<個人的な評価:10点中8.5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
『Downton Abbey』はドラマ全章&映画を観ていて、けっこう好き。
この映画は、前の映画と比べて、けっこう面白かったな。
結婚式で始まり、葬式で終わる....
そして新たな命の誕生で、爽やかに終幕。
とても、綺麗に、でもドラマチックに、まとまった素敵な映画だった。
Tomの再婚相手、Lucy は、優しい人だけじゃなく資産家である貴婦人(女王陛下の付き人)の一人娘。高貴な貴族。妻が死んでから、長い間、1人だったし、ずっと妻の実家に貢献してきた人だから幸せになってほしいと思った。しかも、再婚相手は、Crawleyの親戚で、家族ぐるみの付き合いだから、再婚しても、まだ家族の一員って感じなのが良い。再婚相手の女性、亡くなった奥さんにちょっと似ているのがなんとも...涙。
Lucyは、可愛くて優しくて穏やかで、あまり自己主張が激しくない上品な人だけど、芯は前妻と同様に強く、人権運動にも興味がある人。継娘の幸せを願っているし、Tomの前妻の人権運動の事も知っていて尊敬してる。とにかく理解がある人。Tomは、ただの一般家庭出身だけど、前妻も、再婚相手も、超大金持ちの令嬢なのが、逆玉の輿みたいで運がいいなーとも思う笑。
今回の映画は、イギリス組&フランス組の別れているのが面白い。
それぞれ別のドラマで、飽きがない。
イギリス組は、Downton Abbeyに残って、屋敷を舞台にした映画撮影にのぞむ。
これが、またドタバタしているけど面白い笑。
主演女優が、典型的な美人だけど嫌な女という設定だと思ったけど、なかなかユニークで面白い人だった。
監督と、Mary が良い感じになっているけど...
なんだかな。Mary は夫のHenry とあまり良い関係じゃないのかな...
夫が、一度も作中に出てこなかったけど。もしかして、夫婦仲は微妙??
どうみても、別居状態。
外で愛人とか作ってそう。
だって、おかしいよね....
Tomの結婚式にも、帰宅してなかったし、Violet 婆さんのお葬式にも帰宅してなかったし、最後の最後にも、Maryは1人だった。うーん。
私は、Henryあまり好きじゃなかったな。なんか、あまり誠実でない遊び人なオーラが最初からあった。
Matthew は死んだけど、ずっと、Mattew派だった。
Mary&Henryの関係が微妙(というか、Henryは一度も出てきてない)なまま映画は終わったけど、他の家族はまとまった感じだった。
Violet婆さんは、愛する家族に囲まれて死んでいった。
最後に、曾孫娘のSybbieにフランスの別荘という財産を残して。
彼女の亡き孫娘を想う気持ちと、曾孫娘のSybbieが、寂しくならないようにとの気遣いは泣ける。
Tomは再婚したし、新しい妻は資産家で財産もあるけど、その財産は、新しく生まれてくる子供に託されるわけだから、前妻との間の1人娘、Sybbieはさみしくなるんじゃないか...そういう気遣いが、Violetにはあった。
まあ、このフランスの別荘っていうのが、Violet婆さんの、昔の恋人からの贈物だから、色々とファミリードラマはあるけどね。婆さんは愛人でもなんでもなく、その恋人だったフランス人貴族自身が、結婚するより前の関係だったらしい。それでも、フランス貴族の妻は面白くないだろうけどね。昔の恋人とはいえ、私が正妻だったら、いい気分にならないわ笑。
なんだかんだで一件落着してハッピーエンドだったけど。
執事のThomas Barrowは、アメリカにわたるのか。
彼はゲイだから。あの時代のゲイって、生きづらかっただろうし、アメリカで新しい人生を歩むなら、彼にとって幸せかもしれない。
私はストレートで、長年付き合っている恋人がいるけど、結婚願望はないし、自分にはAsexualな面もある。
自分にAsexual (人に性的魅力を感じない)な面も多少あるから、1人でも別にいいじゃんって思うし、パートナーを必死に求める人の気持ちはいまいち理解できないんだよね。
私の場合は、人にあまり性的魅力を感じないというより、単に私は人間嫌いだから。
自分大好きで、自分の家族と恋人と親友以外はどうでもいいって感じ。
もちろん、恋人には性的魅力を感じるし、イケメンの俳優にも性的魅力をすごく感じるよ笑。
ただ性的魅力を感じるだけで、観ているだけで満足というか、SEXはメンドクサイから笑。私の場合は。ずっとSEXしなくても問題ないし。ただ相手がやりたい場合は喜んで付き合うけどね。
だから、私はガチのAsexualではない。SEXなんかより、楽しい趣味があるのも事実だな。
1人でいる時間も大好きだし、私は遠距離恋愛もピッタリ。そんな感じだから、恋人といつも一緒の人をみても、羨ましいとは思わない。むしろ、あんなにいつも一緒でストレスたまらんかな?と思ったりする笑。
だからいまいち、sexual minority で、恋人がいないのに、生きづらいって人の気持ちはあまりわからない。
1人で生きて行けばいいじゃん...とも思う。私が1人で生きていける人間だから、そう思うのかも。
本当に愛する恋人がいて、差別や偏見で、その人と一緒になれないのなら悲しいし同情するけどさ。
でも、相手もいないなら、別にパートナー探さなくていいじゃん。
同じ理由で、異性愛者に対しても言えるけど、いい年して、必死に婚活活動している人の気持ちも理解できないな。いい年して、1人で生きていけんの?
婚活の目的は色々あるけど。親の為とか、子供がほしいとか、今の時代ではピンとこない理由だな。
人の人生だから、好きにしろって思うけど。
ただ、私は、相手がいる人の相談(片思い相手、恋愛関係、夫婦関係)は受けるけど、相手もいない人の婚活相談とかされたくないわ笑。婚活活動している友達なんかいないけどさ。
彼氏・彼女募集中でーすwwとか意味不明。私自身、募集中wなんて待遇になった事は一度もないから。
いないならいないで別にいいじゃん気楽で。好きな人もいないのに、恋もしてないのに、彼氏募集中とか、そもそも共感できないし理解もできない。たんに、「彼氏」という人形がほしいだけだろっていう。
うーん。こんな私だから、恋愛映画や恋愛ドラマには、ハマらないんだろうね。
(稀にすごくハマるものもあるけど)
とりあえず、なんであれ、Barrowには幸せになってほしいので応援している。
Mary &Henryの夫婦関係が、ちょっと心配だけど、仮に離婚しても、Maryは自立した女性だし、1人で生きていけるだろう。
総合歴にみて、かなり面白い作品だった。