<個人的な評価:10点中8点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
人里離れた山中で10か所以上を刺され、焼かれた死体が発見される。殺害されたのは典子で、容疑者は化粧品会社のOL城野美姫。テレビディレクターの赤星雄治は、美姫の同僚、家族、幼なじみなどに取材。典子が美姫の同期入社で、美人で評判だった一方、美姫は地味で目立たない存在だったことが報道され……。
ちょっと前の日本のサスペンスミステリー。意外と面白かった。
リアリティーがあるミステリーだった。
真犯人は最初から予想してたけど、動機は予想できなかった。サイコパスだろうな。
あんな簡単な動機で...人は人を残忍に殺せるものなんだ...まあ、サイコパスはこの世に存在するからね。
そして、普段は、誰がサイコパスかなんてわからない。
ただ、この映画で個人的に印象的だったのは、SNSの悪影響&マスゴミの切り取り報道。
酷いものだ。城野美姫が可哀想だ。
そして、関係者の話には、嘘や尾ひれがつくものだ。
この映画では、描かれなかったが、もしかして、美人だが性悪な女・典子にも、彼女目線のストーリーはあるのではないだろうか?どんないじめっ子にも、いじめっ子側のストーリーはあるものだ。
まあ、生まれつきのサイコパスは論外だけど。サイコパスにも2種類あって、生まれつきと、環境でそうなってしまったものがあり、後者には、ストーリーはあるだろう。
SNSだけじゃなく、ニュースで報道されている話が全ての事実とは限らない。
これは、幼い頃から父親に言われた事なので、私は元々、参考にしているだけで100%信じてはいないけどね。
面白い作品だった。