今回は、警備で培える能力は
人生の危機管理に使える、という
話をします。
予感できる能力は、社会で有用な能力で
これは今順調だけれどこのままいくと
頓挫するとか
この飲み会、今は楽しいけど2時間後
グダグダになるななんて、予感する能力。
警備なら、入札に負け今の施設を撤退
したら、受け皿たる施設はあるのか。
これが望めないなら、施設の契約が
切れる前に、転職活動をしておく。
または、上司との関係を読んで
この人は、どこの施設に異動するけれど
自分は干されるだろうから、手を打とう。
半年後、1年後を読んで仕込みをしておく。
これができるなら、大けがはしないでしょう。
地場中小警備会社は。施設を取ったり取られたり。
もし入札に負けても、クライアント側との関係や
新しく落札した警備会社と折り合いがつけば
制服だけ変わって。居続けることも可能です。
その場合、どこの警備会社が取るかにもより
ますね。
この辺を読んで、根回しできるならもはや
達人です。警備業居でくいっぱぐれる事は
ないでしょう。
人事の流されるまま、会社の方針に
振り回されるままじゃ、面白くない。
自ら布石を打っておいて、いい流れを
引き寄せる。
で、予感できる能力はどうやって
磨かれるか。
情報収集能力です。
人ずれしていて、要領がいい人は自然と
できるものですが、そうじゃない人でも
できるのです。
僕がそうでした。要領のいい人の後塵を
浴びてきましたが、警備業界からの脱出に
成功したのです。
ただやみくもに情報収集すれば
いいってものじゃない。
組織の実力者たる人とつながって、
質の高い情報を得る。これが大事。
真の実力者は誰なのか。
この見極めが、運命を左右する。
今は実力者でも、このまま権勢を
維持できるのか。ライバルに敗れ
失脚したらどうなるか。
その辺まで計算して行動できるなら、
社内政治に向いています、なんて。
さらに数十手先まで読んで行動できる
なら、政治家になれるでしょう(爆)
さて、先を読み間違えるとどうなるか。
労力の割に報われない、侘しい想いを
します。
警備でもそうですが、筋がいいと
見込める隊員を一生懸命指導したら、
辞められてしまった(泣)
その人が、将来辞めてしまうことが
分かっているならば、一生懸命教える
こともなかったでしょう。
こうなってくると、個人単位というより
組織としてどうなるか、これも先読み
しないといけない。
そんなことできるわけないじゃないか、
超能力者じゃあるまいし。
おっしゃる通りです。
それでも、何らかの予兆はあるはずなの
です。もちろん100%備えることは
無理なのはわかっています。
例えば、人が突然キレる。
突然キレたようにみえても、予兆は
あったはず。それを見落としていた。
警備で培った観察眼の真価は、転職
してからも活きてきます。
違和感を見逃さない。このままいけば
どうなるか、流れを読める。いわゆる
シナリオがどうなるか。
シナリオも一つだけでなく、さまざまな
要因で分岐して行く。
組織で働く者にとって、人事は突然結果を
知らされるものですが、その結果を予想し、
プランBを立てる。
転職もそうです。転職したらブラック企業
だったりとか、パワハラ上司の部下になった
とか、想定外のことが起こり得ます。
失敗はしたくないものですが、人間の
やることだから、上手くいくとは限らない。
そこで危機管理として、プランBを立てる。
具体的には、損切り(退職)して、職業
訓練を受講する、など。
実行しようとしている事が、うまく
行かなかったらどうするか、これを
リスクヘッジするのが、プランB。
先を読む力と同時に、プランBを
立案しておく。余裕があれば
プランC、プランDもあっていい。
警備の仕事に就くことは、上記の
能力を磨くチャンスにありつける。
これを意識して従事すれば、人生の
糧にすることもできるはずです。
スキマ時間でちょっとリッチに。|マクロミル
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