<個人的な評価:10点中7点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
昨日の深夜に観たホラー映画。3監督によるオムニバス映画だが #UNEXT で配信されてたのは「呪いうつり」&「ワルツ」の2作のみ。3作目も見たかったな。「呪いうつり」&「ワルツ」は、二つともそれぞれ雰囲気や怖さがまるっきり違うホラー映画。「ワルツ」はPOV映画で、昔観た「Blair Witch Project」や近年では「コンジアム」を思い出した。POV式のホラー映画でハズレなのもあるが、基本的に私はけっこうPOV式ってのは好き。
臨場感が伝わってくるというか、リアリティーがあるというか。どこまでが、やらせで、どこからが幽霊なのか、色々と謎が残る部分も面白い。
ストーリーは二つとも怖かった。「呪いうつり」は呪われる対象のクズ不倫カップルにもっと痛い目にあって欲しかったが結局どうなったのか。死んだ?「ワルツ」は怖さと意味不明さが混ざった異質な感じでどっちかっていうと「ワルツ」の方が私は怖かった。結局最後どうなった。これもみんな死亡?ホラーにありがちな謎が残る結末だったが面白い。
「呪いうつり」
主人公の女子高生役の女の子が、とても綺麗で雰囲気が良かった。ホラー映画に似合う美形。
主人公・真梨は、母を亡くして1年が過ぎてもまだ寂しさを埋めきれずにいた。
そんな時、真梨の父は、恋人の麻美を自宅に迎え入れようとする。再婚も計画している。この麻実ってビッチは、不倫のあげく略奪婚狙ってるクズ女。当初、心優しい真梨は父の気持ちを尊重しようとするのだが、麻美が自宅に訪れると不思議な現象が起こり始めた。1年って早いよね。その時点で、尊重なんか私なら絶対にしないけどな。まあ、5年でも私は尊重なんかしないけど。てか、一生無理かも。だから真梨は寛容だなと同時に、ちょっと意思が弱く、流されやすい子なのかなとも思った。単純に優しくて父親想いなのかもしれないが。しかし、そんな真梨にも変化が。家で不気味な事がおこりはじめ...
母の想いが霊現象として現れ出したのだ。そして、真梨は徐々に麻美を受け入れられなくなっていく。そして真梨も、父親と麻実が、母親の生前から不倫してたという事実を知って、母の怨霊と共に復讐に燃える。
父親と不倫女は、不倫カップルというより人殺しカップルだな。私は別に全ての不倫が悪いとは思わないし、家庭それぞれ事情はあると思うが、被害者がいる不倫は悪質な犯罪という認識をもっているよ。被害者(妻にしろ子供にしろ)がいる場合の不倫は最低最悪で許されるべきではない。
不倫女と再婚したい場合は、被害者である妻と子供に金なりなんなり償いをしてからやるべき。
実際にこの国では犯罪ではなくても、私の中では、被害者がいる場合の不倫は犯罪。(ダブル不倫や公認の不倫とか家庭それぞれ事情があるので全てが悪とは思わないけど)
しかし被害者がいる場合は話が別だ。償う前に、その被害者(不倫された側)が自殺したのなら、それは人殺しだ。殺人でなくてもね。そういう場合の不倫は、本当に死刑判決でいいよ。不倫女ももちろん死刑。
ちなみに私は小学生の時に、友達をなくした。その友達は生きていると思うが(音信不通なので実際はしらない)、その友達の母親は、父親の不倫のせいで自殺した。その母親は私も知ってて、優しい人だった。私によくしてくれた。母親が自殺して友達は病んだ。その友達はある日、急に学校にこなくなった。私は昔から不倫を許せない。被害者が私の友達で、友達を急に奪われた私も被害者だからだ。悪質な犯罪という認識だ。大人になってからも、不倫どころか略奪愛をするような人とは距離をおくし、わかった途端に、自分が被害者でなくても、友達やめる。それぐらい私が嫌悪しているものだ。もちろん自分が被害者になった場合は、私は自殺なんかしないし、自分の気が済むまで徹底的に復讐はするけどね。幸い自分が被害者になった事はないが、友達が被害者になった事があったので一緒に復讐に手を貸したよ。法律なんか甘いからね。自分で手を下さないと。
だからこの映画でも、私は、主人公&母親の怨霊の味方だった。
不倫人殺しカップルをやっつけろ!!!そんな感じで観てたのだが、やはり怨霊の姿は怖い。
よくみれば特殊メイクのしすぎで、いかにも、THE・怨霊!!って感じなので、リアリティーはないけど笑。ただ特殊メイクとわかってても怖いものは怖いよ。
最後、あの不倫人殺しカップルは死んだのかな??
でも、母親の霊は成仏しなかったよね。成仏しなかったどころか、そのまま娘に乗り移った感じが切ない。
娘も母親が恋しかったから、そのまま受け入れたんだろう。
堀田真由って女優さんが主人公なんだけど、すごく綺麗。
日本の芸能界ってよく知らないし興味もあまりないんだけど久々に超タイプな見た目。
どっかで観たなと思ったら前に観た「危険なビーナス」に出てたお嬢様だ。清楚でどこか儚そうな、そして芯もありそうな不思議な感じの超美人。この映画では危険な雰囲気を漂わせてた。すごくいい。
彼女の魅力は、綺麗な中にも、怪しい雰囲気が出ているんだよね。そこがすごくいい。ホラー作品とかサスペンス作品にピッタリな美しさ。
色々な作品に出てる堀田真由さん
この子を観て誰か思い出すなーと考えたけど前に見てたスペインのドラマ「Elite」に出てた学園の女王様Carla Roson役の子だ。一番好きなキャラだったから。人種は違うが、なんか雰囲気が似ている。物静かそうな感じとか完璧な美とか余裕がある表情とか。二人とも女の私が参考にしたい憧れる美女。
2人の共通点は、完璧な美しさの中にある不思議な妖しさ。そしてなんか秘密もってそうな印象。
さて次は2作目。
「ワルツ」
POV映画で、昔観た「Blair Witch Project」や近年では「コンジアム」みたいな感じ。POV式のホラー映画でハズレなのもあるが、これは結構良かったと思う。臨場感やイライラが伝わってくる。そこがPOVの良いところだよね。だからリアリティーはあったと思う。どこまでが、やらせで、どこからが本物か、わからないのが良い。
ストーリーは、とある撮影隊がモキュメンタリー映画の撮影から始まる。監督役の男が、ちょっと変なテンションのやつ。最初から、主人公の友人の女の子が怪しいなと思った。現場にこないというが...彼女は実は.....
そして、当日、山奥の廃屋にやってきた撮影隊。
監督の狙いのため脚本は誰にも渡されておらず、「先ず最初に悲劇がおこる」という監督の言葉以外何も分からない。メイキング担当の陽子は常にカメラを回し、監督や役者の動向、インタビューを重ねていた。
気がつくとカメラマンがいなくなり、みんなはそれが悲劇と考えたが、
事情を知っている監督は、予定外のことがおきていることに焦り出す。
そんななか、さらなる悲劇が.............
これも復讐ものかな。あの友達が、元恋人に復讐すうために、みんなを巻き込んだ?自殺したのかな?
監督と彼女で心中自殺みたいな感じで、そして、悪霊になって、みんなをどん底に突き落とすのが目的?そこらへん、よくわからなかった。なんとなく復讐なのはわかるが、具体的に何をしたかったのか不明。なぜ恋人とその彼女だけじゃなく、他の人も巻き込む?よくわからない。監督の恨みはなに??うーん、
怖かったのは、幽霊の謎の動きだね。あれは普通に怖い。
解説がほしい作品だが、怖さは完璧。