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2019年04月15日

警備とバイトテロ(後編)

カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」
2018‐10‐29記事「コソ泥トラップ?」で僕の
気持ちを折ったクライアント側のカマかけ。



社員の一部にせよ故意にカマをかけてきた前提
で、一方的に悪者にするようで不憫なのですが、
これで警備に愛想が尽きたのも事実なのです。



電子レンジのコンセントが刺さったままだと、
トラッキング現象で火災の原因になる恐れが。
それを未然に防ぐよう仕事をしてきたのに、
小銭でトラップを仕掛けられては・・・



思いつきの挑発にしては、タチが悪すぎます。
もちろん、故意ではない可能性もあります。
故意でなかった場合、申し訳ありません。



結論として、警備業の社会的地位向上と共に
職責への理解を拡めてコソ泥を減らすことは
可能でしょう。だだゼロにするのは難しい、
警備に限った事案ではありませんし。



ちなみに警備業と関連して、これがビル管理
になるとレベルが違うようです。地元マンション
管理人の横領事件が以前報道されました。



億の被害額まで行ったその事件は、全国系列の
ビル管理会社でした。かつてその会社に警備で
従事したある知人はこう語りました。



「補償は全国の支店から金をかき集める。本社は
ビタ一文金を出さない」



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」のB社に
通じるところがある、と思いました。



大きな被害事案が起きても本社はダメージを
受けない。この手のリスクヘッジは業界
ならではの対処でしょう。



B社はネットで職場転覆した地元の現場を失う事で、
年間約6000万の契約を棒に振ったらしい。



しかしその直前に地元のビル管理業界から撤退を
決めたらしく、計画通りであった可能性も・・・



いずれにせよ、バカをみるのは現場でまじめに
働いている隊員です。お前も盗人の仲間か
と指差された日には気持ちは折れ、業界自体
が嫌になってしまいます。

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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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