<個人的な評価:10点中7.5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
デンマークのサスペンスドラマで、6話からなる。けっこう面白かったし、エンディングは、ある意味、ハッピーエンドともいえる。実は死んでたと思われてた娘が生きてたから。私も、観ながら、あの娘は生きてたら良いなと思ってた。だから良かった。ちゃんと生きてたようだし、誘拐、監禁はされてたが、見た目は元気そうだったので、たぶん虐待は受けてないと思う。犯人の目的は、Rosa Hartungへの復讐だったけど、子供を傷つける人を絶対に許せないタイプだから、その娘には危害を加えてないだろう。犯人は、30年前に虐待された事がある双子の男女で、実行犯は男の方だったけど、誘拐した娘は、双子の妹に面倒をみてもらってたんだろう。過去の虐待の影響から多少の精神病はあるようだけど、彼女も子供を虐待するタイプにはみえない。最後、実行犯の犯人は死んだけど、とにかく、娘が家族のもとに戻れてよかった。
犯人は、Rosa Hartungへの復讐の為に、彼女の娘を誘拐・監禁して、最終的に、Rosaの事はバラバラにして殺そうとしたようだけど、失敗。
けど、既に、他の母親たちは殺してた。
3人目の被害者だった女は、クズの不倫女で性悪で、殺されても、ざまあみろwとしか思わなかったが、1人目と2人目の被害者たちには、同情する。むしろ、殺すべきなのは、彼女たちの夫(又はパートナー)だろ。
なんで母親だけを悪いもの扱いして、男はスルーなんだ。
3人目の女はクズだけど、1人目&2人目は、むしろ、夫(又はパートナー)による被害者じゃん。
だから、犯人が選んだ殺害するターゲットに、私は納得いかなかった。
でも犯人も精神病の殺人鬼だからな。
そう、この犯人は、どうやら、父親より、母親像に理想を求めていて、母親への嫌悪感が凄いんだろうね。
主人公の刑事Naia Thulin&Mark Hess。
最初はチグハグだったけど、一緒に捜査をしていくうちに、だんだんわかりあっていく様子が良かった。
Naia自身もシングルマザーで、一人娘がいる。
仕事が刑事なだけに、とても忙しい。娘は寂しい想いをしているだろう。かわいそうだったなと思ったけど、母親も仕事しないといけない気持ちはわかる。
仕事の内容も殺人事件だから深刻だし大切。そして仕事しないと娘を養っていけないし必須。
こういうのってバランスをとるのが難しいだろうね。
そして、Rosa Hartungも、政治家で忙しい母親。
家の事をやってくれる夫がいるけど。裕福な家庭だけど、彼女も子供とあまり時間をとっていないだろうな。
でも、みんな、別にネグレクトをしているわけじゃないし、一生懸命、子供の為にも働いているし、子供の事を愛している。子育てと仕事の両立は、とっても難しい。その仕事が、警官とか政治家とか、高い責任感を伴うものなら尚更大変だ。そういう時に、信頼できる家族(パートナーでも親でも)がいれば助けになるし、ナニーやお手伝いさんを雇うのも選択肢のうちだね。それでも、時間がある時は、できるだけ子供を一緒に過ごす。
とても大切な事だと思う。
それにしても、Chestnut ってデンマークにも多いんだね。
一般的に子供が作るのかな。日本でも、ドングリでお人形を作ったりしているのを見かけるけど。
ただ、なんか、Chestnut Manって、見た目的に、ちょっと不気味だなと思う。
個人的に、あまり可愛くないから、私だったら、喜んで作らないかも笑。
でも、ストーリーでいえば、アメリカのサスペンスやミステリーより、どうも私は、イギリスや、ヨーロッパ系のサスペンスの方が肌にあうようだ。特に、あまり長くないし、ワンシーズンで解決したからね。