『The Haunting of Bly Manor (2020)』
<個人的な評価:10点中6.5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
公開前から楽しみにしてたけど、期待していたぶん、ガッカリ。
『The Haunting of Hill House』は大好きなドラマだったけど、これは、ちょっと私にはあわなかったな。
Turn of the Screw という小説が元ネタで、Turn of the Screw は、なんども実写化されていて、私も過去に観たけど....
これは、それ以下だ。
ドラマにしたぶん、長ったらしい上に、オリジナルを今どきのポリコレ風に改変している様子もうかがえる。
すっごくつまらないわけではないし、最悪!というわけでもないけど、総合的にみて、ペースが遅すぎる。蛇足が多い。長ったらしい。
冒頭は、年配の女性が、とある怪談を語るところから始まるんだけど...
あんたの話、なげーーーーーーーーよ!!!!っと、全て終わったあとに、突っ込みたかった笑。
私が過去に観た、Turn of the Screw と大まかに違うのは、Lady of the Lakeという存在かな。
屋敷のホラー現象の元凶(=Lady of the Lake)が、このドラマにはある。
けど、この元凶の真相の解明までにいたるのに、ペースが遅すぎる。一々キャラの過去とかやっているんだけど、どれも、個人的に興味がもてない。
で、元凶の、Ledy of the Lake に関しては、8話で全て解明されるけど、まあ、それも説明が長ったらしい。
あと、このドラマ独特のもので、オリジナルの改変は、やっぱり主人公の家庭教師かな。
オリジナルでは家庭教師が、子供たちの叔父に片思いして、そして片思いをこじらせてしまう設定なんだけど、このドラマでは、家庭教師は叔父に恋愛感情は一切なく、その上、レズビアンなので、屋敷の庭師と良い感じになる。
毎回毎回、Netflixは、レズだの何だのをいれないと気がすまないようだね。
個人的に、別に、レズ設定はいらんだろと思った。あくまで、個人的にね。
巷で、ゲイがいようがレズがいようが、本人らの問題だから、別に好きにやってくれって思うけど、それを他人がみてどう思うかも他人の自由であるし、私の場合は、生理的に無理。
もちろん、悪!!とは思わないけど。(未だに、そういうのが、犯罪だっていう国もあるけど。)
けど、私が、レズのキスシーンをみて、嫌悪感を抱く生理的な感情、それはどうしようもない。職場で仮にそういう人がいても、仕事には支障ないはずだし、レズにかかわらず、職場でイチャイチャしたら問題だから、男女でも嫌悪感わくけど。だから職場では、仮にレズがいても、そんな事で差別しないけどさ。けど、プライベートでは、私にだって好みがあるし、どんな人と友達になるか、どんな人と付き合うかは私の自由だからね。最近のLGBT団体(&クソフェミや、ポリコレ関連の連中)は、生理的に嫌悪感を抱くのも差別だ!!って、人の生理的現状や、好みにまで難癖つけてくる。好みも苦手も人それぞれだから、放っておけよ笑。自分の自由を認めてほしいなら、他人の自由も認めろ、他人の好みに一切干渉すんな!!!!って心底思う。
まあ、でも、GoTで、女同士(娼婦とか乱交趣味の人達とか)がキスしても、特になんとも思わなかったんだけどね笑。まあ、あれは職業が娼婦だったり、乱交が趣味の人達だったし、ファンタジー世界っていうのもあって、逆に面白い目線で見てたけど。
ただ、ガチのレズはちょっと。
今回は、最初は、本当の純粋な友情を期待してただけに、またレズかよ!!!って思った。
最近のNetflixは、本当に油断ならない。
私は個人的な好みとして、Bromanceや、男同士の友情、女同士の友情、(男女の友情も)が好きなの。
性愛が一切ない、純粋な友情が好き。
で、男と女だと、それが難しい場合が多いけど、同性だったりすると、真の友情だなーて思って共感したり、ほんわかする。昔はそういうのが多かった。
けど最近は本当に油断ならない。
友情だー!って思ったら、レズだったり、ゲイだったり。
恋人同士であって親友同士なんだろうけど。
でも、一々、そういう性愛絡めるのが、私は個人的に嫌。
性愛が入る事で、せっかくの友情が汚された気分。
しかも、それを純愛としてかく風潮がね...笑。
ポリコレ...
なので、オリジナルの設定を一切無視して、家庭教師をレズにしたのは、うーん、個人的には蛇足。
で、個人的には、もっと子供たちにフォーカスしてほしかったな。
子供たちの演技は良かったし、子供たちについては、もっと詳しくみたかった。
あと、主人公の前任の家庭教師が、このドラマでは、黒人女性になってた。
これもポリコレ意識したのかなと思えばそうなるけど、私はそこは別に気にならなかった。
どんな人種の人が演じててもいいと思うキャラだし。
で、改変といえば、性格の改変かな。
オリジナルでは、恋愛脳ビッチな感じが強くて、子供たちの事を本気で想っていなくて自己中だけど、このドラマでは、恋愛脳ではあるけど、優しい人で、子供たちの事を愛していて、乗っ取りに反対していた。
この改変は良いと思う。
他にも探せば色々と改変はあるけど。
まあ、とにかく、長ったらしい。
個人的に、屋敷の呪いの元凶や真相について知りたかったから、最後までみたけど、ペースが遅いので、けっこうしんどかった。
屋敷の呪いの元凶、Lady of the Lakeは自己中な女だなーという印象。
あんなに仲良かったのに、自分の妹への愛はないのか。
少しは妹に財産を残してもいいと思うし、介護をしてくれた妹を虐待するのではなく、優しく接してあげる事だってできたのに。病気で余裕がなかったのかなーと思うけど、やっぱり、なんか同情できないし、強欲でプライドが高く、自己中な女だなと思った。
優しい女性だったら、自分が死んだあとは、自分の意思で、妹に夫と再婚させ、娘を任せるという方法もあると思う。
綺麗事かもしれないけど、実際、そういう優しい人もいるんだよ。
ただ、もし、彼女がそういう優しい女性だったら、そもそも幽霊にならないし、もう平穏に天国にいっているだろう。そして、この屋敷は呪いとは無縁だろう。
彼女が、強欲で自己中な女性だから、死後、彼女の念が、この屋敷に憑りついてしまったんだろうね。
そして、最後、主人公の家庭教師が、Lady of the Lakeの後を継いで、Lady of the Lakeになってしまった。
でも、家庭教師は、優しい女性だから、もう誰も犠牲にならない。彼女一人が犠牲になっただけ。
そんなストーリーだった。
オチはいいし、最後も上手いぐらいにまとめたけど、特に感動するポイントはなく、ただ、まあ...子供たちが無事に成長して、叔父も子供たちを素直に愛せる人になって、家族の絆が戻ったのは良かった。
子供が死ぬエンディングじゃなくて良かった。
ちなみに、アメリカにいる親友とこのドラマについて語ったけど、やっぱり親友同士似た者同士だな。
私の感想とすっごく一致。100%一致だよ。
アメリカに住んでいるアメリカ人でさえ、ポリコレにはうんざりだよ。
そして、それとは関係なく、普通にこのドラマのテンポが遅すぎて、ガッカリ。期待してただけにガッカリ。
でも、そこまで酷いドラマではなく、期待ハズレだっただけ...って事だね。
I talked with my bestfriend in US about this TV series and we had exactly the same thought !!