<個人的な評価:10点中7点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
Young, Handsome and Cunning...その通りなんだけど、やっぱり馬鹿なんだなーと。
慎重派の私には、やはりこいつらが馬鹿に見える。
事実を基にしたストーリー。主要キャラは若いイケメン揃いで、事実を基にしたストーリーって事に惹かれて観た。あと、唯一のメインキャラのヒロインを、Emma Robertsが演じてたので。彼女は好きな女優。特に、American Horror Storyと、Screan Queensで、好きなキャラを演じてた。
内容:
1980年代のLAで、Joe Hunt率いる裕福な少年たちのグループは、Ponzi schemeによる攻略法詐欺を思いつく。しかしJoeと、ボディガードのTimが投資家で詐欺師のRon Levinを殺害したことで、計画は最悪に転じる。
Ponzi schemeは、詐欺の一つ。
「出資してもらった資金を運用し、その利益を出資者に(配当金などとして)還元する」などと謳っておきながら、実際には資金運用を行わず、後から参加する出資者から新たに集めたお金を、以前からの出資者に“配当金”などと偽って渡すことで、あたかも資金運用によって利益が生まれ、その利益を出資者に配当しているかのように装う詐欺だ。もちろん、最終的には破綻する。
Joe Huntという主人公率いるBillionaire Boys Clubは、一見、エリートにみえるが、殺人まで犯してしまった詐欺軍団であり、この映画は、逮捕されるまでに至ったストーリーだ。まあ、実際に、今も刑を受けているのは、Joeで、仲間にも裏切られたけど。
悲しいかな、Joe自身は、とても優秀な生徒だったんだけど、一般家庭出身だった。
頭が良い故に、おそらく奨学金で、有名な私立の学校に通って、そこで、金持ちのボンボンたちとつるんだ。アメリカで成功して、彼らのようになりたいという野心があった。お金の魅力にどんどんハマっていった。
良心はあったのだが、どんどん、引き返せないような事態になっていく。
私も気持ちはわかる。
私も世界中からの金持ちやセレブの子孫が集まるようなインター校に通ってたし、もちろん私のような、そこそこ裕福ってだけの平凡な家庭の学生もたくさんいたが、中には本当、ヨットやプライベートジェットを保有しているどころか、世界各地に、古城や島という不動産までもっている一族の子孫もいた。友達だったし、一緒につるんだりした。金銭感覚が違うのははじめからわかってたが、元々、私の家の教育方針が、「人は人、うちはうち」なので、割り切る事はできた。
羨ましいと思う事はあったが、嫉妬はないかな。
むしろ、友達だったので、せっかくだから、一緒に贅沢を共有しようって事で、彼ら彼女らのパーティーは精一杯楽しんだし、旅行にも同行した。あまり野心ないので、コネだけゲットして、たまに豪華なパーティーに誘ってくれたら、私はそれで満足...って感じだ。あと就職も紹介してくれたことがあった笑。
友達のコネも大事だが、その友達の親のコネまでもらえたら最高だ。
幸い、私は、金持ちの友達の親や祖父祖母に、好かれるような性格をしているらしい...よくわからんけど。
さて、映画の主人公、Joeだが、彼も好青年で、人当たりがいいので、友達の親まで巻き込んだ、大きな詐欺を働いていくことになる。けどねー。これ騙される人も騙される人だよね...
金に目がくらんだのだろう。実在のストーリーなんだよね。この事件のせいで、新しい法律ができたぐらいだ。世界でも有名な事件だけど、特にアメリカでは有名な事件で、特に金融業界では知らない人はいない事件だ。