『DRAGON QUEST 11S
〜 ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』
〜ネタバレ (7)
★主人公のルーツ、悲しき過去
〜 ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』
〜ネタバレ (7)
★主人公のルーツ、悲しき過去
ネタバレ注意
(ゲームの内容や謎に関するネタバレが多々含まれているので注意!)
(ゲームの内容や謎に関するネタバレが多々含まれているので注意!)
謎の老人ロウは、主人公の実の祖父で、先々代国王だった...
娘を失い、娘婿を失い、国は滅ぼされた。
それでも、行方不明の孫と世界の闇の真実を探す旅に出ているロウ。
実は死んでいなかったデルカダール王国の姫マルティナがいたから、ここまで頑張ってこれたのかもしれない。血はつながっていなくても、実の祖父と孫娘のようなロウ&マルティナ。
主人公は、旅の中で、この重要人物二人と出会い、仲間になる。
両親の墓参り.....涙。
エレノア王妃は本当に優しく気高い人だったんだ。
でも主人公は可哀相なことに、その優しい母を知ることができなかった。
逆にマルティナは、エレノア王妃の事をよく知っていたから主人公にいろいろと思い出話をすることができるね。
血のつながりはなくても、育ててくれた優しいお母さんもいるけど、主人公にとっては、自分のルーツや出生の秘密も知りたかっただろうしね...
悪魔の子っていわれているけど、実際は、優しい王族の一人息子で勇者の生まれ変わり。
みんなでお墓参り....
主人公の滅んだ故郷ユグノア王国....
いつか復興できるのだろうか。
廃墟の王国で、寂しく眠る王妃夫妻の墓。
しっかり弔うことができてよかった。
ちなみに、エレノア王妃は、正真正銘の王族で、嫁ではない。
女王ではなく、王妃なのが、また面白いところ。ドラクエの他の国では女王も存在するのに。
でもエレノアは、女王として呼ばれてはいないところをみると、この国では、男性のみが王になれるのかな?
つまり、主人公の父親がお婿さんで、彼が国王だったというわけだ。
そして、ロウ老人は、あんな感じで国王には見えない人だったが、エレノアの実の父親で、もとは国王で隠居して、娘夫婦に国を任せてノンビリと暮らしていたらしい。あの魔物がやってきて国を滅ぼした日まではね。
ちゃんとストーリーを把握していれば、細かいところまで繊細に練って作られているのが、この作品。
色々と面白い発見もできて面白い。
マルティナ姫の主人公への思い。
今度こそは守り切るという思いが伝わってくる。
二人を見ると良い感じのカップルにみえなくもないが、私からみれば、姉と弟のような感じだと思うな。
赤ちゃんの頃の主人公しか知らないマルティナだけど、登場人物の女性の中で、一番最初に主人公を知ったのはマルティナだよね。
そして、一番長く共に過ごして、ともに育ったのは主人公の幼馴染であるエマ。
なので、マルティナとか出てきても、個人的には、セーニャーと同様に、好きな女性だけど、主人公の結婚相手は、今のところ、私の中では、エマですね。
その長年の絆と愛を超えられるものがあるとしたら、カミュと主人公のブロマンスぐらいだろう。あの二人が一番、何か、シンパシーなものを感じるよ。このゲームをやってみて思った。
大切な仲間が二人増えた!
ロウ爺さん&マルティナ姫!
旅は続く。
次は人魚の物語。
見た目だけは可愛いけど...
でも、悲劇のヒロインぶっているけど、私はこの人魚は嫌い。
恋愛脳+略奪愛ビッチのくせに、なにを悲劇のヒロインぶっているんだか。
よくストーリーをみてみると、ありきたりな恋愛ではなく、完全に人魚の方の略奪愛。
因果応報というのか、結局、うまくいかなかった。
愛し合っている二人というけどさ、男性の方には元々、結婚を約束していた婚約者がいたんだよ。
その不誠実な男キナイと略奪愛人魚は、因果応報だけど、一番可哀相なのは、人魚ロミアのせいで、捨てられた元婚約者とその一家。
その元婚約者は別の男性と結婚をして家庭を築いたけど、その一家、全員、波にのまれて不幸になった。
元婚約者の方は自殺。婚約者の夫は海で死亡。
残された赤ちゃんは、責任を感じたキナイが育てた...
キナイは元婚約者に罪悪感があったのかもしれないね。
そりゃそうだよ。
てか、海の事故も、人魚ロミアは何も知らないから関係ないかもしれないけど、実は海底女王の呪いだったりして。人魚の恋心(というなの略奪愛)を蔑ろにした村人への報復!かもね。
パートナーを悲しませる類の不倫はもちろん(パートナー了承やパートナーも不倫してるなら問題なしw)、誰かを一方的に悲しませる略奪愛とかは私は一切応援できないし胸糞悪いな。
だから人魚ロミアとキナイの恋愛は悲恋とも思わないし胸糞悪かった。
しかも、あの婆さんの人魚伝説も実は筋が通っている。
人魚は内面はどうであれ見た目は美しいので、人間の男性を魅了しまくる。
実際に、若い方のキナイも、人魚に一目あっただけで、惚れてしまった感じだった。
完全に見た目によって男性を魅了している。
人間男性と人魚の恋愛が許されるものならば、人間の女性は立場をなくすし、夫も恋人も人魚女に略奪されるし、人間男性のほぼ全員が、人魚に魂までもってかれる。
人魚に、男性がいなくって、女性しかいないのも面白い。
海底王国に住んでいる男性は、魚人だし。
美しい人魚って、女しかいない。
人魚はあなたの大切なものを奪っていくという伝説は、あながち嘘ではない。
ロミアは、キナイの婚約者の大切な婚約者を略奪したからね。
人間の女性の立場を守るためにも、人間という種族を守るためにも、人間と人魚の恋愛は禁じられたものかもしれないね。そりゃそうだ。
逆バージョンで考えても同じことがいえる。
見た目だけがやけに麗しい男性宇宙人が、人間の女性(そして、男性に恋するゲイ男性も)をすべて魅了して、かっさらっていく。そのうち、人間女性は宇宙人を生みまくる。そして人間男性は、パートナーがみつからない。人間の種はどうなる?崩壊。
人魚でもそうだ。
人間にはない美しさを持つ絶世の美女の人魚が、モラルも何も関係なく略奪愛しまくって、人間の男をほぼ全てかっさらっていって、人間女性は、夫も、恋人も、兄弟も、息子も、全て奪われる。
相手は人魚だから対抗もできない。
そう考えると、美しい人魚という存在はロマンでもなんでもなく恐怖でしかない。
悲恋というイメージが強いが、よく考えると、映画ESTHERのような感覚の心理的ホラーだね。
私は、男性が恋愛対象だし、大切な家族もいるし、恋人も奪われたくないので、男を魅了しまくる人魚は敵だし、ロミアみたいなのが存在したら、素直に、恐ろしいと感じるな。
個人的に、同性でも、美人は見るのは好きなんだけどね。
でも、美しさ&甘さで男を魅了して略奪愛なんかする人魚ロミアは嫌い。
まったく応援できない。、ロミアとかいうクズは、このドラクエ作品内で、一番、同情できない共感できない糞キャラ、そして私からみても魔物だった!
略奪愛や不倫で実際に不幸になった事がある人は、加害者のくせにロミアに同調して、悲劇のヒロインぶって、ロミアに共感しそう笑。
一つ違うのは、ロミアは人魚で魅力的で人魚特融の美魔力があるけど、そいつらは、ただの人間だから、どんなに頑張って整形しても老いるし、もっと惨めな目にあうだろう。やった事は別の形で返ってくる。
そういうやつらには、私は恐怖は一切ないけど惨めに思う。人間の中でも、レベルが低い類。
その点、私からみれば、ロミアは、人間ではないし、恋人どころか家族も含めて全ての私の大切な男達を奪っていく可能性がある魔物、としてみているので、普通に恐ろしい。幽霊、宇宙人、悪魔という意味と同じで恐ろしい。ロミアの場合は悲劇のヒロインぶっているから、恐ろしいという感情にくわえて、嫌い!という感情も強いけど。
こいつ、ずっとキナイ!キナイ!ばっかりで、キナイが捨てた婚約者や故郷や家族について一切スルーだよね笑。人間性、いや人魚性の程度が知れるわ。
だから、このドラクエに出てた紙芝居の人魚ホラーストーリーを理にかなっているし、納得できる。
このようにこういう系のストーリーは、いろいろと考えさせられるので、フィクションでなら、たまには面白いと思う。ロミアが好きな人とは絶対に相いれないけど。
主人公の仲間の女性で、特に嫌いなキャラはいないし、特にセーニャは好きだけど、ベロニカはウザいと感じるかな。たまに仲間のコメントをみるけど、特にベロニカには共感できないし、ロミア&キナイの事も美化しすぎだし。ほんと一番不幸だったのはキナイが、ロミアのせいで捨てた、元婚約者とその家族なのに。
これがキナイの村。
ドラクエは、国、町、村、それぞれ個性が出ているのが面白い。
この村は、沖縄とバリ島を混ぜたかのような印象。
さて海底王国へ...
さっきもいったけど、男の人魚っていないじゃん。
男は、魚人?男は、見た目が麗しくないモンスター系ばかりだね。
美しい人魚は女ばかり。
やはり、美しい魔物として、人間の男を魅了して、人間女性の大切な男性たちを奪っていく存在にしかみえないんだけどな。
こういう魔物、ギリシャ神話や中国の神話にもあったような気がする。
蛇系に多かったきがする。
まあ、このドラクエでは、少なくとも、でも主人公にとっては、味方キャラだけどだけど。
でも、主人公にとっては、良いキャラだし、気前が良すぎるってぐらいだけど...
(気前が良すぎて胡散臭い人魚の女王。)
例に漏れることもなく、この人も美人。
気高く威厳がある印象。
ここでオーブを受け取って冒険を続ける主人公一行。
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