今日は一日中ヒマヒマで昼から一杯やっちゃいましたw
さて、久々にサラリーマン卒業について考察してみたいと思います。
本ブログの読者さんに置かれましては、法人を設立して太陽光発電所を運営されている、しようとしている方が多いと思いますが、そのような方が例えば3年後とかにリアルに卒業を狙う場合、個人サイドの確定申告書と法人サイドの決算書をどのような形にするのがベストなのでしょうか?ちょっと考察してみたいと思います。
話を極力シンプルにするために、以下のコンディションを設定します。
サラリーマンAさん
年収 :1000万
法人 :設立したばかり
太陽光 :信販で1基2000万を5基確保済み(1年目に1基、2年目に2基、3年目に2基稼働すると仮定)
年間売上:1基当たり200万(5基で1000万弱)
経費率 :50%
退職金 :1000万
まず、この考察を進める前に、当方が最近感じている、銀行融資のお話をしたいと思います。
サラリーマン投資家時代、当方は不動産をはじめ、ありとあらゆる銀行から融資を引いてしまい、その結果、やりすぎ(≒銀行をバカにしすぎ)のレッテルを貼られてしまい、もうコレ以上融資は引けないという状況に陥ってしまいました。そんな折、卒業して3年がたった今、久々に銀行に行ってみると、順調に事業展開してますね、という、サラリーマン時代では中々頂けなかった評価をもらっちゃっております。
コレはどういうことかというと、やはりサラリーマン属性がある内は、銀行はサラリーマン=本業、太陽光=副業という目線で見てくるコトになるんですが、キッパリと卒業しちゃうと、単なる太陽光発電家、つまり、事業家としての評価目線になる、というお話がございます。
このような状況の中で、サラリーマンを3年で卒業する場合、卒業後に事業家としてロケットスタートすることを目指す場合、そのサラリーマン最後の3年の間に、法人サイドの決算書をどうしておけば良いのでしょうか?
答えを先に書いてしまうと、、、
3年間、売上、純利益を増収総益、キレイに右肩上がりにすべし
というお話になろうかと思います。
以下、解説します。
まず、上述したコンディションを見てみると、このAさんの法人サイドの売り上げは、
1年目:200万(1基稼働)
2年目:600万(3基稼働)
3年目:1000万(5基稼働)
というような感じで売上はキレイに右肩上がりになるはずです。
で、純利益サイドについては、ぶっちゃけ、経費に依存するハズで、経費率を50%と仮定すると、
1年目:100万(1基稼働)
2年目:300万(3基稼働)
3年目:500万(5基稼働)
というような感じになろうかと思います。ここでひとつ重要なポイントがございます。
それは、この経費率を絶対維持するべし、コレにつきます。
法人には色々な節税アイテムがあるので、この経費率を100%とか、場合によっては意図的に120%とかにできちゃうんですが、それは極力やらないほうが得策です。この3年間に限っては。
えー!でももっともっと経費を作って節税したいんだけどぉ
お気持ちわかります。
その経費、個人サイドに充てまくっちゃってください。
ん?
コレはどういうことかというと、個人と法人サイドでどちらにも経費を付けられる状態にしておいて、意図的に、個人サイドにつけまくる、コレが重要なんです。
例えば、太陽光仲間と呑み会をして、その呑み代を経費にする場合、個人でも法人でもどちらに付けても違和感がないようにしておいて、敢えて個人サイドに優先してつけていく、というお話なんですが、コレを可能にするためには、、、、
個人サイドにも太陽光を最低1基は持っておく
コレ、重要です。
つまり、個人事業としての太陽光発電家と法人としての太陽光発電家という、2つの側面を持っておけば、ぶっちゃけ、経費をどちらに付けようが、税務署的にもさすがに突っ込みどころがない状況になる、というコトになります。(税務署は個人と法人で部署が違います。ココ重要)
な、なるほどぉ、ただ何で敢えてそんなことしないといけないの?
という感じですが、再度上述したコンディションを確認してみましょう。
このAさんはすでにサラリーマン(個人)の信用レバを利かせまくって1年目に信販で1億の借入(内諾)に成功しちゃっております。というコトは、2年目、3年目の成績(=確定申告)がどうなろうが、もはや関係ナッシング、という状況になろうかと思います。一方、3年で卒業を決めているので、3年後に事業家としてロケットスタートするためには、敢えて法人サイドを育てておく=決算書を右肩上がりにキレイにしておくに越したことはございません。
つまり、言い方を変えると、3年後に卒業を決めているのであれば、サラリーマン(個人)側の属性は1年目の最初だけあれば良いだけで、後は捨て駒。2年目、3年目は逆に法人サイドをピカピカにして、卒業後に備える、というコトになろうかと思います。
更に加えると、個人サイドには給与所得という分厚いマネーがございます。そこに意図的に経費を充てることによって、確定申告で源泉徴収された所得税、住民税が一部(or全部)返ってくる、という絶大なメリットも享受可能、となります。
ほほう〜、で、仮に見事にそのスキームにAさんが成功したとしましょう。そのAさんの3年後はどのようになるかというと、既に卒業しちゃっているのでメタメタのサラリーマン属性はおさらば状態。逆にきれいな法人決算書が3年分出来上がっているわけで、銀行連中は、しょっぱなから「順調に事業を進められてますね」という評価をしてきます。そりゃそうですよね、サラリーマンを捨て駒にして、敢えて法人をキレイにしてきたんですから。銀行サイドはそんなこと知る由もございませんがw
で、そんなAさんに卒業後何が起こるかというと、、、
「信販の1億分の借入について、ぜひ当行で一括で借換えをお願いできませんか?」
とか、
「事業拡大(太陽光の追加購入)の際には是非とも当行にお声がけをお願いします」
というようなお話が舞い込んでくる、というコトになろうかと思います。
だって、3年間も増収増益で発電事業をきっちり進めている事業家さんですからね。銀行はまさにそういった中小企業にお金を融通するのが、ある意味、本業でして、そのような事業家に対して、太陽光はちょっと厳しいんですよね。。。などと言っているバヤイじゃございません。四苦八苦中の倒産寸前の中小企業に何とか融資付けして地域貢献している銀行にとって、たった1人で3年も増収増益を続けている中小企業の拡大に融資をしないワケは無い、というコトですね。
上記例は太陽光の拡大という目線で書きましたが、別に卒業後に農業でもネット販売でも、飲食でも、何かやろうと思ったときに、3年間増収増益の決算書は絶対に効果絶大、というコトです。
ということで、かなり長くなってしまいましたが、現在、上述したAさんのようなシチュエーションの方も多いかと思いますが、法人決算の戦略につき、ご参考になりましたでしょうか。
もう一つあるとすると、銀行サイドをその気にさせる戦法として、退職金1000万を見せ金で法人名義で突っ込んでおけば完璧です。支店長がご自宅訪問、という形を作ることもできるやもしれません。
ということで、皆さん、なんだか、卒業できそうな気がしてきましたよね〜!
引き続きガンガン行っちゃいましょう〜!!
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※編集後記※
今回の記事を参考に、ガンガン卒業生が誕生してくれることを願っております〜!
卒業となると、イロイロ不安な面もありますが、実際にやってみると、
何とかなる!
以上よろしくお願いします〜!
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