アントレです。今日は雨模様ですが、栃木まで司法書士さんと一緒に土地の契約に行ってきまーす!
さて、今回も日経新聞の記事紹介で、テーマは毎月分配型投信です。
ご存知の方も多いと思いますが、この商品、簡単に言うと、1000万の投信を買うと、毎月分配金(運用益)が例えば1万円もらえます。と言った感じの商品です。
ここまで聞くと、おいしそうな商品ですが、もちろん運用益が上がることが前提となっていて、下がることもあります。運用益がマイナスになると、どーなるか?な、なんと、元本から切り崩しちゃうんですね(悲)。
ということは、毎月元本から分配金が払われるので、元本が少しづつ減っていき、余計に運用益が発生しづらくなるといった、マイナススパイラルに突入します。こんな状態がずーっと続くと、、、元本、無くなっちゃうんですよね。。。
しかも、投信の運営にはファンドマネジャーの報酬とか、事務コストとかかかっているんですが、それらコストはしっかり控除した上での話となります。毎月分配ということで、一般的な投信より運営コストは大きくなります。つまり、マイナス状況になったとしても、運営サイドはしっかりと報酬やコストをもらいながら、元本を切り崩しいていく。というか、元本を食っていくといった表現の方が正しいかもしれません。当然プラス局面でもしっかり控除されてしまいますので、どっちに転ぼうが胴元は痛みません。かなりえぐいビジネスですね(笑)
で、記事を読むと、昨年10月に買って一年保有したとすると、約8割の投信が分配金を元本から支払っているとのことでした。全ての分配型投信が1481本とのことですが、これってえらい確率ですね。
運用益だけで分配金をまかなえているのは、たったの2%(37本)だそうです。。。
よく、毎月分配金型投信の不労所得でサラリーマンを卒業されている方がいらっしゃいますが、大丈夫なんでしょうか。。。
中々難しいもんですね。。。
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