僕が警備員を辞めた理由

松本零士さんの漫画「キャプテンハーロック」
の１シーンがSNSで紹介されていました。



男は何かを志して努力しても、うまくいかない
時がある。やってもやっても報われない時は、
酒でも飲んで寝ることだ。



というニュアンスの言葉だったと思います。
詳細は失念しましたm(__)m



これ、僕が警備業界からの脱出を志して、
奮闘していた頃に当てはまります。



先が見えない一見、泥沼のような状況に
はまってしまった時にどうするか、が
今日のテーマ。



一番しんどかったのが、カテゴリ
「施設警備３〜ブラック企業編」でした。



B社がブラックの本性を現し、辞めたい
辞めたい・・・



藁にもすがる思いで転職したC社もまた
ブラック。三か月余で緊急脱出よろしく
退職。



当時は、志はあったものの具体的なビジョン
がなく、警備の仕事から何に転職すれば
いいのかすら見えていなかった。



次のカテゴリ「暗中模索編」で、設備管理
へのスライドをとりあえず志すようになり
ました。



僕が当時の自分に何が言いたいかといえば
「ブラックな環境を離れ、自分を取り戻せ」



自分を取り戻すためには、まず休むこと。
エネルギーを回復する事です。



それには退職し、職業訓練へ行く事が必要
でした。



今後ある程度詳しく紹介しようと思いますが、
自分のエネルギーがマイナスになっている
状態で、行動を起こしても裏目に出ます。



一旦エネルギーを回復する「リセット」が
必要なのです。



B社、C社と同じような環境でいくら努力して
も、搾取されるだけ。



一敗地に塗れた警備業界への失望が、リセット
そして方向転換への布石となったのです。



設備管理の仕事を目指して、職業訓練に通うも
リセットの効果か、目標の吟味ができました。



これ、同じビルメン業界内でのスライドじゃ？



冒頭のハーロックの台詞「酒でも飲んで寝る」
のはサボることではないのでしょう。



行き詰まったら、一旦休んで捲土重来の為の
空白を作る、と解釈します。



僕がB社を退職する時、隊長は一番仕事を
したと評しました。（だったら報えよ）



僕が平隊員で、楽をすることばかり考えて
いたら、リセットの機会も無かったでしょう。



努力しているのに報われない。という不満が
あるのなら、環境を変えるのも一つの方法。



その前に、失ったエネルギーを回復する工程
が必要なのです。それが、酒でも飲んで寝る
という言葉に象徴されています。



ベストは、何度も言いますが職業訓練に行き
棚卸しよろしく、自分の人生をリセット。



そこまでいかないなら、酒でも飲んで寝る
以外に、リラックスするのをお勧めします。



可能なら、日常から少し離れた環境が良い。
郊外の普段行かない温泉施設など、少し
離れた場所も悪くない。



僕はC社を辞めた直後、職業訓練に行く志を
立てる前に、郊外の日帰り温泉に行きました。



１２月の小雪舞う、寒さの中で露天風呂に
浸かりながら、これまでの厳しい環境での
奮闘を回想し、自分を労いました。



転職を志すのでなくても、こういった一旦
リラックスする事の効用は、本当に自分は
何を望むのか、ヒントが得られることも。



日常の忙しさに塗れて、ただ働くだけの
人生にならないよう、リラックスしましょう。

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