2】に1日中いて3つのイベントに参加した。
13:00〜14:00「オーディオ銘機賞2025金賞受賞モデル一斉比較 山之内正」
14:30〜16:00「旬の音本舗 福田屋 特別講演1 福田雅光」
16:30〜18:00「わたしが愛するヴォーカル・アーチスト 小原由夫・井筒香奈江」

金賞受賞モデルの比較試聴ではACCUPHASE、MARANTZ、ESOTERIC 3社のSACD/CDプレーヤーとプリメインアンプの組み合わせで試聴した。スピーカーはB&W 802 D4だ。

ジャス楽曲ではE-800Sは迫力ある低音がバンバン出て、MODEL10はあっさり低音で薄く感じる程、F-01は2モデルの中間でバランスよく低音を聴かせてくれた。

「旬の音本舗」では各社のオーディオアクセサリーの比較試聴を行った。PerfectionのANE搭載コンセントフィルターPFT-ANE1は電源の高周波ノイズ除去で音がクリアになることが実感出来て定価6.6万円は納得出来る。調べるとアクティブフィルター搭載電源タップPFT-T3000AFもあるのでこちらも効果がありそうだ。

小原由夫氏と井筒香奈江さんがヴォーカル・アーチストのお薦めアルバムを持参し交互に楽曲をかけていくトークショウだった。2人の掛け合いが楽しく魅力的なヴォーカル楽曲も聴けて楽しい90分間だった。

18時終了と勘違いし帰宅してしまったがROOM4では18:00から19:00まで「4社競演 各社のリコメンドソングを聴く(ロック)」が行われていた。

しっかりイベント予定表を確認すべきだった。orz

2024年11月23日

【α SPECIAL EVENT 2024】で「FE 28-70mm F2 GM」と「FE 50mm F1.2 GM」を50mm F2対決させてみた

24/11/21(木)【α SPECIAL EVENT 2024】に行きα1 IIとFE 28-70mm F2 GMの実写データをもらってきた。帰宅して早速原寸表示で写りを確認した。

「撮影体験:バスケットボール」はα1 II+FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIで撮影した。最初200mmでプレイを追ったが選手の動きにまったくついて行けず70mmで撮るしかなかった。こんな時に5010万画素あるとトリミングしても十分解像感がある。

後半慣れてきたので200mmに再挑戦したが選手を逃さないよう横構図で撮ると上半身しか写らず迫力不足の写真になってしまった。動きが早いから構図を決めるのは難しい。

AI AFで選手の眼や頭部にピントは合っているが、持参したSDカードが170MB/Sだったのが原因なのか最高約30コマ/秒とはいかず約22コマ/秒程だった。それでもバッファ詰まりを感じることはなく快適な撮影体験だった。

ただしコマとコマの間にもう1枚欲しいと思うことはある。最高約120コマ/秒のα9 IIIであれば本当に自分好みの決定的な瞬間を選ぶことが出来るのだろう。

連写写真の中からコレと思う瞬間の1枚を選んでいると、動きものである飛行機、列車、鳥類を撮るカメラマンの気持ちが分かってきた。なるほど最高の1枚が撮れていた時の快感は癖になる。

α1 IIを使っているのにピントが合っていない写真があると自分のテクニック不足にガッカリするしかない。(^_^;;。

「撮影体験:空手」はα1 II+FE 28-70mm F2.8 GM IIで撮影した。L字にカメラマンが構えているので2人の選手が4つの技を3方向に行うというルーチンだ。シャッターチャンスが12回もあり撮り易い。

板割りだと板がしなってヒビが入ったコマの次はもうゲンコツが出て板が離れているから、やはりコマとコマの間にもう1枚欲しいと思うことがあった。

なお私が使用したα1 IIの日時が何故か「2024/01/23 5:00」に設定されていた。「2024/11/21 15:00」と設定するところを老眼(?)で見間違えたのだろうか?

「撮影体験:ポートレート」はα1 II+FE 28-70mm F2 GMで撮影した。持参したα7 IV+FE 50mm F1.2 GMをF2まで絞り同条件の50mm F2.0で撮影して写りを比較した。

画角や構図を合わそうとしたがカメラを持ち換えて撮影したからモデルさんのポーズは異なり条件は一致させることは出来なかった。撮り比べるとα1 IIとα7 IVのAF性能の差を実感して絶望する。(T_T)

等倍でデータを見るとズームレンズの「FE 28-70mm F2 GM」は単焦点レンズ「FE 50mm F1.2 GM」の解像感に迫っている。カメラの画素数の差もあるが「FE 28-70mm F2 GM」はカリっとした解像感があり写真の雰囲気はTAMRON「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」に似ている。

一見して分かるのは前ボケが「FE 50mm F1.2 GM」は柔らかく綺麗で「FE 28-70mm F2 GM」は固くてムラがある。単焦点レンズの優位性は確かにありそうだ。

「FE 28-70mm F2 GM」は軽くテレ側70mmは便利だが、「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」は重いけどズーム域が広く手放せない。これは先に「FE 85mm F1.4 GM II」を手に入れた方が満足度は高そうだ。

とにかく大量の実写データが手に入ったので確認していると時間が溶けていく…。(^_^;;

2024年11月22日

24/11/21(木)【α SPECIAL EVENT 2024】に行きα1 IIとFE 28-70mm F2 GMの実写データをもらってきた

24/11/21(木)東京ビッグサイト 南3ホールにて開催された【α SPECIAL EVENT 2024】に行って来た。入場時刻ごとに予約して受付しなければならず入れ替え制なのかと思ったが参加してみれば退場時間は決められていなかった。

受付でイベント確認ページを提示してリストバンドを付け、「撮影体験:バスケットボール」の整理券を受け取り待機列に並び14時過ぎに入場した。

ステージでα1のプロモーションビデオと会場案内を視聴したら続いて「14:15-14:35 大野隼男カメラマン」のアート写真セミナーを聞く。

14:40から5分間の「バスケットボール撮影」に挑戦する。レンズはFE 70-200mm F2.8 GM OSS IIだったが200mmにすると選手の動きにまったくついて行けないので70mmで撮るしかなかった。

FE 300mm F2.8 GM OSSもあったが借りてもまったく使いこなせなかったことだろう。170MB/Sの64GB SDカードでもバッファが詰まらず撮れることに驚いた。休憩なく延々とバスケをやっていたが途中選手交代が行われていたのだろうか?

「撮影体験:ポートレート」ではα1 II+FE 28-70mm F2 GMでポートレート撮影が体験出来る。一番楽しみにしておりα7 IV+FE 50mm F1.2 GMを持って行き2本のレンズを同じ50mm F2.0で撮影して比較データを入手した。

自分のカメラにFE 28-70mm F2 GMを付けても良いと言われたがキャップを持って行かなかったし5分間の制限時間では時間配分が難しい。何より50万円のレンズと思うと交換に緊張しそうだ。(^_^;;

「プリ撮影体験」では空手の4つのアクションを撮影した。プリ撮影機能で板割りの決定的な瞬間もしっかり撮れているからこちらも楽しい体験だった。

これらの試写の合間に「15:25-15:45 山隈祐介カメラマン」のウエディング写真セミナー、「16:00-16:20 野口純一カメラマン」の自然写真セミナー、「16:35-16:55 水谷たかひとカメラマン」のスポーツ写真セミナーを聞く。100インチを上回る大画面ディスプレイで見ても解像度の甘さや高ISOのノイズが感じられないのは凄い。

「α CHRONICLE」では歴代のカメラボディとレンズが展示されている。ここで写真を撮ってSNSに投稿して「オリジナルマイクロファイバークロス」を、「Creators' App」コーナーではアプリダウンロードとサインインで「コインドライバー」をもらった。

南3ホールということで会場は広々としており余裕があった。CP+とは異なり平日午後なので撮影体験では少し並ぶことはあってもどんな撮影方法なのか前の参加者の様子を確認出来る良い機会となった。

セミナーも聞いて最後に「αファン投票」に参加して「ステッカー」をもらい17時に帰路に就いたら丁度南1-2ホールイベントの帰宅ラッシュと重なってしまった。帰宅して実写データを見るのが楽しみだ。

2024年11月21日

24/12/13(金)ソニーα1 IIとFE 28-70mm F2 GM発売!盛り上がったのは深型アイピースカップ付属?

24/11/19(火)23時ソニーが「α1 II」「FE 28-70mm F2 GM」を正式発表した。両モデルとも24/12/13(金)発売でボディは99万円程、レンズは50万円程になるとのことだ。噂の新モデルはリーク情報通りα1 IIということで私のZ8とR5 Mark II対抗モデル登場の妄想は外れてしまった。

ボディとレンズの仕様もほぼリーク通りで、23時から公式チャンネル配信を見ていた私には40分間の英語聞き取りの答え合わせになってしまった。深型アイピースカップFDA-EP21付属発表で観客が一番盛り上がったと感じたのは気のせいだろうか?(^_^;;

「Unrivaled (他の追随を許さない)」というキーワードから何か隠し玉があるのではないかと期待していたから動画8K 30Pのままのマイナーアップデートモデルとは驚きだ。小型ボディの排熱性能の限界かと思ってしまう。

ただCanon フラグシップEOS R1もR3のアップデートモデルという印象があり余り話題になっていないと言う声も聞く。2021年3月発売のα1の性能が画期的だっただけに2代目の影が薄くなるのも仕方ないことなのだろう。

予算60万円で高画素×高速連写×高精度AFの万能モデルが欲しければNikonやCanonに乗り換えるしかないのか…と思いつつももうEマウントレンズとフラッシュに投資してしまったから移行が大変でα7 Vに期待するしかない。

それともα1 IIが発売され25/01/14(火)キャッシュバックキャンペーン終了後に初代α1の実売価格は60万円台まで値下がりするのだろうか?

参考:FE 28-70mm F2 GM 主な仕様
 https://www.sony.jp/ichigan/products/SEL2870GM/spec.html 


FE 28-70mm F2 GMは918gとその軽さは魅力的だが、6年前発売RFマウントのRF28-70mm F2 L USM[1430g]は40万円程と価格.com最安値を知ると少々割高に感じてしまう。

シグマ28-45mm F1.8 DG DNの価格.com最安値は17万円程なので今後シリーズ化されて45-70mm F1.8とかが発売されるのであればこちらの焦点距離の方が私の用途には最適だ。

2024年1月以来10か月ぶりにFE 50mm F1.2 GMを使ったがやはり明るい単焦点レンズの写りは魅力的だ。ただ50mmだとどうしても構図のバリエーションがズームレンズに比べ少なくなる。

「FE 85mm F1.4 GM II」が欲しくなるがソニーストアは税込295,900円の10%OFFに266,310円に4,000円分お買い物券が使えるので262,310円となる。価格.com最安値だともう1万円は安い。

TAMRON「90mm F/2.8 Di III MACRO VXD (Model F072)」も発売され最安値は9.2万円程だしマクロレンズは持っていないので新規購入する理由は十分ある。

ただマクロ用途でない場合90mm F2.8の写真は「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」でも撮れるのでやはり冷静に用途を考えてしまう。

24/11/20(水)21(木)と東京ビッグサイト 南3ホールにて【α SPECIAL EVENT 2024】が開催される。まずはこちらで試写するしかないだろう。

ビッグサイトであれば「フードテック ジャパン」も開催されているし、と思ったら今年は幕張メッセだ。ビックサイトで開催中の展示会は商談ばかりで時間調整に使えない。さてどうしたものか…。

2024年11月20日

アニメ『科学×冒険 サバイバル!』の視聴者は誰?内容チェックが厳しいぞ!

イベントでアニメ制作関係者が語っていた通り年間300本近いアニメが製作され放送されていると3カ月ごとの新作アニメ放送が70本以上にもなりチェックもままならない。

2024年10月の新番組として『科学×冒険 サバイバル!』がある。サバイバル知識が得られるのかもと視聴したがコメディタッチな演出とゲーム世界ものに近い世界観を知ったら本気で見る必要はないと判断し軽く話を追い、サバイバルノウハウだけを確認している。

参考:科学×冒険 サバイバル!
 https://www.nhk.jp/p/anime-survival/ts/3LKQWN2N2J/ 


すでに「異常気象のサバイバル(全3話)」「昆虫世界のサバイバル(全3話)」の放送は終了している。本編終了時に「異常気象編」のお詫びと訂正が放送された。

落雷から身を守るため登場キャラクター達は四つん這いになったが正しくは「雷しゃがみ」を推奨しているとのこと。

参考:「雷(カミナリ)」対策 落雷の注意点は?
 https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/basic-knowledge/basic-knowledge_20220905_01.html 


「昆虫世界編」では鳴いているキリギリスにメスの産卵管があると言う描写に訂正が入った。これはアニメ化の際に参考にしたキリギリスの写真がたまたまメスだったというミスだったのだろう。

参考:10月26日(土)放送でのキリギリスの音声について
 https://www.nhk.jp/p/anime-survival/ts/3LKQWN2N2J/blog/bl/pZqzdLRLzB/bp/pvNbdOBepv/ 


それにしても放送した翌週には訂正が入るとは内容チェックが厳しくいったい誰が苦情を入れているのか気になる。気楽に見ていたら見逃しそうなワンシーンに気付くとはまるでプロの仕事だ。

実際はアニメ納品後にNHK内部の視聴会にその分野の番組プロデューサー達を招きチェックを入れさせているのかもしれない。問題が見つかっても本編修正の時間がないからそのまま放送し翌週訂正を入れて対応しているのだろう。

そう考える程ターゲット視聴者である原作ファンの子供たちの指摘とは思えない知識量だ。もっともそう考える自分は沼にハマった子供の能力を過小評価しているのかもしれない…。

2024年11月19日

24/11/13(水)14(木)とInter BEE 2024へ行って最新の放送機材を見て来た

11/13(水)は11時半から、14(木)は10時からInter BEE 2024を見学した。左足首を痛め歩き回ることに不安はあったが悪化することなく2日間楽しむことが出来たので注目したブースをあげていきたい。

【H8-8409 Blackmagic】
DaVinci Resolveは業界シェアが大きいのかDemonstration Theaterにて多くの事例を聞くことが出来て大変興味深かった。

【H8-8503 NHK/JEITA】
NHK放送博物館から持ってきたと思われる懐かしい放送機材や家庭用テレビ製品が数多く展示されていた。地デジカもいた。

【H8-8408 ヒビノ・グループ】
前年と同じく日本音響エンジニアリングのSYLVAN・ANKHを設置したブースを設け音響特性改善デモを行っていた。

【H8-8108 SONY】
14(木)のステージでFE 85mm F1.4 GM IIとCineAlta BURANOで撮影したショートリール"DEVOTED" Behind the Sceneの制作者の話を聞くことが出来た。解像度とボケが良いと言われると85mmが欲しくなってしまう。

【H5-5308 Canon】
RFマウントVRレンズ:RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEとRF-S VRレンズ:RF-S7.8mm F4 STM DUAL、RF-S3.9mm F3.5 STM DUAL FISHEYEの3本を展示しこれらのレンズで撮影したコンテンツをVRゴーグルと「Acer ノートパソコン ConceptD 7 SpatialLabs Edition」で視聴可能なコーナーがあった。

裸眼3D立体視なのにCN715-73G-SL76Zの立体感は見事で偏光フィルターとは思えないと思ったら専用カメラでユーザーの顔とアイトラッキングを行っているとのこと。これはソニー空間再現ディスプレイELF-SR2と類似の技術を使っているからそれに近い立体感を見せてくれるのかと感心した。ノートパソコンとして65万円もするがApple Vison Proより汎用性はあるかも?

キヤノンのVRレンズはEOS R5/R6シリーズかEOS R7が必要だから気軽に試せないが「LUMIX G 12.5mm/F12」とは異なりレンズの光学性能とカメラのセンサー性能が高いから画質は良く十分VRコンテンツとして楽しめた。

担当者と話していたらYouTubeにアップされている3種類の180度3D VRコンテンツを体験出来るスマホ装備用VRグラスをもらえた。これは楽しいがApple Vision Proのみで空間写真や空間ビデオを収録/再生することが可能だしiPhone 16モデルであれば空間ビデオを撮影可能だ。アップル以外のVRゴーグル用コンテンツ制作を考えれば良い選択肢の様だ。

参考:iPhoneのカメラを使ってApple Vision Pro用の空間写真や空間ビデオを撮影する
 https://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone/iph6e3a6d4fe/ios 


ブース名は忘れたが大型ディスプレイで裸眼3Dコンテンツを表示している会社があったがこちらも十分3D感が味わえたのでアイトラッキングを行っているのだろう。

【H3-3701 INTER BEE CINEMA】
シネマレンズ・バーで各社のレンズを試すことが出来た様だ。その右側では収録セットが組まれ実際に役者が芝居を行いその収録風景を見学できた。今ではクレーンカメラをリモートで操作できるから室内の場面でもこんなに動きと迫力のあるシーンとして撮れるのかと感心するばかりだ。

会社名は忘れたがバーチャルプロダクションを展示していたブースがあり、こちらも背景として高精細LEDディスプレイに収録した街中走行シーンを映してリモートクレーンカメラで車内を撮れば自動車を走らせている場面の完成だ。その画角の自由さはスクリーン前で役者に演技をさせたアナログ特撮とは雲泥の差だ。

他にはH8-8405 マルミ光機とH8-8403 ケンコー・トキナーのブースもありフィルター類を展示していた。H2-2416 オーディオテクニカはマイク関係を、H2-2523 カスタム/ティアックはデジタルレコーダーの他にUHD-BDプレーヤーを展示していた。プロ用プレーヤーだがホームシアター用途のパフォーマンスはどの程度なのか気になった。

15(金)も行くつもりでいたが14(木)は16,616歩、距離11.85kmと歩き足に張りを感じ1日休息が必要と判断した。天気も午前中は雨降りと滑り易くなっていても疲れで踏ん張りが効かないと危険だ。

・12:30〜14:05国際会議場 2F 国際会議室トークセッション:『ゴジラ -1.0』山崎貴監督&「計算機自然神社」も話題の落合陽一氏が登壇
・15:40〜16:25 H8-8108『ゴジラ -1.0』ハリウッドが驚いた日本実写映画の躍動 山崎監督チームのVFX制作と撮影班トークセッション

11/15(金)は上記2つのセッションを聞きたかったが週末に備えてHP回復に努めた。

2024年11月18日

24/11/16(土)と17(日)acosta!ところざわサクラタウンにPhotographerとして参加してみた

24/11/16(土)と17(日)10:00から17:00まで「acosta!ところざわサクラタウン」が開催されたので両日の「カメラマン・一般」通常チケットを購入し参加した。池袋ハロから3週間ぶりの撮影となる。

GREGORY ZULU30 [1420g]+ハクバインナーソフトボックス02 500 ブラック [250g]+ソニーα7 IV [658g]+FE 50mm F1.2 GM [778g]+FA-WRC1M [153g]+HVL-F46RM [428g]+HVL-F60RM2 [559g]+Kenkoストロボディフューザー ジャンボ2枚+JOBY 雲台 ボールヘッド 3K PRO [190g]+Ulanzi スーパークランプ ボールヘッドアーム [183g]+ニッシンデジタルLS-65C [840g]+イージーラッパー 45cm×45cm [10g]2枚の5479g (エネループプロ単3電池10本込み)、これにドリンク[600g]、軽食[130g]と予備のバッテリー、フィルター、折りたたみ傘等を入れて合計重量6.2kg強という重さで歩荷トレーニングした。

左足首に不安もありタムロンModel A058より387g軽い単焦点レンズを使ったが、日の入時刻が16:34なのでF1.2と明るいことが大いに役立つ。短いし軽いからハンドリングが楽で足だけでなく手首にも優しい。

16(土)は11:45過ぎに会場に着けば「ジャパンパビリオン1Fホール」入口付近に受付にはまだ待機列が出来ていて12時過ぎにリストバンドを受け取れた。17(日)は11:15に着き待機列に並べば15分程で受付完了だ。

撮影可能エリアは 1)武蔵野坐令和神社/大鳥居/小鳥居 2)中央広場 3)水盤 4)千人テラス観客席 5)歩行者ブリッジ 6)本棟階段/通路 7)東所沢公園/芝生公園 8)本練6F屋内撮影エリア 9)YOT-TOKOとなる。屋内撮影エリアが増えたが、千人テラス観客席は「KIDS DANCEテラス2024秋」が開催されており土日両日10時から17時近くまでダンス音楽が流れていた。

前回は7月だったので水盤は幼児から小学生低学年の児童を連れた親子で大賑わいだったが11月だと静かなものでコスプレーヤーさん達が楽しく水遊びしていた。特に17(日)の最高気温は23℃だったので人気エリアになっていた。

いつもならイベントエリアを回遊するのだが足に負担をかけたくなかったので1)武蔵野坐令和神社/大鳥居/小鳥居 2)中央広場 3)水盤 の水平移動しかしなかった。

16(土)の天気は曇、最高気温18℃、最大風速:3m/s、日没:16:34と日陰で風に吹かれると肌寒かったが、イベント中は雨が降らず助かった。ただ帰宅して駅を出たら丁度雨に遭遇した。

17(日)の天気は晴れ、最高気温24℃、最大風速:2m/s、日没:16:33と日向は暑いと感じる程だった。すぐにジャケットを脱いで夕方までいたが快適だった。

16(土)はレイヤーさん達の人数も揃わず12:45過ぎからやっと撮影待機列に並び、16:45まで撮影し、17(日)は昨日より人出は早く12:15から待機列に並び、16:55まで撮影していた。

7月「ニッシンデジタル スーパーライトスタンド DX LS-65C」の話をした琉球泡盛カメラマンを見かけたが、同じ列に並ぶこともなく声を掛ける機会が無かった。

一方で17(日)は後ろに並んだ若いカメラマンからLS-65Cについて質問され全伸高と格納高を答えたが、正しくは270cmと60cmとはちょっとうろ覚え過ぎだった。GREGORY ZULU30のストレッチメッシュポケットに入れ持ち運びできる便利さはアピールしておいた。

GODOXを使っている彼からフラッシュのメーカーを尋ねられたのでソニー純正と答えた。GODOXなら送信機さえ買い替えればカメラボディのメーカーを替えても同じフラッシュを使えるメリットはあるがFA-WRC1M、F46RMとF60RM2は防塵防滴仕様なのが安心だと選んだ理由を説明した。

また「純正ならα9IIIでも全SS同調可能だし」と言ったら何と彼はα9IIIユーザーだった。NDフィルター不要なのはやはり便利とのこと。一方でα7IVと比べて2460万画素になって少し画質には不満があると言っていた。待ち時間を同じソニーユーザーとしてカメラ談義で楽しんだ。

両日とも器材を収納して17:15頃に帰路に就いた。Inter BEE 2024に2日間出かけた後に1日休息を取り、足を休めてから2日歩き回ったら両足の脹脛が痛んできた。やはり歩荷トレーニングは脚の負担になるようだ。(>_<)

2024年11月17日

24/11/14(木)のInter BEE 2024セッションで「ゴジラ-1.0」の録音・音響効果の苦労話を聞いた

24/11/14(木)のInter BEE 2024セッションで「ゴジラ-1.0」の録音・音響効果の苦労話を聞いた

24/11/14(木)は「埼玉県民の日」で県内観光を考えていたがInterBEEのセッションを聴講できるのはこの機会だけなので千葉県へ向かうことにした。

アラームより早く目が覚め電車の乗り継ぎも巧くいって9:50には会場に着き10時開幕を待った。前日は歩数14,832、距離10.61km歩いても左足首の痛みが退いたのは有り難い。

10:30〜11:30 H3 特別企画オープンステージ『MPTE AWARDS 大賞受賞“「ゴジラ-1.0」録音・音響効果技術”を語りつくす!』
パネリスト:合同会社Famiu 録音・SoundMixer:竹内 久史、合同会社Playful・Sound 音響効果・FoleyArtist:井上 奈津子
モデレーター:三友株式会社 営業事業部 サウンドスーパーバイザー:村越 宏之

竹内氏はゴジラ上陸前の海洋シーンの録音が一番苦労したと語った。2週間昼間の海上撮影が続いたが、録音スタッフは舞台となる船には乗れず別の船からワイヤレス録音、舞台船内固定マイク設置、役者にワイヤレスマイクと録音機装着と3通りの同時録音を行い録り逃しが無いよう気を使った、と語った。

井上氏は山崎貴監督と話し合い初代ゴジラの鳴き声を基に音を補完することになったが、動物の声を重ねると恐竜ぽく聞こえてしまう。コントラバスの弦を色々な部材で擦ったりダクソフォンを作ったりして声を作り監督に提案したがいずれも却下された。それでも理解が深まり良い勉強になった、と言う。

7.1chサラウンドを予定し編集を始めたが途中でアトモスと決まった。当初からアトモスをやりたいと話していたのでフェーダーの状態を記録していた。音楽もアトモスになっても良い様に上部音響を録音していたので東宝スタジオから東映スタジオへ移動しても問題なく制作出来た。4月に7.1ch、7月にアトモスと2回もダビングが行える有り難い機会だった。

ゴジラの鳴き声の響きをプラグインで付けると綺麗すぎるのでZOZOマリンスタジアムの球場機材を使い大音量で流して、スタジアム内、球場内建物、球場外と場所や位置を変え9台の機材で録音した。円形すり鉢形状スタジアムは響きが良くゴジラが実在するような音が録れた。

IMAX用にダビングも行ったがIMAX劇場でしか確認出来ない。初めて試写したときには予想していたのとは異なる音響体験になった。低音域の振り分け帯域の決め方やオブジェクトベースとチャンネルベースの違いもあり良い経験となった。今後も機会があれば挑戦してみたいと言っていた。

ゴジラ上陸前の海洋シーンのサラウンド構築は思った通りの迫力が出ず試行錯誤しながら作っていった。アトモス、7.1、5.1chとそれぞれの良さがある、ということだ。

再度「ゴジラ-1.0」を観直し、それぞれのサラウンドの違いを経験したくなるセッションだった。

13:30〜14:30 H3 特別企画オープンステージ『撮影現場のアプリ利用 2024 〜「ゴジラ-1.0」で使用されたAR Finder、NHK「100カメ」アプリ開発について』
出演:合同会社9パーセント代表 日本映画撮影監督協会(JSC)シネマトグラファー:倉田良太、日本映画撮影監督協会(JSC) ディレクター/シネマトグラファー:橋 遼

AR FinderはNHK「恐竜超世界」ロケ時に恐竜の大きさを想像しながら収録する難しさを解消したいと思い開発したiPhoneアプリだ。これがゴジラにも使われる様になり機能強化を進めた。画面上にゴジラのCGを写し焦点距離ごとの画角を確認しながら撮影シミュレートすることが出来る。

こう話しながら会場でアプリの使い方を実演してくれた。CGキャラの大きさや撮影位置からの距離も表示されCG合成もスムーズに行えそうだ。

現在ARコンソールというアプリを開発中でスマホは現在位置測定のセンサーとして使い実際使用するカメラの映像とCGをパソコンで合成して表示するシステムを開発中とのことだ。

NHK「100カメ」ではiPhoneとGo Pro計100台を使い収録しているが100台が問題なく稼働しているか簡単に確認出来る様にアプリを作成した。カメラ番号、バッテリー容量、時刻を表示しつつ順番に静止画を転送させ稼働状況を確認するそうだ。

本当にプロの世界でもiPhoneで十分番組が制作出来るのだと知ることの出来たセッションだった。
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【アフィリエイト広告を利用しています】 2011年6月に副業のつもりでアフィリエイトを始めたものの自分の興味のまま書き散らかしてブランディングに失敗したブログです。毎日その時自分が気になったことを書いています。
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