『イアリー 見えない顔 (2018)』
イアリーって何かなと思ったけど、英語で「eerie」って意味ね。
カタカナだから全然発音も違うし、誰かの名前かと思ったわ。
eerieってのは、不気味って意味だけど、私が訳すとしたら、それに加え、不穏、不協和音も入る。
1話〜2話当間では、本当に、eerie な感じで、不穏な空気が漂ってた。
どんな話かは、まだわからず、不気味で不穏で不協和音。
でもすべてが繋がっている。
それぞれ別々のキャラが、実は、とある宗教団体に繋がっている設定。
あらすじ:
@主人公:広川 ★嫌悪感85% / 好感度15%
恒星学院の文学部教授。妻の死をきっかけに様々な事件に巻き込まれていく。
この腐れ不倫男は、妻を原因不明の難病で亡くしたばかりだ。
妻の生前から、妻の妹と不倫関係にあった。
妻の葬儀から数日後、深夜にインターホンが鳴った。「ヤダ」と名乗る女に見覚えは無く、広川が玄関を開けたときには女の姿は消えていた。
広川の勤務先である恒星学院は、現総長が健康上の理由で次の総長選挙に立候補しないため、各学部で誰を総長候補に立てるか話し合われていた。法学部からは憲法学者の田島洋が立候補。文学部はこれを迎え撃つために世間の認知度の高い西本淳三の擁立を画策する。ところがほどなくして西本のアカデミックハラスメントスキャンダルが週刊誌に取り上げられ計画は座礁。文学部陣営では新たな候補者として仏上を擁立する。
A 水島麗 ★嫌悪感95% / 好感度5%
恒星学院の国際関係学部講師。姉の生前から、姉の夫である広川と不倫関係にあるクソゴミ女。
B 六道菜々美 ★嫌悪感30% / 好感度70%
NOといえない性格の看護師。ホストにハマる。友人の瑠偉からマルチ商法の勧誘を受ける。強引な勧誘を断れずにいたところに、弁護士の土田律子が現れて救われる。土田は菜々美の相談に乗り、新たな転職先を紹介するが、そこは...
C 篠田栞 ★嫌悪感35% / 好感度65%
広川の向かいの家には、中学生の篠田栞が住んでいる。病気の栞の母は病院での治療を信用せず、「手翳し(てかざし)」という民間療法で自宅療養を続けていた。ある日栞が広川のもとに相談に来る。病床にある筈の母が突然失踪、それを探しに出かけた父までもが行方不明となったという。広川は一日だけ様子見することを提案するが、その後、栞もいなくなってしまう。
D 田之倉久子 ★嫌悪感80% / 好感度20%
いこいタウン住人。ゴミ回収日に他家のゴミを開封チェックする。近所の住民を監視しまくって、噂を流す、とんでもないクソババア。
E 橋本彰吾 ★嫌悪感5% / 好感度95%
西多摩署刑事。六道菜々美の実父。
F 土田律子 ★嫌悪感70% / 好感度30%
弁護士。六道菜々美をマルチ商法の強引な勧誘から救う。正体はとある宗教団体の幹部。
G 麻木真菜 ★嫌悪感75% / 好感度25%
笠倉中学2年。篠田栞の同級生。イジメの中心的人物。
H 仏上健治郎 ★嫌悪感70% / 好感度30%
旺星学院大学文学部教授。
I 水島和美 ★嫌悪感60% / 好感度40%
広川緋冴と水島麗の実母。
混迷を深めた大学総長選挙、六道菜々美を救った弁護士の土田律子、行方不明になった篠田家、不審な人の死が続く街。一見何の関係もないと思われたこれらのことが一つの線で結ばれていく。
途中までは、ミステリー感があって面白みがあったが、3話あたりから既に真犯人が簡単に予想できたし、もう展開が予想できるものばかりだったから、つまらなかった。
真犯人は、仏上教授って、簡単に予想できたし、(つか、こいつしかいないし)。
痴漢の件も、絶対に冤罪だろうなーと予想もできたし、仕組んでたのが、あの2人のJKだという事もわかった。ほんと馬鹿だよね。女だけの証言を信じるなんて。それで逮捕されるんだから、たまったもんじゃないわ。リアルでも、痴漢事件、冤罪がけっこう多いと思う。そして冤罪とみなされないまま有罪になったケースもあると思う。本当の痴漢もあるが、自意識過剰の馬鹿女による勘違いもあるだろうし、嫌がらせもあるだろう。それでも言ったもん勝ちの世の中だ。もし私が冤罪の場面を目撃したのなら、冤罪!ってハッキリいって、女側をぶっ叩くけどな。あと痴漢と騒いでいる女がいても、実際、見てない場合は、私は、どっちの味方にもなりません!被害者側の話を一方的に信じるの頭おかしいよ。訴えた側と、訴えられた側、本来なら平等であるべき。陰湿な女もたくさんいるだろうし。日本だけじゃないけど、世間は若い女とガキに甘いと女の私でさえも感じる。それこそが差別だ。なんで信じるんだろう。やっぱり、若い女=弱いってインプットされているから、まわりは信じるんだろうか。身体は弱くても、頭は決して弱くないのに。策略もうまいし。
人間は嘘をつく生き物だし、女性も子供も嘘をつく!目的の為ならば手段を選ばない人もいる。それは、男も女もゲイも関係ない。老若男女、関係ない。本当に男女平等の世界を目指すなら、女だからって、なんでもいう事を信じるべきではないし、男と同じように捜査すべき。それができないうちは、男女平等とは言えないよ。冤罪も痴漢も同様の罪だ。
しかし、予想通りだったけど、篠田栞は、上手い事やったよ。
いじめっ子同級生の父親を痴漢に仕立て上げて巻き込むのは、モラル的にアウトだが、でもイジメのリーダー格と戦うには、良いアイデアだ。
そもそも、あのイジメの裏サイト、最悪じゃん。
本当にあんなイジメが実際の学校で横行してたら恐ろしすぎる。
私が通ってた学校も、軽いイジメというか、仲違いレベルの事はあった。
けど、当たり前だが、あんな感じのクラス単位のイジメはなかった。幸いなかった。
私の学校もカーストみたいなものは、ランク付けよう思えばできたけど、でも、カースト上位が、下位をイジメる事はないし、簡単にカースト順位が変わるものでもない。仲違いやちょっとした喧嘩があっても基本的に同じグループ内の事だ。実際は、カーストというより、同じ趣味や似た人が集まって、それぞれグループ作っているだけだ。だから気が合う人とつるんでいるだけ。
クラスの盛り上げ役や、よく学校外でパーティーを開く金持ちとかは、明らかに上位カーストだと思うけど。
私は、パリピグループだった。当時の私の週末は、金曜日はpartyで、土曜日はhang over。日曜日は家に引きこもって学校の課題を終わらせる。ちなみに、授業は真面目に受けた。パリピ&真面目を混ぜたような学生が私だ。うちの学校は進学校だったので、授業を真面目に受けない人はいない。
他の学級は知らないけど、うちの学級に、ドラマに出てたような、酷いイジメがなかったのはありがたい。
あんなのイジメられたくもないが、イジメたくもないし、参加したくもないし、見たくもない。
このドラマは不快なキャラの方が多い。
初っ端から、腐った不倫カップルだから。
しかも、実の姉の夫と不倫とか、あのビッチありえないわ。
彼女も宗教団体の幹部だが、最後は告発して、ちゃっかり、性被害者として被害者面。
当時、あの信仰を信じてた当初は、この不倫ビッチが、嫌がってたとは思えない。
もう信仰をなくし、告発すると決めた時から、被害者面をして信じてもらおうって魂胆だろう。
陰湿なクソ女だ。まあ、あの団体を告発したのは良かったが。
最後、唯一、吃驚したのは、田之倉久子。
当初は、あの最低な不倫女より、ウザいと感じた近所の頭おかしいごみ漁り監視オバサンだ。
本当に嫌な奴だと思ってた。まあ最後まで嫌な奴ではあるが、最後、仏上健治郎を殺したのは吃驚。最高!!
彼女、最後、本心を見せた。なので、好感度アップ。
この作品、本当に、NOといえない人間が多いな。
心が弱いキャラばかりだ。
だから、カルト教団に付け込まれるのだ。
私なんか、街中で知らん奴に声をかけられても、「ちっ」って舌打ちしつつ、完全無視で、足も止めない笑。
しつこい場合は、ガツンっと、威圧的に、「急いでいるんですけど。迷惑ですよ。つか近づかないでくれます!!??」ってガン飛ばす。100%、ここで相手は引き下がる。ここまでなら、何度かやった事ある。効果あり。引き下がらなかった場合の次の手は、警察呼ぶぞ、もしくは、訴えるぞコラ、会議に遅れたらどう責任とってくれるんだ??コロナになったらどう責任とってくれるんだーってパターンがある。その一歩手前で、私がヤバい奴だって思って、みんな引き下がるので、そこまで言った事ないけどね。普段はこんな喧嘩腰じゃないが、私のテリトリーに入ったら、とことん、ぶっ叩くスタイル。
こんな性格なので、今の所、勧誘はされても、変なカルト宗教に洗脳された事はない。
ちなみに他のセールスにも、このスタイル。
ただ、ホストもそうだけど、宗教とかホストとかに、引っかかる人って、やっぱり、六道菜々美みたいな性格の人が多そう。根は良い人かもしれないが、私と正反対のタイプなので、観ているだけでイライラする。
ただ本当に、こういう人は、騙されない訓練を受けるべきだな。
不倫女も、母親に支配されてたって被害者面しているけど、やっぱり、NOとは言えない性格。
もっと早めに、自分を母親にさらけ出してたら、母親のコントロールもエスカレートしないと思うけどな。
でも小さい頃から、洗脳に近い形で、コントロールされていたんだろう。
うーん、あまり同情できないけどね。姉の夫と不倫って時点で全てがクソだから、こいつ。
私は親の言う事は今でも、基本的に聞くし、尊敬しているが、それでも親だって完璧じゃないし、無知な面もある。私だって嫌なものは嫌とハッキリいうし、説得力もあるし、自分が正しいと思った事は、親に対しても力説するし、親の健康についても、色々と心配をして説教もするよ。そしてちゃんと言う事を聞いてくれるのが私の親のいいところだけどね。愛をこめて説教しているのだから。
でも、これって、私がコントロールしている側なのか笑。うーん。
でも両親もハッキリする性格だから、嫌なものは嫌とハッキリしている。
お互い、常に本音の家族だから、気持ちがいいのだろう。
全ての家族がこんな感じではないよね。家族の難しいところだ。
総合的にみて、ドラマは普通。
予想できる展開だな。
あと心が弱い人は、気を付けましょう。
欲にのまれないようにしましょう...みたいな教訓もある。
あまり自分には響かなかったけど。