シンガポールにて〜旧正月のYee San
私は今回の旧正月は母の実家、シンガポールに帰っていませんが、母から写真送られてきたので、ちょっと紹介!食べてないし行ってないけどね仕事があるから。
GALA DINNERのコース料理の最初に出てくる旧正月限定の前菜!
Yee San(魚生/イーサン)とは
Yee San(魚生/イーサン)とは
(正月に食べる前菜。
日本でいうおせち料理。
家族全員の箸でこれをかき混ぜるのが文化。)
日本でいうおせち料理。
家族全員の箸でこれをかき混ぜるのが文化。)
中国系の食べ物でありながら、マレーシアとシンガポールにしかありません!!
だから、本土の中国にはないみたい!?
家族全員が、そろったら、いっせいにみんなが箸で高いところからイーサンを混ぜ、「ローヘイ、ローヘー」と言いながら、ぐちゃぐちゃに混ぜます!
そして、健康、長寿、家内安全、商売繁盛、金運などを願い、お世話になった家族に感謝をして、今年の抱負を宣言します。
もちろん縁起ものなので、それぞれの食材にも意味があります。
例えば、揚げ物もありますが、色合いからして、金を表します。
また、大根の葉は、若さと健康を保つという意味。
他にも色々縁起食材がありますが、全部の意味は知りませんが、とにかく、めでたい!
さて、正月といえば、お年玉。
日本とは違いますよ。
日本では、大人が子供にあげるイメージですが、旧正月のお年玉は、子供だけではなく、既婚者から未婚者へあげるのが基本。そして、成人した子供は、両親にもあげます。
私は帰国してないけど、早めに両親に10万あげました。(相場は人それぞれ。1万の人もいれば、100万もいますので気持ちです。)
また、運転手さん、お手伝いさん、マンションや自宅の警備員さんにもあげます。
とにかくお世話になった人に、赤色で装飾された封筒に入れて配るんです。
そうお気づきでしょうか。既婚者から未婚者へあげるので。実は私も未婚者なので両親からもらってます。
こっちが両親にあげてるのに、もらったら意味ないじゃないか笑。意味はあるんです笑。
お金というより、運を分け与えるという意味ですね。
で、私は既に長年付き合っているけど結婚していない(する予定もない)彼氏がいるので、いい加減お年玉はいらないといっているんですが、一応未婚者なので、叔父叔母、年下の従姉妹からももらってますわ。いいかげん恥ずかしいけど、それが文化です。私は帰国してないけど、母が全部、そのお年玉を、とっておいてくれてます。ちなみに、母の従姉妹で未婚の彼氏もいない60歳のおばさんがいるんですが、いまだに既婚者の家族全員からお年玉もらってますよ笑。
ちなみに、相場。これも人それぞれですが、甥っ子や姪っ子なら、日本円で、2000円〜10000円。
友達の子供とか遠縁とかは、日本円で、500円〜3000円。
お手伝いさん、運転手さん、警備員さんなどには、大体、300円〜10000円。(住み込みのメイドや専用運転手とかだったら、けっこう奮発して10000円ぐらいですかね。)
ちなみに、今の時期、コロナウイルスが流行ってるので、中国に行こうなんて人はいないと思うけど、シンガポールは日本より感染者数少ないし、政府も日本の3倍以上は厳しく対処していて安全なので、ぜひ遊びに行って向こうのカルチャーを体験してみてください。お勧めの国です。